錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

キバウミニナ

2015年02月13日 | その他の生き物
今頃ですが…
昨年の暮れに採取したキバウミニナ( Terebralia palustris )を整理しています。
と、言うか…
この手の肉って、上手く抜けるやつはスポッ!と抜けるんだけど、大抵が途中で切れてキモの部分が殻頂の奥に残っちゃうんですよぉ。
こうなると後の処理がが大変…
あの手、この手で残ったキモを腐らせたりするんだけど、この時に出る腐敗臭が… スゴイ。
ただ、気温が低いって言うか処理温度が低いと腐敗臭は軽減できるけど、その分、時間も要するわけで… だから、今頃なんですよ。
もちろん薬品処理もできない事は無いんだけど、この方法だと早く処理できる代わりに殻の表皮までも痛めちゃうんですよね。
まぁ、こんな「うんちく」は置いといて。
実は…
このキバウミニナは石垣島で採取したものなんですぅ。
西表島や小浜のものならともかくも石垣島の個体群は1980年代の後半にノコギリガザミのエサとして船浦(西表島)から持ち込まれたものですから元々からの生息している個体群じゃないんですぅ。
ただ、比較用の標本としては使えるので、一応ってことで…


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ヒヤシンスに花が…

2015年02月13日 | 昆虫・植物
昨年の10月頃だっかなぁ?
近所の量販店に買い物に行くと園芸コーナーにヒヤシンスの球根が売られていた。
それも、ワンネットに9個が入ってワンコイン以下の超お買い得価格。
まぁ、その価格に釣られて買ったまでは良かったのですが定植するには、まだ早い。
そこで、その球根を冷蔵庫(野菜室)の中に暫く入れて低温処理をすることにしました…
しましたけど…
見事なまでに忘れ去っていた。(笑
で、それに気づいたのは、ちょっと早めの大掃除の時だった・・・ へへっ
そんなこんなで慌てて9個のうち3個を水耕栽培用ポットにセットし、残りの6個は3ずつ2鉢に培養土に埋め込んでみた。
そして、年も明けて2月になると一気に花芽が膨らんできました。
でも…
球根が少し小さかったせいなのか?花芽か少しばかり貧弱に感じる。
水耕栽培に使った球根は使い捨てになるけど、培養土に埋め込んだ方は来年の開花に期待するしかないかな?

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ウスバも孵化開始

2015年02月13日 | 昆虫・植物
一昨日だったかなぁ?
昨年の5月の末から6月の頭にかけて採卵していたウスバシロチョウ(ウスバアゲハ)の卵を冷蔵庫から出しました。
以前にも、このブログにUPしていましたが、採卵時は100卵近くを産卵させていたにも関わらず侵入したハサミムシの餌食となって9卵に…
まぁ、上手く孵化すれば9卵もあれ累代できるじゃん!なんて思っていたら、そのうちの3個に穴が開いている事が発覚。
ん… マジかぁ。
って事は、残りは6卵。
そして…
今日、その中の一つが孵化したわけですが、この全てが成虫に達しても6頭かぁ…
上手く累代使えるような比率で羽化してくれれば良いんですけどね。

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揚げ雲雀

2015年02月12日 | 
モンシロチョウの初飛びと時を同じくして告天子(ヒバリ)の囀りが始まります。
そして、この天高く舞い上がって囀る様を揚げ雲雀と言う。
こうなると季節は、もう、春本番。
「春は、もうそこまで…」なんて言ってられなくなりましたね。
ん?
そう言えば…
今年の冬は何時だったんだろう?
確か年明けの頃までは23~24℃の中で生活していたものですから、冬っていう覚えがないんですぅ…

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2015年モンシロチョウの初見

2015年02月12日 | 昆虫・植物
いやぁ… 
2015年2月12日の今日、吹く風は、まだ冷たいと言うのにモンシロチョウが元気に飛び始めました。
今年は寒い寒いと言いながらも早く飛ぶんじゃないかなぁ?なーんて思っていたら、予想どおりでしたね。
とは言え啓蟄は、まだ先ですよぉ。(笑

で…
この初見の確認データは下記の通りです。
--------------------------------------
福岡県大牟田市黒崎
2015年2月12日
観察時間 pm‏‎13:27 ~ pm‏‎14:30
♂1 ♀2 計3頭
確認者/このブログの管理人である錯乱坊

※ 福岡県南部における2015年の初見(初飛)記録として、ここに置いておきますので転載などはご自由に…

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ウンコちゃん?

2015年02月12日 | 両生・爬虫類
さぁ、アカハライモリに気を良くしたおバカさんは自分の体の事など考えもせずに次のお山へと出かけたのであった…
車を安全な場所に寄せて止め、再び愛用のLED懐中電灯(GENTOS Super FireX3 SF-553X3)を片手に山の中へと足を踏み込む。
真っ暗な谷でカサッ!カサッ!と落ち葉を踏みしめて歩いていると、フクロウが近くの木でホホッホ・ホッホー(ゴロスケホーホーとは聞こえない)と鳴いている。
そして、イタチか狸だろか?歩いている道脇でガサガサと音を立てて逃げて行くような音が…
正体を確かめようと音の方向へライトを向けるが、時既に遅く、そこには何も存在しない。
そんな騒がしい山道(笑)を昇り、沢にできた水溜りへと出ると、そこが目的の場所。
足元に用心して水溜りをのぞき込むと…… 居ない。
その代わりに、ドクロを巻いたようなウンコちゃんみたいなヤツ…
そう、カスミサンショウウオの卵が二つ産み落とされていた。
この感じたと、昨夜の早い時間に生んだんでしょうね。
でも、そこには親の姿はいない… 何で?
普通だと産後、疲れたメスやメスの争奪戦で疲れ果てたオスが少なからず残っているはずなのに…
まぁ、このところ雨らしい雨も降ってないので一匹のメスに1~2匹ほどの少数のオスで産卵したのかもしれません。
個人的な見解だけど、次に降る雨(まとまった雨量)の日に産卵のピークを迎えるのかも…

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先ずはアカハライモリ

2015年02月12日 | 両生・爬虫類
例年であれば、もう少し早い時期に夜の山へと出かけるのですが、昨年の暮れあたりから体調が宜しくない。
体調管理が上手くできてない時に出かけて、山の中で腐乱死体になってました… なーんて事にでもなってらシャレになりませんからね。
外気温は5℃。
ここ一時の気温の低さから考えると、やや暖かい。
と言う事で…
早速、GO!
そして、現場へと着き愛用のGENTOS Super FireX3 SF-553X3で山道を照らしながら散策。
すると、足元の水の中に黒い影が…
いた!今年も水場に多くのアカハライモリたちが集まってきてました。
最近は昔と比べて環境が悪くなる一方なので、少しばかり心配していましたが、この場所のイモリたちは何とか頑張ってくれているようです。
ならば…
ちょいと気を良くしたおバカさんは、このまま次のお山へと向かうのであった。

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晴れてるぞー!

2015年02月12日 | 風景
予報では今日の福岡県南部は「雨のち曇り」で、0時から6時までの降水確率が60%で、6時から12時までが50%。
おい、おい、ちょいと待てぃ…
確かに霧雨みたいな雨は降りました。
しかーし、その雨はアッと言う間に上がって、今は星が出ますよ。
おまけに月齢22.1くらい(たぶん…)の下弦の月が明々と空を照らしてますしね。
いったい、この予報は、どないなっとんねん
でも、こんな天気ならば行くしかないでしょ!
何処へ?
ん…
内緒じゃないけど、次へと続く。(笑

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孵化しましたぁ!

2015年02月12日 | 昆虫・植物
おっ!卵の一部が黒くなっている
で…
拡大して良く見ると卵の中にいる幼虫の頭が卵殻を透して黒く見えていたのだ。
おまけに、薄らとだけど腹節も透けて見えている…
この調子だと、そろそろ孵化が始まるねぇ、なーんて思っていたら、その脇に孵化したばかりの幼虫がいた。
おめでとう!
さぁ、これがらミカンの葉っぱをたくさん食べて大きく育つんだぞぉ。

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癒してくれるやつら

2015年02月11日 | 釣り(採り)
昨年の暮れ、八重山の島々では暇さえあれば魚釣りに明け暮れる…
って言うか…
滞在中は、ずーっと暇なんだけど。
そんでもって、その釣れるまでの待ち時間にはノコギリガザミなんかを採り、大きいものは当然ながら茹でて食う。(笑
※でもぉ、島で採れるものは全てが島の人のモノ… そんな気持ちで御裾分けを頂くという気持ちを持って、例え採れたとしても乱獲は絶対にしませんよ。
そして、小さなものはリリースするものの、その中から良さそうなモノだけを選び、必要最小限の範囲で連れ帰って飼う。
もちろん、このブログに良く登場するオオクチユゴイやホシマダラハゼなんて言うのも、その一つ…
そんな中で本命としているのが、このオオウナギ。
小さいものは、あちらこちらの河川で良く見かけるけど…
しかし、昔のように1mを超えるような奴は、殆ど釣れなくなったと言っても過言ではない。
ん…
成熟した大きな個体群は全て海へと戻ってしまったとでも言うのか?
と、いう事で、昨年の暮れに釣れたオオウナギは、この個体が一番、大きなものだった。
計測してみると1mには僅かに及ばず97cm。
まぁ、そこ3cmの事だから1年も飼えば直ぐに1m越えの個体になるだろうけど、初代の河太郎サイズに達するまでには、相当な時間を要するんだろうなぁ。
でも、その長い付き合いによって癒されてるんですけどね。


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