★★★ 子犬達～土曜日・・・

秋晴れになりました。
日中の外気温は３０度まで上がり、直射日光下で遊ぶ犬達は暑そうにしていました。
そんな大きな犬達（成犬）を眺めながら、仔犬達は実にのんびりと、、、寝たり起きたり、、、。
葭簀（ヨシズ）の半日陰のサークル、二頭づつの仔犬達が入れられ時々観察されています。
（サークルの一面は、２メートル×４メートルの平面積です⇔成犬二頭を管理するのに適した広さです。）

　　　　　　
◇生後８１日目の６頭の仔犬達。
毎日１０：３０頃から１６：００頃まで運動場で過ごします。（休止時は建物内）
何の変哲もないコンクリート下地のサークルですが、仔犬達が健康に育つための工夫が幾つか施されていいます。
　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　
　　　　　　
◇前胎（ジャック達）に比べて、今度の仔犬達はまとまりがありそうです。
酷暑を乗り越えて（今年はそうでもなかったので助かりました）、間もなく寒暖差の大きくなる秋を迎えます。
子犬達が良く育って来るのはこれからです。
なので、毎日がワクワクと楽しいんですが、一般の方にはそんな気持ち、判らないですねぇ～。

◇子犬譲渡のお知らせ：間もなくウェブサイトのリニューアル（そんなに大袈裟なものではなく、雑然として判りづらい今のサイト
を簡略化したものです。期待しないで下さい）がおわります。
そろそろ一般の方向けの仔犬譲渡のお知らせを兼ねて、アップ出来たらいいなぁ～と思っています。出来あがったら見て下さい

 

 皆さまも、今日もご愛読下さいましてありがとうございました。
これからも、気長にのんびりと読んでいただければ幸いと存じます～。
「ラブラドール」に関して、気になる事やご相談事等がありましたらお気軽にメールして下さい。
出来る限りお役にたてればと思っています。

一息つかれましたらワンクリック宜しく御願いいたしま～す。

そしてトリプルスターのカレンダーは此方ですご見学希望の方は、ご参考に願います。

★★★ ウニモグと名付けたかった～金曜日・・・

どうも朝方雨が降ったみたいですね。
草や芝が濡れていて、犬達にとって「楽しい朝」となったみたいです。
それでも、給餌を忘れてまで遊びまくる奴がいなかったのは、流石ラブラドールでした。
全員、いつにもまして５～１０％ほどフードの量を増やしてあげました。
犬達にとっては「スズメの涙」の様な量ですが、給餌を増やす時のコツは徐々に徐々に、、、なんです。

　　　　　　　
◇毎日、午前中だけ運動場にご出勤のマギーちゃん。数日前から、目に見えてお腹が太くなりました。
それもその筈、１０日ほど前からご飯の量が増えていたのですから、、、。
と、理由はそれだけではないのですが、、、、、、、、、、、。
　　　　　　　
◇チョコレートラブにとって、夏は一人勝ちするシーズンです。
黒や黄色のラブ達が、薄着（換毛）になって見る影も無くなるのに比べ、チョコレートの特徴である豪華な被毛を惜しげもなく
見せつけられるからです。（チョコのラブも勿論換毛しますが、他のカラーのラブに比べて被毛の質が格段に良い特質を持っ
ています。被毛の質が良いと言う事は皮膚の健康度も高いと言う事と合わせて考えられます。）
　　　　　　　
◇そうは言っても、チョコレートの特質としての良質な被毛を持った犬（チョコレートの）が何処にでも居るわけではありません。
黄色のラブラドール以上にみすぼらしい被毛を持った個体も、彼方此方にとても多く存在します。
殆どが、チョコレートの遺伝子を無視した繁殖の結果と言わざろうえません。
　　　　　　　
◇マギーは５か月になる頃（２００６年３月末）、ウェールズの山の中で発見されました。
最初に彼女を見た時、メルセデスのウニモグを頭に浮かべたポンコツでしたが、何ででしょう？
実はもう一頭、シルエットの綺麗な人の目を引く姉妹がいました。
かの地のブリーダーは其方（カブリオレの様にハイセンスな美形）を勧めてくれたのですが、へそ曲がりのポンコツは
ウニモグのように頑健そうな彼女（マギー）を敢えて選んで連れて来た経緯（苦労した、いきさつ）があります。
　　　　　　　
◇華やかなドッグショーなどでいきなり活躍する様な洗練された個体よりも、クラシカルなオールドスタイルの個体に妙に惹かれる
ポンコツなのです。
そういう風に見える個体の方が、変にいじり回され過ぎていない為か良質なあらゆる（ラブラドールの）特質を完全に近く残している
様に思えます。
（ひいてはその後のブリーディングにあたり、計画性を十分に持てるマテリアルであるとも言えますでしょうか。）
　　　　　　　
◇実は彼女妊娠しているんですね～。受精卵が着床する頃を見計らって、ウニモグの様にそこら辺を走り回らせています。
受精卵（弱い）の着床を妨げる目的と言うか、仔犬の数をできる限り少なくしたい気持ちもあります。
彼女の行動の特徴は、目標地点へ向かわせた場合ほぼ「直進する」と言う癖（と言うか、気持？）を持っている事です。
一度でもその様子を見た人は納得する（殆どの人は、呆れる！）のですが、途中に川があっても、田んぼがあっても、椅子
やテーブルのたぐい（障害物）があっても、それらを平気で乗り越えて直進すると言う事です。まるでウニモグの様に
　　　　　　　
◇毎日運動場に運ばれて来て、気儘に一時間ほど遊ぶと勝手に車に戻り寝てしまいます。
人もそうですが、妊娠中は食べている時以外は眠いものなんですね、、、。
　　　　　　　
◇チョコレートのマギーは、以前ブログにも載せたように、非常に健康度の高い個体と言えます。
他の普通の犬達がコンディションを崩したり（黒い鼻が脱色したり、皮膚炎や外耳炎等になってしまうような）する様な、湿度の
高い劣悪な環境に置かれても、健康を損なう事は一切ありませんでした。
「天は二物を与えず」と言いますが、ポンコツの見る処マギーと言う犬は二物も三物も持ってきた犬の様に思えます。
やがて生まれてくれるであろう子犬には、マギー以上に「泥臭く賢い」子供を期待したいものです。

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★★★ 食欲の秋を迎えて給餌量は？～木曜日・・・

晴れて気温は少しですが上昇した様です。でも暑く感じる事はありませんでした。
もうこれからは、そうは暑くならないのでしょうか？
運動場で遊ぶ犬達にとっては安心して過ごせる秋の気候になりつつあるようです。
運動場周囲の田んぼの稲は、たわわに実ってこうべを垂れ刈り取りの好機を待っています。
見渡すところ一面黄金色に変わりつつある田圃、今年は「豊作」の様ですね～。お腹も空きます～
　　　　　　
◇子犬達の食べ物が、離乳食用のベビーフードから子犬用のものに替わりつつあります。
依然として食欲は旺盛で過食に傾きがちですが、便の状態などを観察しながら適量を判断しています。
気温が下がった事により、飲み水の量を細かく加減する必要もあります。
子犬の要求のままに飲ませていると、給餌が適量でも軟便傾向になってしまいますからね、、。
　　　　　　
◇過ごし易くなった気候のせいだけではなく子犬達の親離れの成長傾向からも、肩の荷が下りた様子を見せる母犬アンジェラ。
仲良しのサリー達と気儘に過ごさせる事を心掛ける様にしています。（ご苦労さん）
給餌の質は、脂肪分を抑えてタンパク質の吸収に主眼を置いたものに変えました。
　　　　　　
◇今のアンジェラの被毛は、普通に暮らす犬達の被毛に比べ極端に薄くなって肌の色が透けて見える程の状態です。
脂肪の多い給餌を続けていると、アレルギー症状を起こしかねません。脇腹や肩の肉づきなど毎日つまんで調べます。
このままなら週末にシャンプーしてあげれば、冬毛への生え替わりに効果的なタイミングと言えるでしょう。
　　　　　　
◇こちらの意図を知ってか知らずか？しきりに背中を芝生にこすりつけているアンジェラ。
芝のチクチクが肌に気持ちが良いのでしょう、本能的に肌に刺激を与えて発毛を促しているとの見方は、果たして見当違い
でしょうか？
　　　　　　
◇もともと「匂い付け」の行動をとることの多いアンジェラ。
　　　　　　
◇大地（土）や芝にはバクテリアが多く存在し、犬の身体にはとても良い影響を与えてくれます。
砂や土にまみれたり、草や芝の露に濡れる機会の多い犬達ほど「強くて豪華な被毛」の持ち主となります。
家庭で飼われている犬達も、機会ある毎に清潔な大地に触れさせてあげると健康維持に繋がるでしょう。
ドッグランや犬の出入りの多い公園などの大地では効果が薄く、出来れば郊外の土手や草原など目指すと良いでしょう。
但し、ダニの発生時期に注意して下さいね～。
（良い機会なので、ロングリードの扱いに慣れて下さい。他に人や犬が居なくても、リードを離すのはご法度ですよ！）
　　　　　　
◇今週に入ってから急に（極端に）犬達の食欲が旺盛なものに変わりました。
犬舎から外への出入りの時、少しでも隙を見せるとフードストッカーの蓋を持ちあげて首を突っ込む強者も現れ始めましたから。
※食糞癖があらわれるのは今の時期からが多いようです。お腹が空くと食べちゃうんですね～排便時は特に注意して下さい。
気温が下がった事より、むしろ湿度が下がった事の方が犬達の食欲を高めている様に見えます。
湿度が下がれば過ごし良さは増して、気分の高まりに連れるように活動量も増えてエネルギー発散の好要因となっています。
活動量が増えれば、、、犬達に限らず、お腹も空きまする～。
　　　　　　
◇週末にかけて試験的に犬達ごとの給餌量を調整（見直し）してみましょう。
週明けには、秋から冬にかけての「給餌量の目安」をオーナーさん宛にメール配信したいと思っています。
そう言えば、数日前に北海道から給餌に関しての問い合わせがありました。
北海道⇔寒い！とばかりの感覚では、判断に間違うのでは？と考えています。
ポンコツの知る限り、冬の北海道の家庭の室温は、想像を絶する暖かさだった様に思うのですが？
（確か、Ｔシャツ一枚でも過ごせる様な、、、、、、、、？？）

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★★★ 子守役のサリーの役目～水曜日・・・

どうもお天気がすぐれません。
気温は低く安定して来たようですが、湿度ももう少し下がってくれると助かるのですが、、。
隔週の水曜日は「不燃物」回収の日です。
洗いながら使って来たマットを思い切って新しいものに取り替える事にしました。
廃棄するマットは「不燃物処理」の袋５個に納まり、エッチラオッチラ集積所に運ばれました。
一昔前は、「女房と畳は新しいに限る」なんて事を言いましたが、新しいマットが敷かれた犬舎はグンと明るくなりました。
今の時代冗談にもそんな事言ったら、どうなるかは、、、目に見えていますよね～。
（本音は一度替えてみたいとも、、、、思うのですが、クワバラクワバラ、、、、、、、、）

　　　　　　　
◇気候が涼しくなって、アンジェラの子供達は良く遊び良く食べてすくすく育っています。
　　　　　　　
◇三つのサークルに二頭づつ入れられて遊んでいるのですが、連日サリーが子守役を買って出て呉れてとても助かっています。
母親のアンジェラも仔犬達とは良く遊ぶのですが、産後と言う事も有っていささか疲れが出て来ていて、全ての子と遊ぶには
荷が重くなってきているのです。
　　　　　　　
◇子犬達はいま大事な社会化期であるとともに、適度な運動を必要とする時期でもあります。
子犬達だけだと運動も限られたものになってしまいますが、子守役の面倒見の良さがそれを補ってくれるので助かるのです。
　　　　　　　
◇子守役は牝に限らず牡も行ってくれます。
ですが、仔犬が小さな頃に限っては牝が行うことの方が（長い時間遊べて）適している様です。
　　　　　　　
◇腹這いになって遊んでいるのは、鋭い歯の仔犬の噛み噛み攻撃から腹部（おっぱい）を守っている為なのです。
そのかわり、顔や尾や首などは平気で噛ませてあげています。
　　　　　　　
◇噛むと言う行為は犬として先ず覚えなければいけない基本の行為なのです。
手の使えないイヌ属は噛むと言う行為が、掴む事であり、抱きつく事であり、血が通っているものなのかそうでない物なのかを
見極める大事な原始的行為なのだと思われます。（噛む事を覚えて犬は成長します。）
　　　　　　　
◇攻撃したり、ものを食べたりする事だけに口を遣う犬種と異なり、回収犬として改良されてきたラブラドール種は上手な口使
いの犬でなくてはいけません。
子守役の成犬は怒ったりする事も無く、上手に噛み噛み攻撃をいなして、子犬達の口遣いの発達を助けています。
人間が子犬を飼う時に一部の飼い主は「あま噛み」に悩まされる様ですが、上手にいなして子犬を育てて欲しいものです。
　　　　　　　
◇写真には茶色の棒切れが写っています。子犬達に噛む事を教える玩具（補助具）として与えられた物なんですね。
２０センチ程の長さの木（梅の木）の枝ですが、子犬達の成長に伴い太さは徐々に変わっていきます。
子守役の犬は子犬が上手に遊べるようになった頃を見計らって、この枝を巧く使って仔犬達と遊びます。
獲りっこから始まる遊びは、子犬の独占欲を高めたり、回収し運搬する事を覚えさせたり、噛む事の力加減を理解させたり
しています。
　　　　　　　
◇子守役の犬の行動を見ていると、子育てする立場に立つ人間の学ぶべき点が何なのか、良く判ります。
教えられなくても自然とそんな事が出来る子守役の犬を「偉い」と思う瞬間ですね～。
　　　　　　　
◇「子守役の犬」の意欲にも「限界」があります。
限界点は犬によって異なりますが、人間が上手く見切って遊ばせる時間をコントロールしたり休ませたりします。
子犬が大きくなるに連れ、良いタイミングを見計らって子育ての上手な牡と遊ばせる事も大切です。
その内には「老犬」の出番も出て来て、、、、人に飼われる犬として良い犬に教育されていく仔犬達なんですね、、、。

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★★★ 秋のホームカミングディーは～火曜日・・・

月が替わりまして、九月に入りました。
台風一過抜けるような秋の空は残念ながら拝めませんでしたが、
心新たに今年後半戦のスタートです。
雨で流れた施設の整備や、風で吹っ飛んだ用具の片付けに追われた一日でした。
犬達は皆きげんが良く、忙しそうに動き回るポンコツを興味深そうに眺めていました。
油断大敵、どうも静かでおかしいなと思っていましたら、札付きの牝がフードストッカー
に頭を（と言うより、上半身を）突っ込んで、お腹を膨らませていたのにはヤレヤレ
波乱含みの（後半戦の）予兆でしょうか、、、？

◆ところで今日は、業務連絡の様な内容のブログになってしまいました。初めにお詫び申し上げます
　　　　　　　
◇後期の大イベントであります『秋季ホームカミングディー』を内定しました。
　　　　　
◇１１月１日、日曜日に行います。雨天の場合の予備日は３日「文化の日」としました。
　　　　　　　　
◇開催方式は今年の春と同じやり方で行います。⇔会場広場を皆さんの車でぐるっと囲むようにして、各自の席を確保して下さい。
　　　　　　　　
◇参加する皆さんの楽しみは様々ですね。兄弟同士の再会や、親子の再会であったり、、、、。
　　　　　　　　
◇犬舎の歴史とともに、そろそろ他界する犬達も出て来る時代がやって来ています。
残念な事に、この写真の中にも既に「虹の橋」を渡って遠い世界に旅立った子がいます。
　　　　　　　　
◇これからは益々「出会いの大切さ」を思いおもいに噛みしめながら、一日を楽しむようになって行く事でしょう。
　　　　　　　
◇私達ブリーダーとしての立場からは、ブリーディングした犬達がどの様に育てられてどのように年をとって行くのかを目の当
たりに観察出来る「意義ある一日」である事に変わりありません。全ての皆さま方（飼い主さん達）に感謝感謝の一日であります。
　　　　　　　
◇参加の皆さんは、毎回何がしか学ぶ事が有ると思いますし、何より幸せそうな犬達を見て安心するのではないでしょうか？
　　　　　　　
◇今回も楽しい企画を盛りだくさんに行いたいと考えています。どうぞ今年後期のご予定にＨＣＤを組み入れて戴きたいと
存じます。
　　　　　　　
◇２００９年『秋季ホームカミングディー』
〇開催日時：１１月１日（日曜日）１０時スタート～１５時閉会です。
　《雨天の場合の予備日は３日文化の日といたします。》
〇開催概要：会費（大人１０００円・子供小学生以下５００円を予定）
〇お弁当は各自ご用意下さい。会場全体が禁煙です、アルコール類はお出しいたしません。
〇開催詳細は今後主にメール配信によって随時知らされます。
〇躾け・健康管理等の専門分野から、ゲストをお招きする予定です。
※インフルエンザのまん延などが心配される昨今ですが、皆様と愛犬達の健康を祈念し沢山の皆さんが楽しくつどうことを
心から願っています。
※新たな手法での開催を目指しています。前日の会場準備と当日のお世話係など「お手伝い」して下さるスタッフを募ります。
メールまたは電話にてお問い合わせ下さい。

 

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