錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

ツユクサ

2019年03月26日 | 昆虫・植物
先の記事としてUPしたコブナナフシが食べる植物と言えば・・・・ 最初に思い浮かぶのはツユクサ。
しかーし、そのコブナナフシを飼おうとしても年が変わろうとする師走の末にツユクサなんてあろうはずがない。
だから暖かい南の島からホウライツユクサ(Commelina auriculata)とシマツユクサ(Commelina diffusa)を刈り取り餌として持ち帰った。
ところが!
こともあろうか、そのコブナナフシは持ち帰ったツユクサの柔らかい茎まで食ってしまいやがった・・・・ 
ただ、そうなると食べ残した節目に脇芽ができるのを待つしかない。
でも、そうこうしているうちに卵が孵化したらどうするの?
と、言うことで、記憶を頼りにツユクサ(Commelina communis)を求めて山へと出かけると・・・・


あった!
それも大量に。
こんな時期だけに少しばかり心配したけど、これで一安心。

そしてツユクサと言えば、こんな歌が思い浮かぶ・・・・

朝 咲き夕べは消ぬる鴨頭草の消ぬべき恋も我はするかも
※ツユクサ
(万葉集 第十巻-原文: 朝開 夕者消流 鴨頭草乃 可消戀毛 吾者為鴨)
まぁ、今のCherryにとっては必要のない歌ですけどね・・・

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かびるんるん?

2019年03月26日 | 昆虫・植物

👆これは『ばいきんまん』の手下である『かびるんるん』でもないし、小さなオナモミでもない。
ならば・・・ 何よ?
はい、これは昨年の暮れに石垣島から連れ帰ったコブナナフシが産んだ卵なんです。
まぁ、ナナフシの卵は鳥に食べられても、そのうちの何割かは排泄後に孵化して分布域を広げているようだけど、こいつはオナモミのように“くっつき虫”として分布を広げているのかもしれない。
そして・・・・
これから暖かくなるにつれて孵化しても良い頃だと思うんだけど、こいつらは産卵から孵化までが長過ぎる。

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オオウナギの駆虫薬

2019年03月25日 | 魚(海・淡水)

昨年の11月に遠い南の島から空輸したオオウナギが先日、4ヶ月目にして店頭に並んだ豆アジを食べるようになりました。
そうなると次は消化機内の駆虫をしなければなりません。
何故ならばオオウナギの場合は大半が、白くて潰れた麺のような長い条虫を消化器官内に宿しているものですから・・・・
それも個体によっては大量に。
(※詳しくは過去のログを参考に)
と、言ことで駆虫薬の登場となるのですが・・・・
Cherryの場合は米国API社製の寄生虫駆除薬品「GENERAL CURE」を取り寄せて使用しているものの、この薬を薬浴として使用したとしても駆虫効果は然程期待できないと考えています。
そこでCherryは条虫が占拠するアジトへとダイレクトに薬を届けようと口径投与を行っているのですが、ここで投薬量を間違えて処方してしまうと後に大変なことになる。
ですから、それぞれの個体に使用できるよう松屋のHF CAPSULEに薬を小分けし、それを無頭のバナメイエビに仕込んでオオウナギの1811-AWS(仮)に与えてみたんですよね。
って言うか、何時もやってるんだけど・・・・
そして今日は駆虫薬が仕込んであるとも知らずに、そのバナメイエビをオオウナギの1811-AWS(仮)が吸い込むよう食った。
さぁ、その結果は如何に・・・・

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虫を誘い込むツボ

2019年03月24日 | 昆虫・植物
むかーし昔、その昔・・・
確か1970年代後半の頃だっかなぁ?
小洒落た園芸店の軒先に鉢植えのネペンテス(ウツボカズラ)が吊鉢として下げられていた。
そして、そのネペンテスの葉の先には立派なツボが下がり、知ってはいても始めて見る実物のウツボカズラに一瞬で心を奪われたことは言うまでもありません。
そこで・・・・ 
そのネペンテス(ウツボカズラ)を買った。
買いました!
で、その鉢を窓のヒサシに下げて毎日欠かさず水をあげた。👈だって、そうやって売られてたんだもん
が!
葉先にできていた小さなツボは成長するどころか株自体が枯死してしまった。
何が悪かった? 👈全てが悪い
いったい俺が何をした? 👈枯らした
まぁ、今の世のようにネットから情報を簡単に得られる時代じゃない。
だから何度も買っては枯らし、また買っては枯らしを繰り返し、何時しか『ネペンテス(ウツボカズラ)は育てられないもの』という観念がCherryの中に根付いてしまった。


しかーし、今は昔と違って様々な情報がネット上に溢れ、それを簡単に自分の知識として取り込める時代になった。
だから Cherry はネペンテス(ウツボカズラ)を育てるにあたって何が悪かったのかを調べた。
今更だけど・・・ ふん、ふん、なるほど φ(..)メモ
そして、こんな立派なツボを育てるに至った。


おまけに親株の脇から子株が次々と芽を出し増えている。
で、その葉っぱの先には小さなツボまでもができているのだが・・・・ 当時を振り返ると無知とは本当に恐ろしいものですね。
って言うか、その頃は扱っているショプですらネペンテスの管理方法を知らなかったのですから、それをCherryが育てようなんて土台無理な話ですよね。
それから時は流れて40数年・・・
このネペンテス(ウツボカズラ)を越冬も含めて、やっと育てることができるようになりました。

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FLYING HONU

2019年03月24日 | 雑記(ひまつぶし)

タイトルのFLYING HONUってなんじゃい!なーんて思われる方もおられるかと思いますが・・・・
FLYINGとは空を飛ぶとか・・・ etc.
そしてHONU(ホヌ)はハワイ語で神聖なる生き物の海亀をさす言葉。
はい、直訳すると空飛ぶ海亀ですよ。
で、そのFLYING HONUを愛称にしたANAのエアバス A380が、今年の5月24日から東京(成田)~ホノルル(ハワイ)間を週3便で就航するのを前に先週の21日に成田空港へ到着しました。
そこで、その就航を記念してか? こんなAirplane balloonなるものが機内でお子ちゃま向けに配布されている。


が!そうなるとCherryも欲しくなる。(笑
けど、あくまでもお子ちゃま向けの配布物。
だから・・・・
Cherryのジイは冥土の土産にとマジに拝み倒す!(*≧▽≦)σ!
そして、そうやってGETしたのが、この飛行機風船(Airplane balloon)
ただ、もらって言うのも何なんだけど、もう少しばかり大きい方が・・・・ ごめんなさい。
って事で・・・・
FLYING HONU、GETだぜ!
しかーし、我が家のドラえもんからは・・・ アンタ!何時の間にと怒られるかもしれない。

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一つずつ ・・・

2019年03月24日 | 昆虫・植物

今期のゼフ飼育も芽吹きの早いイボタ食いのウラゴマダラやロボリス(エピブス)から始まり、続いて冷蔵庫から出してベニモンカラスシジミの孵化も全て終えました。
そんな中、今日はクロミドリシジミの越冬卵も全て孵化してくれて、芽吹いたばかりの柔らかいコナラの新芽へ移動を終えました。
いやゃ・・・・
まだ他にも孵化待ちをしている卵があるのですが、それなりに一つずつ終わっています。
ただ、これからの餌替えが大変なのですが・・・・

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生後19日目の子ハリちゃん

2019年03月24日 | その他の生き物
はあ~い
おはようござますぅ。
今日はPIANOの機嫌も良さそうだったので、生後19日目を迎えた子ハリちゃんを手に乗せ記念撮影しちゃいましたぁ。


手足にも産毛が生えちゃって顔つきも、何処となくPIANOに似てきましたよ。
そして・・・・
そろそろ目も開きそうな感じです。
で、今週の中頃までには副食を求めて歩き回るようになるかもしれない。


でもって、こちらはCherryの手のひらで気持ち良さそうに眠る白い子ハリちゃん。
ちょっと早いけど、この繰り返しで人慣れしてくれる。
と、言うか・・・・
手の匂いを覚えるみたい。

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今日の空

2019年03月23日 | 風景

今日、3月23日の福岡県南部筑後地方から見た夕日です。
そして、全国的に冷え込む中で、この時の気温は2桁の12℃。
そのためか、あちらこちらでソメイヨシノの開花が進んでいるように感じました。
明日も晴れるかなぁ?
晴れるとイイなぁ・・・・

明日も天気になあ~れ

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ノゲイラ・ゾウカブトの卵

2019年03月23日 | 昆虫・植物

先日のことですがノゲイラ・ゾウカブト (Megasoma nogueirai)の卵と孵化して間もない幼虫をご厚意でいただきました。
ただ、頂いておきながら言うのも何なのですが・・・・
あれやこれやと大型のカブトムシばかりを抱え込んで本当に大丈夫なのかなぁ?
でも、飼育期間がメチャ長いメガソマのアクティオンとかから比べると勝負が早いぶんだけ大丈夫だとは思うけど、そろそろ先のことを考えないとヤバイかも・・・・

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招かれざる虫

2019年03月23日 | 昆虫・植物

昨日は羽化用の吹き流しに収容していたジャコウアゲハの蛹に大きな穴を開けて一匹の寄生蜂が脱出してきました。
まぁ、この手の寄生は1~2割の確率で覚悟していも、いざ脱出されると何かしら腹が立つ。
しかーし、こんな招かれざる虫であっても虫は虫。


だから、一応は回収して標本に・・・
で、こいつの正体ですがCherryとしてはヒメバチ科のヤマガタヒメバチ(Chasmias major)だと思うのですが・・・ どうでしょう?
いやぁ・・・
正直言って、この手の同定は聊か難し過ぎる。
けど、こいつを廃棄することなく標本にして残しておけば、後にでも同定することは可能と手前勝手な理屈で納得している。

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