らんらんしましょ~心が楽になるために。

スピリチュアルセラピスト。チャネリング、タロット占い教室をしています。人の心に触れるたびに生きている意味を感じます。

つれあい

2010-10-12 18:03:53 | チャネリング・教室

ここは某ホテル
お客様との待ち合わせ。

ロビーに座っていると・・・普段着よりすこしおしゃれな格好をして、杖をついたお年寄りの男性が二人で立ち話を始めました。

どうやら久しぶりのご対面でこれから会議があるようです。

「○○君は?」と言うと
「あ~彼はね・・」と言って少し間をおいて
「つれあいを亡くすと・・男って早い(あの世にいった事なのか?それとも痴○になったのか?)ねぇ・・」と言いました。
「え?」と聞くと・・・

どうやらその○○君とは、つれあいさんを亡くした日以来から数ヶ月前に数年ぶりにあったらしく、その後、長男と同居を始めたが、長男夫婦とはうまく言っているけれど、長男が嫁の○口を言ったのを聞いたり、夫婦喧嘩をしているのを見ていてとてもつらいし、一緒にいるのが嫌になるし・・と言っていて
ただ、
「自分よりつれあいが先に(あの世に)逝ったのはきっと自分もこんな風に相手の○口を言っていたからつれあいを先になくしてしまうことになったんだろうなぁ・・・そしてこんなにさびしい人生を送らされることになるんだだろうな・・・と言っていたよ」と話していました。
「男って・・そうなるのか・・」と言っていると
「ああ、年をとっても静かにそばにいてくれるのはつれあいだけだからな・・」
「そうだな・・友達もみんなあの世だし」
「うん、お前が先か、俺が先か・・・とにかくお互いに夫婦で元気で、また会いたいな」
「ああ」


二人とも品の良い会話の仕方でした
次々とくる友人たちと「元気か?」という笑顔は
「今年も生きていたな」という安否確認でもあります。


たくさんのご老人を見てきましたが、年齢を重ねてもきちんと身の回りのことができるのは圧倒的に女性です。
若いときからどんなにきっちりとしていた男性の方でも女性に比べたらとても無理です。

そして・・・排泄や清潔、下着の関係も。

それから必ず言います。
「嫁さんより早くあの世に行けばよかった」と。

女性のお年寄りの方には言われたことがありません


今日、このお話をそばで聞いたのは・・きっと意味があるのでしょうね。
ふるらんに「学びなさい」ってことだと思うから。

人の生き方を常に「考えなさい」。
そして「感じなさい」。

決しておごり、高ぶらないように。
自分を律して・・・年を重ねなさい。

毎日「決して偉くならないように」。

おばあちゃんに
「実るほど、頭(こうべ)を垂れる 稲穂かな」。

感謝をする事。
決して要求しないこと。

そしてその先に・・・
「常に自分の年の重ね方を間違えないように」