酷暑は和らいだが
昨日は雨
今日も朝から雨模様
連日の猛暑に
疲弊しきった身体には、
一息付けて ありがたい。
四回目のワクチン接種で副反応が出てしまったKko-さんは、
まさに青息吐息の状態で子犬の世話などにあたっている。
気の毒ではあるが、しずかに回復を見守るしかない。
犬達は賢く、心配そうな顔をして手を掛けないように
気を遣っている様子が見て取れる。
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若犬達の夏の育成
我が舎には
二頭のスタッドドッグ(種牡)候補生がいる。
ときどき登場する
ウィリアムとジェームス
体力と知力のつり合いがとれてきたので、
二頭を一緒に扱えるようになった。
負荷運動を行う場所に多少の工夫を凝らせば、
余り手を出さずに、放っておいても適度な運動が
入るので人間の方はだいぶ楽になって助かる。
このランには茅(ちがや)を生やして、
一部は普通通り短く刈り込み、一部は伸ばしておく。
チガヤと言う植物は想像以上に腰の強い草で、
深くのびた草叢に入ると相当に足腰の強い牡犬でも、
走ることはかなり難しくなる。
毎朝、雨が降っても風が吹いても晴れていても、
二頭の若犬達は概ね一時間(60分)ほどをこのランでの遊びに費やす。
最初の数日、
遊び終えて個室に収納して暫く経つと、喉の渇きを癒そうとして
食べた草を(おえっと)吐きまくる。
早朝の草には水滴がしたたり落ちるほどに露がついているので、
草もろともに食べてしまい、体を休める頃になって嘔吐する。
多少なりとも賢くなると、草は食べずに水滴だけを舐めるようになる
のだが、若くて経験の少ないジェームスはやはり吐くことが多い。
チビの頃から賢かったウィリアムには、そう言ったことは見られない。
何事にも注意深い牡なので、交配に使うときなどに思い出してみるこ
とも、良いことなのかもしれない。
スタッドドッグには、
ドッグショーや訓練競技会などに数多く出て、一層の社会化を促し、
マナーを教えていくことが当たり前の手法であるが、様々の要因
から、その機会に恵まれない個体もいるわけで、そう言った個体
には育ての主(ブリーダー)が、その力量に見合った育成を行うことが
肝要であると思われる。
知恵の発達が遅い牡や、体幹及び後肢の弱い牡は、発情した牝に
挑むことが出来ない。
昨今、安直に人の手による交配(人工授精)を行ってしまう風潮を
目にするが、私自身は決してそれを良いこととは思っていない。
人間の手を借りなければ、種を残せない牡は認められない。
※優秀なスタッドドッグは、牝の交配適期をピタリと読むし、
時期尚早の場合や既に時期が過ぎた牝に対しては、プイとして
まったく興味を示さないものです。
〇サンディーランズのエリカ女史は、”マイガイ”がその典型的な
牡であったと話してくれたことがある。
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夏場の子犬育成の肝は
急がず慌てず確実に...
ですね。
おおらかに育てています。
きょう始めてグルーミングテーブルに載りました♀
2022/08/05
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きょうのBGM
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