錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

これと言って、なーんにもいない

2015年11月17日 | 昆虫・植物
このところ石垣島の蝶は普通種ばかりで、これと言って何んにもいない。
ご覧のオオゴマダラなんていう定番蝶は何時も通りの数が飛んでますけどね。
あっ、そういえば・・・
モンシロチョウやキタテハ。
そしてナミアゲハはいましたよ。
おい!それって何処にでもいる普通種しゃん。
なーんて、思ったでしょ。
でも、ここの島々には、これらの蝶は外国からの飛来する迷チョウなんですよ。

あっ、他にだと西表島でタイワンモンシロとか・・・ 個体数は少ないみたいだけど。
後は、あの黄色いヤツですね。
一昨日、一頭だけ採りました。
場所は、全く違うけど・・・
でも、山の裾の方に同じ環境があるので、そこからの飛来個体なのでしょう。
ん・・・
今日も、これと言って目的も無いので黄色いヤツを探しに出かけましょうかねぇ。

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寝るなーーーーー!

2015年11月17日 | その他の生き物
昨日、荒川のビーチに出ようと島独特の雑草が生い茂る車道を降りてくと一頭のヤエヤマオオコウモリ(クビワオオコウモリ)がワサッ!、ワサッ!って感じで飛んできて近くの枝にとまりました。
あっ、そうそう・・・
ここで 「ワサッ!、ワサッ!って感じで・・・」 なんて書いていますがコウモリにはフクロウなどと同じて羽音はありません。
で!早速、そのオオコウモリを見てると全く動こうとしない。
ん?
何でぇ?
カメラのファインダーで覗いてみると、寝てる・・・・
おーーーい!
今、飛んできて止まったと思えば、もう寝とんのかい!
でも、せっかく寝てるところを起こすのも可哀想なので、邪魔をしないように、そ~っと、その場を立ち去りました。

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おっと!

2015年11月17日 | 
先ネタの続きみたいになるのですが御神崎へと向かう途中に、突然、車道を横切る黒くて大きな飛行物体。
カラス?
いえいえ、カラスなんて、そんな小さななヤツではございません。
では、その正体は?
ここにUPした画像を良~く、見てください。
ほらぁ・・・
松の木の後ろの方に見える大きなヤツ。
ちょっと草に邪魔をされて見え難いんだけどクジャクですよ、クジャク。
全くもってドキッ!とさせやがって・・・
島の中で、この野良クジャクたちは神出鬼没で農作物を食い荒らしたりと、本当に迷惑な鳥ですよ。


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おまけで御神崎

2015年11月17日 | 風景
昨日は屋良部崎からの帰りに御神崎へと行ってきました。
って言うか、屋良部崎と御神崎は目と鼻の先ですからね。
そして、屋良部岳の周回道路から御神崎方面へと木々が茂る坂道を車で登りきると、突然、視界が開け青い空に突っ立った真っ白な「石垣島御神崎灯台」出迎えてくれます。

川平に伝わる「群星御嶽願い口」で神が降りてきたという聖地、御神崎。
※群星御嶽願い口(ンニブシウタキニガイ フチ)
だけど・・・
ここは「妹と兄」や、ちょっと怖い「姉と頭石」なんていう昔話もあって別の意味で面白いんだけど、その昔話については記されていない。
怖過ぎて観光地としては不釣り合いなので書きたくなかったのかなぁ?(笑
ならば・・・

むかーし、昔、その昔・・・
一人の荒くれ者で道楽者がの弟がおったそうな。
ある日、その弟家が仲間と酒を飲んでいると、弟の姉がやってきて真面目に働くようにと弟を叱りつけた。
弟は仲間に面目を潰されたと怒り出し、とうとう持っていたナタで姉の首を切り落としてしまったのです。
しかーし、姉の執念ってやつかなぁ・・・
その体から切り落とされた姉の頭は、その後、弟へと飛び掛かり弟を咬み殺してしまうのです。(怖!
そして、その恨みを晴らしたからか?
姉の頭は、その後に御神崎の岩の上へと飛び移り岩となったそうな・・・
まぁ、そんな風に云われると沖の方を見る生首のように見えてこないでもない。
この画像を見て、皆さんは、どう感じられますか?



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30℃、越えちゃいました

2015年11月17日 | 石ころ
皆さん、おはようございます。
昨日は天気も良く、朝から29℃だったので「今日は30℃を越えんじゃね?」なんて思っていたのですが、予想していた通り簡単に越えちゃいました。
おまけに日中のクソ暑い中に石垣島の西海岸を屋良部崎を目指して歩いたものですらガレ場に加えてアップダウンがありで、マジで死ぬかと思った・・・ いや、完全にヤバイ状態に陥りました。
あのぉ…
ここで、はっきりと言っておきますが、この後の内容を読んで安易に言ってみようなんて思わないでくださいね。
浮石の多いガレ場だけでなく、ここへアクセスするには幾度かロープを使用して壁面を登らなければならないし、「もしも」の際には救助なんて簡単に行けませんません。
おーーーー!なんて叫んでも、上の画像に写っている対岸の西表島までは聞こえないのです・・・(笑
まぁ、そんな話は一先ず何処に置いといて、目指すところは、ここ!

半島状に海へと突き出した屋良部崎。
グリーンタフ(緑色の凝灰岩)のために青く見え、石垣島で見られる風景とは少し違います。
って言うか、屋良部崎は御神崎と同じ並びになりますから、その御神崎の海岸をイメージすると分かりやすいかも?
そして、この屋良部崎まで行った目的が、これ!

火山か噴火した際に雨が降ると、吹き上げられた大量の火山灰の中を雨が落ちる時に火山灰の粒子を雨が吸着して豆状の粒となって落ちてくるという火山豆石なのです。
その火山豆石が降灰した上に落ち、長い年月と共に凝灰岩と化し屋良部崎にある一部のグリーンタフの表面に見られるのです。
まぁ、雨粒が吸着したものなので“うわっ!”ってサイズは無いのですが、この地で見られるモノは大きいもので1cmほどで良く見られるサイズのモノは5~6mmくらいかなぁ?
ちなみにスケール代わりにハンマーを置いてみると、こんな感じ。

これが屋良部崎で見られる火山豆石だ!なんて知識が無いと知らずに踏みつけてしまいそうな大きさです。
石垣島はサンゴなど出来た比較的に新しい石灰岩や於茂登岳を構成する花こう岩をイメージされる方も多いかと思いますが場所によっては、このような火山豆石や枕状溶岩などの火山活動時の観察ができるのです。

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