らんらんしましょ~心が楽になるために。

スピリチュアルセラピスト。チャネリング、タロット占い教室をしています。人の心に触れるたびに生きている意味を感じます。

大阪 ヒプノセラピー~再会の約束

2012-05-26 14:44:01 | 「ラピス・ハート」

結婚する予定でお付き合いをしていた彼がいて、その彼から突然の「別れの言葉」。 彼女は傷心し、そして日々にも夢を失い・・・ 見かねてお友達が彼女を連れてこられました。

「結婚するつもりで、家族の夢を膨らましていました。しかし・・・」 顔が曇り、目がなみだ目になっていました。

私には不思議な感覚がありました。 彼女に男性の気配がするのですが、聞くとその気配は彼ではない、という回答でした。 でも・・おかしい・・・

少し質問を重ねてみました。 そして 「もしかして、彼の新しい彼女って・・・男性じゃない?」

驚く二人の顔をみながら、私は 「悪いけど、ちょっと調べてもらえるかな?」と言いました。

そして数日後・・・・ 言ったとおりの回答でした。 彼の彼女は彼、つまり男性だったのです。 お友達も彼女も 「別れて正解だったんだ、彼は男性が好きだったんだから」と納得できたようでした。

そして彼女から 「ヒプノを受けたいのですが」と依頼が来ました。

彼女は前世、男性でした。 そして聖職。 いつものミサを終わり、そして部屋に戻っては今日一日を感謝する日々を送っていました。 そこに部下の男性が入ってきました。 「あ・・前の彼です」と言いました。 そしてその部下に仕事を教えたりしていました。 ある日、他の人から部下の男性同時の恋愛のうわさが入ってきました。 問いただすと、否定。 しかしある夜、その二人が密会をしているところを発見し、解雇しました。 「肉欲的なことはこの場所ではしてはいけない」という掟があったからでした。

彼は聖職者として晩年もずっと暮らしました。 時々外を見ては 「私は次うまれた来たときには人々の役に立つために建物の中ではなく、外で働こう。そして喜びの多い人生を歩こう。今世は神に仕え、来世は人に仕えよう」と言いました。

そして 「私は・・本を読んでいます。そしてその本から東洋の国に神秘を感じました」と言いました。 (だから日本に生まれることを決めたのでしょうね)

体を壊し、ベッドに横たわります。 そして身の回りの世話をしてくれるやさしい部下たちの中にひときわ師弟愛を感じる人が居ました。 彼に 「次に生まれてきたときは・・またお前に会いたい」と言って息を引き取りました。

セッションは続きます。

目が覚めて、彼女の目が真っ赤でした。 そして 「先生・・・あのベッドのそばに居てくれた男性は、弟です」と言いました。 彼女はとても弟が大好きで、彼女のお小遣いで欲しいものを買ってあげたりしているぐらい弟が可愛いそうです。 「本当に師弟愛なのね・・」 「はい、自分で異常な愛なのか考えたときもありましたけど、でもこれで理由がわかりましたから安心しました」

そして彼女は私に 「聖職者だったから今世で男女の愛は無理なのでしょうか?」と聞きました。 「男性を見る目は厳しいでしょ?」 「ええ」 「聖職者だったからね」 「あ、そうですね」 「でも、後で好きだった人を思い出すと思うわよ」 「え~そうなんですか?」 「ヒプノの凄さは後日のお楽しみ、だから」

そして3日後メールが来ました。 メールの内容は・・ 道を歩いていて女性が花束を持って歩いているのを見て頭にフッと画面が出てきたそうです。 教会でミサをするとき、必ず決まってステキな女性が花束を持ってきてくれてマリア様に飾られていた場面が。 「村の娘さんでとても気立ての優しい子です。彼女のことが好きだったみたいです」と書いてありました。 私は 「髪が細い子で、体も細い感じの人でしょ?」とメールを返しました。 すると 「そうです。判っていたんですか?」と帰ってきました。 「教会に通っていたのは見えてたんだけど、でも好きまではね。あなたは聖職者だから気持ちを切るのは早いでしょ?」 「はい、恋愛に対しては、ダメだな、と思って切るのは早いけど・・でも落ち込むのは凄いんです」 気持ちに嘘をつかなければ・・自分が辛いときもありますものね。

そしてまた通日後お友達から連絡が来て 「もしかしてその男性、私の兄のような気がして。彼女にはアニキみたいだね、と笑っていいましがけど、兄貴は彼女のこと好きみたいなんですよね、でもなんせ奥手で」と教えてくれました。 お花が好きでガーデニングが趣味のお兄さん。 普通のサラリーマンでそして温厚。 あまりに普通のため付き合う彼女に振られ・・・・ 「そうね、女の子ってぐいぐい引っ張ってくれるほうがついていけるし」 「ですよねぇ・・・」 「うん・・・・・」 「まぁ縁があれが・・ですね」 「ですねぇ・・・」

しばらくしてお友達が捻挫して、彼女はお見舞いに行きました。 部屋には花の写真があり、寝ている枕元にブリザードフラワーがあります。 「アニキの作品なのよ」 「へぇ・・・・」 チャンス!だと思ってお兄さんを呼び、 「彼女にお土産のお花上げて欲しいな」とお願いしたら 「いいよ」と行ってピンクのブリザードフラワーを持ってきてくれました。 そして3人でお花と写真のお話。 お兄さんの得意分野ですから口が滑らかでいい感じだったそうです。 それからメール交換が始まりました。 「やさしいお兄さんね、静かにお話する人からいいわね」と彼女。 「付き合ってもいいわよ、私が許可出すから」とニンマリしてあげたとか。

今、お付き合いの始まり。 もしかして、過去世の想いをとげられる今世になるのかな?と思うと私も楽しみです。


ヒプノセラピー~降り注ぐ光の世界へ。

2012-05-26 11:17:09 | 「ラピス・ハート」

「いつも暗闇の中にいて・・そして自分が孤独の夢をみます」と言われるお客様でした。

 

ヒプノセラピーが始まり・・・彼女はアメリカの時代のお話をしてくれました。

「家族4人、父と母(今の両親が逆になっているそうです)、姉と私です」と言いました。 そして急に 「あ・・・・・・」と泣きはじめました。 「私は・・・私は・・・・一人になってしまった」と言いました。 聞くと、事故で自分だけが助かったようでした。

親戚の家に預けられ、そして育ちます。 幸運なことに預けられたお家では愛があふれていました。 しかし、幼い彼女の胸の中には 「パパ、ママ・・・お姉ちゃん・・」と闇に包まれていたようでした。

その後、仕事に着き、男性とめぐり合い・・・子供を身ごもりました。 「私は・・・妊娠しています。この私が・・・子供を授かったんです。家族が出来るんですよ!なんて・・・なんて幸せなの」と泣いていました。

夫はとても優しい方のようでした。 子供が二人・・・そして町で4人で暮らします。 夫を待ちながら子供を育てあげ・・・・ そして若いうちに病気で亡くなりました。 「もっと・・もっと生きて・・・・孫を見たかった」と彼女は言いました。

セッションは続きます。 (詳しいことをかけなくてごめんなさいね。個人情報なので)

そして彼女は目が覚めて私に 「闇は・・家族を失ったときのものだったのですね」と言いました。 そして続けて 「先生、実は・・・・」とお話をしてくれました。

親戚のおじさん、おばさんがとても親切だったそうです。 そしておじさんが亡くなったとき、子供が居なかったおばさんの元にしばらく一緒に暮らしたそうです。 おばさんの寂しさを紛らわすために。

前世の夫は・・・今の彼。 そして彼女は婦人科の病気を持っていましたが 「今回子供に会えたから、また今世も必ず会える気がします。そのために病気治療をきちんとします」と言いました。

「お姉さんは?」と聞くと 「もしかしてなんですけど・・・」と彼女はいい 「私は一人っ子なんですけど・・・私の前に姉が一人。○歳で事故で亡くなっています」と言いました。 「あ・・お姉さんが今世みんなの分を背負ってくれたんだね」と言うと 「ええ、そうですね」と言いました。

そして彼女が 「いつも闇のことが気になっていましたが、ヒプノをして一人っきりになってもおじやおばに愛されていた幸せを思い出しました。私は幸せなんですね・・・」と言いました。

闇を気にするか、光の中に向かうか・・・あなたが決めることです。 自分がお腹から出てきたのは外の光を浴びるために生まれてきていると思います。

どんなことがあっても乗り越えて、そして今に感謝できる自分になることが・・すべての幸せの光の入り口だと思っています。