錯乱坊の彷徨える日々

フィールドでの出会いに癒しを求めて…

飛べ! ツマグロ…

2023年08月26日 | 昆虫・植物

日が明けて昨日の事、一匹のツマグロヒヨウモンが庭を飛んでいた。
いや、その前に…
一昨日も一匹のオスが飛んでいたのを見た。
もしかして、それは『20日だョ!全幼終了』の記事でUPした蛹が羽化したってこと?
と、言う訳で裏庭の桜に下げた蛹を見に行くと…


羽化してんじゃん!
ただ残念なことに1蛹だけは羽化できなかったみたいですが、他の12蛹は寄生されることなく全てが羽化を終え無事に飛び立ったようです。
子孫になるかもしれないけれど縁があったら、また会おう!
それまで庭のスミレは残しておくから… グッドラック👍

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64日目にキタ――(゚∀゚)――!!

2023年08月25日 | 両生・爬虫類
6月22日に産卵されたニホンイシガメの卵。
そして、その産卵から60日を前にした今月の18日に確認すると、僅かに床が窪んていたことから既に孵化していることは容易に想像できた。
が!
ここからが次なる試練が待っている。
お腹の卵嚢を地中での静養時に吸収し、自力で地上へと這い出なければならない。
しかーし!
3日待っても4日待っても出てこない。
そしてとうとう産卵から64日目を迎え、ここで子ガメが脱出していなければ床掘りすることを決意した。
すると!


脱出した子ガメを1匹発見!
おでめとう🎉
そして全ての卵が孵化をしていれば数日中には10匹の子ガメがワラワラと這い出てくるはず…
カモ~ン
早く元気な顔を、このジジイに見せておくれ!

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そろそろ幕が下りる… かな?

2023年08月25日 | 昆虫・植物

今朝の福岡県南部の天気は… 雨
そして現在採卵中のアイノミドリシジミも今日で20日が過ぎました。
だから…
このところの産卵数も落ちて一昨日が2卵で昨日も2卵。
そろそろ幕が下りるのかな?


と、言うことで…
昨日までの産卵数はトータルで94卵。
そんなことから腹部も細り、膨れ具合からして10卵も残っていれば良い方じゃないのかなぁ?
ちなみに…



今回使用した産卵枝は頂芽が付いたミズナラ(約10cm)で、直射日光の当たらない風通しの良い場所に朝の9時から出し夕方の4時に取り込んだ。


そして、その後の管理はSHIMANOの大型クーラー(スペーザ ライト 35L NS-435U)にタオルで巻いたハード保冷剤の4個を入れた中で翌日の朝9時まで休ませる。
※一日の日照時間は7時間に設定


庫内の温度は一旦18℃まで下がるものの、後に20℃近くまで上がるので問題はない。


また採卵時は8月の高温期だけに猛暑が予想された日の日中はガーデン用のミストシワー(株タカギG701ガーデンクーラースターターキット)で対応し日中温度30~33℃をキープ。
※但し採卵容器にミストが直接かからないような位置に設置しないと水で“びしょびしょ”になる。

そんなこんなでアイノミドリシジミの強制採卵は終わりを迎えようとしていますが、夏の時期にトライすると日照時間の関係でフィールドへのお出かけは難しくなる。
けどぉ…
僅かばかりの卵を求めて厳冬の山へ登ることを考えれば、この時期の強制採卵が得策だと思う。

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何の得にもならないけれど…

2023年08月24日 | 昆虫・植物

キリシマミドリシジミの発生は他のミドリシジミに比べて遅く7月下旬から始まり、それから暫くしてオスは姿を消すもののメスは日照時間が短くなる9月のころまで活動しホストプランツであるアカガシの頂芽の基部に産卵をする。
が!
これって短日の9月に入ってから産卵するのかな?
もしかして8月に産卵しているメスもいるんじゃないの?
なーんて事を思いだしたら何が何でも確かめたくなるのが、このジジイの悪い癖。
だから…
朝日放送テレビの『ポツンと一軒家』に出てくるような道を攻めた。


そして、そこにあるアカガシの頂芽の基部を丹念に見ていくと…
キリシマの卵を見ーーーーっけ!
7月下旬に下界へと連れ帰ったアイノミドリが少ないながらも産卵するように、キリシマミドリも秋を待たずして産卵しているみたい。
ただし、その数は晩秋に確認する数の1割にも満たない数でしたが…
そんなこんなで見つけた卵は全て山に置いてきた。
暫くすると誰かの懐に収まるかもしれないけれど…

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ボーベリア菌に感染したセミ

2023年08月24日 | 昆虫・植物

日が明けて一昨日の話になりますが…
産卵確認をしていたアカガシの細枝を抱くように一匹のセミが死んでいた。
そして、そのボディを良く見ると既に翅は脱落しムシカビとも呼ばれるカビの一種であるボーベリア菌に冒され既にミイラ化していました。
※色からしてメタリジウム(Metarhizium)の一種による感染だと思う…
で、この爺の記憶が正しければ2016年にもヒグラシに感染したボーベリア菌の記事をUPしたことがありましたが、その後は全く出会ってないのでボーベリア菌に感染したセミを見たのは7年ぶりのこと。
しかし実際は、そんな環境を備えた場所へと出かけてないだけでボーベリア菌に感染した昆虫は自然界においては普通に見られる事例。
詳しくは2016年7月23日の『年寄りの冷や水 (Part.5)』👇を参考に…
https://blog.goo.ne.jp/lamna/e/b18be3178d189e345b8472b52d096b1f
でもぉ…
この手の菌感染よりも爺さんは冬虫夏草の方が見た目が派手で好き。


ちなみに…
こちらはツクツクボウシの幼虫に寄生したセミタケ(冬虫夏草)の一種でツクツクボウシダケ。

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ガソリン価格が高騰中

2023年08月23日 | 昆虫・植物

このところの暑さも手伝ってか涼しい場所へお出かけする機会が多い爺ちゃんですが、最近はガソリン価格が高騰し昔のように簡単には動けない。
なーんて事を言ってはいますが…
この爺が住む地域のガソリン価格は他の地域に比べると安い。
しかーし、そんな安い地域であっても7月30日のレギュラーガソリンの価格が1ℓあたり147円だったのに対して、お盆の帰省を迎えた8月10日は156円と帰省の頃のガソリン代に大きく影響しました。
ただガソリン価格の高騰は、これにて頭打ちして終わるかと思いきや…
今日の8月23日は161円。
マジですかーーーー!😱
そして、このガソリン価格の高騰に関して政府は緩和措置の延長を含めて検討へ入ったと言うが、その結果が何時頃に実感できるようになるのかは全く分からない。
と、言うことで…
こんなんじゃ、おちおち虫採りにも出かけられませんよね。

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その後のアイノミドリシジミ

2023年08月23日 | 昆虫・植物

今月の5‎日に得たアイノミドリシジミを母蝶に強制採卵を始めたことは既に報告済みですが…
それから10日以上が過ぎると使用している枝に痩せが生じてくる。
が!
母蝶は今も爺のオリジナルジュースを吸って元気しています。


そこで先週の8月19日に採取した新たなミズナラと交換をしたという訳ですが、その時にカウントした卵の数が79卵とアイノの強制採卵としては好成績。
そんなこんなで現在も日長処理を続行しながら強制採卵にトライしているのですが…


その交換から3日が経過した今朝方に確認すると卵の数が11卵。
と、いう事はトータルで90卵。
そこへ7月の末から5日程で得た卵(20卵ほど)を加算すると今期のアイノは100卵を超えてますぅ 😱
ただ、最初の頃に比べると最近の産卵ペースは明らかに落ちている。
だから…
この1匹のメスが何時まで生きれるか分かりませんが今のジジイは静かに見守るだけ。

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来週で8月も終わりますね

2023年08月23日 | 放浪雑記
今日の福岡県南部は朝からポツポツと雨が落ちてます。
こんにちは錯乱坊の爺ちゃんです。
いやぁ…
時は足早に過ぎるもので、来週で8月も終わりますね。
そう考えると猛暑続きだった8月も何気に愛おしく思える… 👈それは、お前だけだ!
おまけに予報では今日からは週末にかけては曇天に雨の日が続くらしいので、そんな貴重な晴れ間を利用して爺さんは高き山へとお出かけしてきました。


目的は?
ん………
無い!
と、言うのも先週の金曜日と週明けの月曜日は定期健診だったので、その憂さ晴らしで出かけた次第。
そんでもって下界に比べると山で吹く風は涼しさを感じられますからね。
だ・か・ら…
そんな山の木陰で持って行ったリクライニングチェアに体を委ね、淹れたての熱い珈琲を楽しむ。


そして、鳥のさえずりに耳を傾けながら空へと目を向けると、手を伸ばすと届きそうなくらい雲が近く感じられる。
いやぁ、もう至福の一時ですよ。


しかーし!
そんな幸せな時間は長く続くはずもなく、車載の時計は3時を大きく過ぎていた。
ここは標高1.000m… やばい!
いくら夏時間と言えども早く山を降りねば日が暮れる。
と、言うことで…


手早く帰り仕度を整えて半分ほど山を下ると、山の後方から積乱雲が接近中だった。
夕立かぁ…
こんな夕立も来月にはなくなるんでしょうね。


そして!
下界に戻ると路上の照り返しもあってか車載の温度計は36℃を指していた。
頭では理解できても、この暑さだけは我慢できません。

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オオクワガタの産卵セット

2023年08月21日 | 昆虫・植物

何時のことだったか?今年のGWの頃に石垣島でGETしたサキシマヒラタクワガタの産卵セットを組みましたが、今日はオオクワガタの産卵セットを組んでみました。
ただ、このオオクワガタが羽化したのは昨年の初秋。
だから越冬明けの春先にはセットを組めたはずなのに我がうちの怠慢から今の頃となりました。


でもぉ…
これまでの猛暑が続く中よりも少しでも涼しくなる、これから時期の方が成績がイイのかもしれない。
で!
そのオオクワガタを投入すると直ぐに産卵材の隙間に仲良く入ってラブラブしてた。
これで上手く交尾して産卵してくれるとありがたいのですが…
そんでもって春にセットしたヤマトサビクワガタとかサキシマヒラタクワガタも回収できそうなので、そろそろ菌糸ブロックの手配をしないといけないようです。
最近の爺ちゃんは天気予報みたいだけど…
『カメのち蝶、時々クワガタ』なーんてね。

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4年越しのキバナツノゴマ

2023年08月20日 | 昆虫・植物
デビルズクローやデビルプラントとも呼ばれるキバナツノゴマIbicella lutea
で、この爺の記憶が正しければ今年の4月に種を撒いた。
が!
この種が問題で種鞘を回収したのは4年も前のこと…
そんでもって、その種鞘が余りにも見劣りするほどのサイズだったったことから鉢の中に溜め置いた状態で4年もの年が過ぎてしまった。
だからダメ元で全ての種を種鞘から出して播種したものの、その後は一つの発芽も見られなかった。
だって雨晒し日晒しで4年という時が過ぎてんだもんなぁ…


なーんて思い諦めていたら、今日見ると雑草に埋もれるかのように発芽してやんの!
おまけに花まで咲かせちやってるよぉ…😱
ただ残念なことに大量の種を撒いた中から発芽したのは、この一つの株だけ。
でもぉ、上手くすれば次の世代へと繋ぐことが出来るかもしれない。
だから頑張れ〰〰‼
そしてデビルズクローと呼ばれる超危険な爪を備えた大きな種鞘を実らせてくおくれ!

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