ロサンゼルス郊外でのタイヤのバースト時、重い車体を持ち上げるのにえらい苦労した苦い経験がある。それ以来欲しい欲しいと思っていたのがこのHI-LIFT JACKであった。僕の住むニューヨーク周辺では決してポピュラーな道具ではないらしく、なかなかこの商品を見つける事が出来なかった。
ある所にはある物だな、48インチのワンサイズしか置いていないのだが...、
それにしても...重い!
3トン以上の車体を持ち上げるにはこれ位の重さと強さは必要なのだろうな。
手に持ってみるとまさにバーベル。
このジャッキを使う為に体を鍛えねば...と思わせる憎さがある。
付属のアクセサリーも豊富にあるが、やはり重い!
耐久性を重視するとやはりこの重さになるのか、
重い=丈夫、でも燃費には目をつぶってね。という感じだな。
四駆、4X4に踏み込む最初のステップはこの重さに対する意識の克服だろうと思う。
本にはベストセラーとロングセラーがある。
車にもある...かな?(空冷ビートル)
道具にはある。これもその一つではないかな。
レバー(ハンドル)を引いてカチカチと一段ずつランナー(大爪)を動かすシンプルな仕組みは感動的でさえある。
重いので購入時は迷ったけど、好奇心と他にこれに変わる物がないので...。
重いロクマルの後ろの鉄バンパーに掛けてレバーを引くとみるみる上がっていく。小さな力で大きな物を持ち上げる頼もしい道具である。
流石ロングセラーだと思わせられた。