今日は朝からマルバネマットの仕込みをしましたぁ。
それも“ちぇり~特製”のオリジナルマット。(笑
廃マットを100均のザルでフルって微粒子だけを集めて、網の目に掛ったマットは細かく粉砕して再び100均ザルでフルイにかける。
まぁ、ここまでは普通の作業。
でも、これから先が、ちょっと違うんだな。
昨年から今年の夏にかけて飼育していたサキシマヒラタやオオクワガタの廃菌糸をマット状にバラし乾燥させておいたものを、再び細かく粉砕してパウダー状になったら先のマットに混ぜたものが、これ!。
まぁ、簡単に語ってるけど、この添加比率は経験と勘頼り。
って言うか、一番のミソってヤツですね。
で!この仕上がったマットに、これまで使って劣化してしまったマルバネマットを混ぜる。
※混合比としては、新しく追加するマットを3割から4割に抑えた方が無難な量だと思う。
均等に混ざったら加水してマット全体に行渡らせます。
そして、ここでの加水量が多すぎると一気に泥化するっていうか本当の意味での廃マットになっちゃいますよ。
だって、元々が廃マットなのですから・・・
左が以前にUPした通常のマルバネマットで、右が今回、仕込んだ特製マルバネマット。
比較すると左のマットに比べて白く見えますが、菌が回って落ち着いてくると次第に左の通常のマルバネマットと同じような色に変わります。
さぁ、後はマットを寝かせて中のバクテリアって言うか菌が落ち着いてガスを出さなくなったらでき上がり・・・
※左が、今回、仕込んだマットで、右が以前に仕込んだ通常のマルバネマットです。
あっ!そうそう・・・
この廃菌マットの添加は両刃の刃っす。
短期間で良好な成長を得ることができますが、その生存率は極端に落ちる上にマットの劣化速度が著しく早い。
だから、この廃菌マットを使った場合は成長期の一時期だけに使用し、以前にUPしていた通常のマルバネマットを早い段階を交換するか、混ぜ合わせて比率を落とすようにしています。
そして最後に、ここ大事ね。
マルバネを飼育するあたっては飼育温度、マットの水分、マット交換によるガスの発生など様々な条件に左右されますので、ここに記しているマットで完璧な飼育ができるという保証は全くありません。
って言うか、どこのサイトでも本当に大事なことは絶対に書きません。(きっぱり)
だって、そんな簡単に書いちゃったら高価なマルバネマットなんて誰も買わなくなりますからね。(笑
要するに企業秘密ってやつですよ。