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まぁ、クマツヅラ科の植物だけにアオタモやタテハモドキの双方が食草として利用しても不思議ではないのだけれど、何故、あの時に幼虫を回収してアレチハナガサを用いて飼育しなかったのかと、今となっては悔やまれるところ・・・
で、今年は石垣滞在中にアオタテハモドキの母チョウを用いて、そのアレチハナガサの花穂に産卵させ、それらから孵化した幼虫の一部をアレチハナガサを食べさせてみると、何の問題も無く順調な成長をしています。
って事は・・・・
アオタテハモドキは、このアレチハナガサに限らず同属のダキバアレチハナガサ(Verbena incompta)やヤナギハナガサ (Vebena bonariensis )なんかも食草として利用していると考えられますよね。
そして、このアレチハナガサなどは帰化植物として大抵の地域に蔓延っている上に水揚げの良さや比較的に寒さに事などから、晩秋から初冬にかけてアオタテハモドキの飼育に十分使える植物になり得るのではないかと・・・
まぁ、タダそれたけの話なのですが、アオタモを低温期型で羽化させたい場合の一つのアイテムくらいにはなるんじゃないなぁ?なんて思いましてね。