錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

毎日、毎日、展翅三昧

2015年08月09日 | 昆虫・植物
飼育していると、その数に比例して同じ数の成虫が羽化してきます。
だから・・・
大抵は三角紙に包んで冷凍庫行なんだけど、冷凍専用の大型ストッカーも既に3台目。
老後の楽しみに・・・ なーんて思っていたけど、もう既にキャパ越え。
って言うか、明日の命も分んないのにねぇ。
だから、できる事であれば可能な限り展翅することに決めたんですぅ。
上っていうか画像、左側が先に羽化した個体で、右が昨日、羽化した個体です。
ちょっと大きなサイズで羽化してくれたものの、それでもワイルド個体から比べると、やや小さい。

そして何時もの街灯パトロールで得た、こんなやつらも・・・
いやぁ・・・
このアルテミスの女神さまは子供の頃から大好きなんですよね。
その昔・・・
もう、50年ほど前になるかなぁ?
私が子供の頃、小学校への通学路に国道を横切る歩道橋があって、その歩道橋に併設された水銀灯に集まったオオミズアオ( Artemis )を朝の通学時間に採集するのが楽しみだったんですよね。
しかーし、大抵はコウモリに食べられて羽だけになてるんですけどね。(笑
でもぉ、「三つ子の魂百まで 」なんて、良く言ったもので、この歳になってまでも大好きなんですよね。



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招霊の木

2015年08月09日 | 昆虫・植物
先日、オガマノキの苗木を3本購入しきました。
そして、この3本の苗木のためだけに遠い圃場まで嫌な顔一つせずに取りに行っていただき、本当にありがとうございました。
しかし、そのオガマノキって何じゃい?
なーんて言う人も多いと思います。
蝶の知識がある人であればミカドアゲハが食べる木として既にご周知かとは思いますが、そんなにポヒュラーな木じゃありませんよね。
でも、日本人であれば幼児を除く殆どの人が知っている木なんですよ。
ただ、気付いていないだけで・・・
嘘だぁ!なんて思った人は財布の中から一円玉を出し良く見てくださいな。
一円玉の裏にあるデザインが、このオガタノノキなのですよ。
で・・・
このオガタマノキのを漢字で書くと神霊を招く木を意味する「招霊(おぎたま)木」と書き、その「おぎたま」が転化してオガタマと呼ばれているんですぅ。
おまけに、このオガタマノキは日本に自生するモクレン科としては唯一の常緑木でして、神霊(精霊)を招く木・・・・ 宿る木として古来より神社なんかに御神木として植えられているですよね。
葉を見ると刃先が尖り、年中、青々とした葉を茂らせてるので、もしかすると神事や仏壇にあげられる「榊」や「玉串」などのルーツなのかも・・・
そんなオガタノノキの苗木を3本購入してきたのですが、これを庭の何処へ定植するのか現在、思案中。
できれば娘のカラタネオガタマを切り倒して、そこへ移植したんだけど、こいつを切ったら娘から怒られるだろうなぁ・・・



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予測した通りの展開

2015年08月09日 | 昆虫・植物
ナガサキアゲハとモンキアゲハのハイブリット幼虫が前蛹態から蛹へと変態できずに次々と死んでいく。
まぁ、幼虫の段階で落ちていくのは覚悟していたけど、ここまで来てから死なれるのは、ちょいとキツイものがありますよ。
ん・・・
交配させた個体に無理があったのか?
ここで、いくら悩んでも仕方がない。
年内にも、まだ機会は残されているので、次、いってみよう!


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