錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

アオタテハモドキとアレチハナガサ

2015年11月28日 | 昆虫・植物
数年前、石垣島の真栄里でクマツヅラ科のアレチハナガサ(Verbena brasiliensis)をアオタモなのかタテハモドキなのかは分からなかったのですが、とにかく Junonia と思われる幼虫が食草として利用していたのを確認しました。
まぁ、クマツヅラ科の植物だけにアオタモやタテハモドキの双方が食草として利用しても不思議ではないのだけれど、何故、あの時に幼虫を回収してアレチハナガサを用いて飼育しなかったのかと、今となっては悔やまれるところ・・・
で、今年は石垣滞在中にアオタテハモドキの母チョウを用いて、そのアレチハナガサの花穂に産卵させ、それらから孵化した幼虫の一部をアレチハナガサを食べさせてみると、何の問題も無く順調な成長をしています。
って事は・・・・
アオタテハモドキは、このアレチハナガサに限らず同属のダキバアレチハナガサ(Verbena incompta)やヤナギハナガサ (Vebena bonariensis )なんかも食草として利用していると考えられますよね。
そして、このアレチハナガサなどは帰化植物として大抵の地域に蔓延っている上に水揚げの良さや比較的に寒さに事などから、晩秋から初冬にかけてアオタテハモドキの飼育に十分使える植物になり得るのではないかと・・・
まぁ、タダそれたけの話なのですが、アオタモを低温期型で羽化させたい場合の一つのアイテムくらいにはなるんじゃないなぁ?なんて思いましてね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イワカワシジミが早速・・・

2015年11月28日 | 昆虫・植物
石垣島に滞在中に暇さえあれば林道を歩きながら穴が空いたクチナシの実を探してました。
そう、イワカワシジミの幼虫を得るためです。
で・・・
良く見ると、こんな感じでクチナシの実に穴が空いている。

そして、その穴を撮影していると・・・・
なんとイワカワシジミのケツが見えるじゃないですかぁ。
このケツのサイズだと、そろそろ蛹化でしょうか?

そんな事を思いながら、福岡の自宅へと連れて帰るとクチナシの実から脱出しケースの中で徘徊していました。
何でぇ?
何時もならクチナシの実の中で蛹化してるでしょ?
でも、先ほど見ると体色は薄くなった上に縮んで帯糸まで吐いています。
って事は、このままティシュの上で蛹化でするんでしようね。
まぁ、実の中だろうと外だろうと蛹化してくれれば御の字です。
早く蛹化してくれないかなぁ・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鉢上げの序でに・・・

2015年11月28日 | 昆虫・植物
あのぉ、沖縄の石垣島って平均最寒気温が18.6 ℃と亜熱帯海洋性気候になるんですよねぇ。
もちろん、これは先島諸島の全てに言える事なんだけど・・・・
だから、あの園芸店で並んでいるポトス(オウゴンカズラ)なんて完全に野良化していて、「これが、あのポトスなのか?」って言うくらい超巨大化し、大きいものでは茎の直径が6~7cmあったり、葉っぱの差し渡しなんかも60㎝を越えてるようなヤツを普通に見かけます。
そこで、今回も直径3~4cmほどのポトスのトップを4本選んでアダンと一緒にニャンコ便で送ったてたんですよぉ。
で・・・
そのアダンの鉢上げ序でに、このポトスも鉢上げをしてあげたって分けなんですぅ。
ただ、このポトスにはトップから約6~70cm下から茎を切ってきたので根っこがない。
だから鉢上げなんて言っても正しくは挿し木した状態なんですよね。
ちなみに、スケール代わりに置いたペットボトルと比べると、その茎の大きさが理解できるかと・・・

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

約束は守ったよ!

2015年11月28日 | 昆虫・植物
石垣島へ飛ぶ数日前にアダンの鉢植えに袋がけしたヤエヤマツダナナフシを見ると、ほほ完食に近い状態にまで食べていました。
ここで新しい鉢植えに交換しても良かったのですが、石垣島へ渡航する気持ちが固まってたので、その時に良いアダンを採取してきて与えるという約束をしました。
誰と?
そりゃ、中のツダちゃんとですよ。(笑
そして、そのアダンを石垣島からニャンコ便で送っていたものが一昨日に届き、昨日、鉢に上げたのでした。

そして・・・
鉢上げと同時に、そのアダンに袋がけして早速、ツダちゃんをおひ引っ越し。
ちゃんと約束は守ったよ。
だから、卵をたくさん産んでくれよな!
なーんて言いたいところなんだけど、もう、程々で良いよ。
だって、総数の一割が孵化しても、そこそこの数になるので、正直言って、もう、これ以上の卵は要らないんたなぁ・・・
けど、このまま標本にするのも可哀想だから、取敢えずは、このまま飼育続行って事にしたんですぅ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

咲かなかった・・・

2015年11月27日 | 昆虫・植物
昨夜あたりに咲くんじゃないかなぁ?
なーんて思っていた夜香木の花は、この気温からか? その花を咲かせることはありませんでした。
ん・・・
今夜は咲いてくれるかなぁ?
もう、寒気の馬鹿ヤローーーーー!
寒いのは大っ嫌いだぁーーーーーーーっ!

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒っぶ~い!

2015年11月27日 | 雑記(ひまつぶし)
ここ福岡南部は福岡といえども雪が降らない・・・ いや、降り難い。
げと、寒い。
ホント、先日までクーラーの効いた部屋で半袖姿での生活だったのに同じ日本でありながら、ここまで違うかっ!ってね。
雲は厚くて薄暗く、冷たい風が吹く中で雲の隙間からは天使の梯子が伸びている・・・
って、おい!これって真冬じゃん。
いや・・・
間違いなく冬なんですけど、まだ11月ですよぉ。

なーんて思いながら対岸の雲仙・普賢岳を見ると、その頂には白いものが見える。
あちゃぁ・・・
積もってんじゃん。
このギャップどうしてくれるんだよぉ・・・・
また、島へ戻ろうかなぁ?
って言うか、マジで戻りたい。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タマゴウニ

2015年11月27日 | その他の生き物
石垣島の大崎の浜から火山豆石がある屋良部崎までの海岸の約4kmを走破した際に拾ったタマゴウニ。
そして、そんな石垣で採取した小物標本を今頃になってチマチマと整理しています。
って言うか、生き物から優先して手が付けられるものですから、こんなモノは、どうしても後回しになっちゃうんですよねぇ・・・
あっ!殻に見られる穴は良く見ると修復されているようなので、生存時に穴が開くような外傷を受けたものの、その後に修復したんでしょうね。
でも、このタマゴウニって殻が厚いので、これを壊すほどの力となると相当な衝撃だっかと・・・

-------------- Data --------------
タマゴウニ 
Echinoneus cyclostomus (Leske, 1778)
動物界 棘皮動物門 ウニ綱タマゴウニ目タマゴウニ科
沖縄県石垣市-屋良部崎

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再び夜香木

2015年11月26日 | 昆虫・植物
石垣島に滞在中、ベニゴウカン(紅合歓)の苗木を探しに新川の「ガーデンなみき」さんを覗いてみました。
が!しかーし・・・
時期的にベニゴウカンは無いとのこと。
マジっすかぁ
でも、せっかく来たのだからと架台の上に並んだ植物を見て回ると、そこに夜香木の苗木がありました。
まぁ、苗木と言っても、そこそこの大きさでありますよ。
で、そこに表示された価格を見て目が点に・・・
さっ、300と80円ですよ。
分かります?
あの夜香木が、なんと380円。
もう、これは買いでしょう。
って事で、早速、一鉢を購入し、帰宅後に温室で管理していた夜香木を見ると、こちらの寒さでイジケてしまい開花はしないのでは?と思っていた小さな花芽が、今日見ると順調に成長し今にも咲きそうな大きさになってました。
今夜あたりに開花かなぁ?
また、あの甘~い、香りが温室中に広がるんでしょうね。
いやぁ・・・
夜がやって来るのが楽しみです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンボンクロザメ

2015年11月26日 | その他の生き物
この貝は先週に石垣島の電信屋を通り抜けたビーチ(大崎の浜)で拾ったイモガイ科のアンボンクロザメ。
※アンボンクロザメのアンボンはインドネシア東部にあるアンボン島が名前の由来
そして、このアンボンクロザメは同じ大型のイモガイの仲間でクロフモドキとマジで紛らわしい。
違いは殻底部分が灰紫色に染まることと、殻の側面に淡褐色の横帯があるか無いかの違いなんですよね。
まぁ、他には殻側面にある黒点が点なのか縦長くなるかという違いもあるげど、これもまた微妙。
だから、こいつはアンボンクロサメで良いと思うんだけど、何分にも打ち上げられた死貝でしたので間違ってたらゴメンね。

----------- Data -----------
アンボンクロサメ
Lithoconus litteratus
イモガイ科
沖縄県石垣市崎枝/大崎の浜(電信屋横のビーチ)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電線に止まる具志堅用高・・・ 違った、ゴメン!

2015年11月26日 | 
ワンヤ、カンムリワシニナインの言葉からカンムリワシの異名をとる具志堅用高 氏。
まぁ、猛禽と言う事もあって「狙った獲物は 絶対にはずさない」と言うところからの一言だろうけど、こいつはワシと言ってもトンビ(トビ)の代置種なんですよー。
だから、どちらかと言えば死肉を食べるスカベンジャー的な生き物だから、生きた動物を襲った場合は失敗する例も多いんです。
と、言う事で・・・
TVなんかで具志堅氏を「南国のカンムリワシこと具志堅用高」って言う紹介は誠に失礼なんですよ。

そんでもって、こちらは沖縄県石垣市公認のマスコットキャラクターでカンムリワシの「ぱいーぐる 」
名前の由来は南ぬ島(ばいぬ島)と猛禽類のイーグルを捩って「ぱいーぐる 」ってところかな?
まぁ、共に八重山諸島に生息する「カンムリワシ」にちなんだネタなんだけど、こいつって特別天然記念物という肩書だけが先行しちゃってるんですよね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする