良く晴れて北風の吹く、爽やかな一日になりました。
午後になって、マギーとジャスミンが訪ねて来てくれました。
しばし、熱中していた芝刈りと除草の手を休めて、四方山話に花を咲かせたのですが、
良いタイミングに来てくれました。
◇鳩山町のO家で居候を続けているマギー、すっかり家庭犬になりきっているようです。
O家の仕事柄、あちらこちらとアウトドアに連れ出して貰っているようで楽しそうな素振りを見せていました。
◇久し振りに運動場に来たジャスミンとマギーです。
懐かしい匂いはないか?新しい匂いのもとは何なのか?偵察に余念のないマギーちゃん。
サークルの中のジョリーは、図々しい態度のチョコレートのおばさんに少し引き気味、、、、。頭の良い子です。
◇よいこらしょっと。
マリアのサークルの前でどっかりと腰をおろして、背中を預けます。
普通なら気を引こうとチョッカイを出す筈のマリア、一寸手を出しただけで知らんぷり。
マリアもジョリーに劣らず、賢い処を見せてくれました。
◇半分強制的にウランのサークルに入れられてしまったマギー。
ウランは盛んにマギーに纏わりついていましたが、度が過ぎて叱られてしまいました、、。
その後もめげずに纏わりつくウランに、さしものマギーも、「マイッタマイッタ・・・」、O家の居候で随分とオトナになったものです。
◇子供好きなジャスミンは、あらゆる仔犬から一目で気に入られます。
マギーには余り関心をよせなかったマリアは、ジャスミンの傍に寄りたくて、、、、サークルの端から端までを使って追いかけてい
ました。
面白い事に、ブラックの犬は同じブラックかチョコレートの被毛の犬と気が合うようです。
イエローの犬は、ブラックやチョコレートの被毛の犬より、同色のイエローの犬と気が合います。
家の子だけのものでしょうか??
◇腿の外側とお腹に、小さなモーパッサンが幾つかあるジャスミン。
以前動物病院で細胞を調べて貰いましたが、いずれも脂の固まったもので、いわゆる良性の腫れものでした。
今日観察した限りでは大きくも小さくもなっていない様子で、放っておいても大丈夫でしょう、、。
若かりし頃、「太目の時期」が少し長かった様です。
◇加齢に伴い、特にラブラドール種(他にボクサー、ゴールデンレトリバー、ボストンテリア、テリア、ビーグル、シュナウザー等に
多い)には、脂肪腫や肥満細胞腫が出来やすいと言われています。
牡よりも牝に、痩せている犬よりも太っている犬に多く発生しますが、肥満との因果関係は不明とされています。
我が家のメンバーで脂肪腫が出来ているのは、ベスとクラウスの二頭だけです。(いずれも10歳を超えたポンコツです。)
しかし、発生の原因が判らない以上は、、防ぎようがありませんねぇ~。
◆人間の場合、どうして肥満になるのか、そのメカニズムはある程度解明されています。
〇体内の脂肪の量は脂肪細胞に蓄えられている脂肪の総量です。
人体の脂肪細胞の数は成人で250~300億個と言われています。
肥満の場合、この一つ一つの脂肪細胞の中に蓄えられている脂肪の量が普通の3倍にもなります。
更に、この脂肪細胞の数が多くなればなるほど体脂肪の全体量も多くなり、太りやすくなるわけです。
〇肥満になる人には、こんな過去がなかったでしょうか?
妊娠末期の妊婦が、脂肪・炭水化物を中心とした過剰な栄養素を摂取すると、胎児の脂肪細胞(白色細胞の数=脂肪を蓄積する
タイプの細胞)が増加します。
そして更に、生後一歳齢の乳児が脂肪・炭水化物を主とした余分なエネルギーを摂取すると、やはり白色脂肪細胞の数が増えます。
その結果、肥満に移行するといわれています。
このような増殖型肥満が小児期に発生し、そのまま成人肥満になるときには、肥満細胞のサイズも大きくなり、重症の肥満になりや
すいのだそうです。
〇人間には一生のうちに3回、脂肪細胞の数が増える時期があるそうです。
一度目は妊娠末期の胎児期、二度目は生後1年の間、そして三度目は思春期、以上の三回です。
いったん増えた脂肪細胞の数を減らすのは不可能に近く、これらの3回の時期に脂肪細胞の数をできるだけ増やさないようにする
必要が、肥満に至らせない工夫として有るわけなんですね~。
〇もう一度確認、出生2~3カ月前の肥満の妊婦では、その胎児も栄養過剰となり脂肪細胞の数が多くなります。
当然、子供の生まれた後の肥満が運命づけられてしまいますので、妊婦さんはくれぐれも肥満にはご用心というわけです。
※肥満細胞の数を増やさない様な努力をすれば、脂肪腫や肥満細胞腫をなくす事(少なくする事)が出来るのではないかと言った
考え方は、いかにも安直でポンコツ的ですが、ラブラドールの繁殖を考えた場合、実践してみても良いかな~なんて思っております。
いずれ何年かして、後々参考になるデータが判り易いかたちで作成できれば良いのですが、、、、、、。
「妊娠犬を太らせない」と言う事はいつも言っている事ですが、今我が家に飼われている犬達に(ベストクラウスの他)脂肪腫などの
腫れものが確認できる個体はいないのです。
皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます~。
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