人との縁を切りたくなる時ってありますよね?
最初は良かったんですよ、でもどんどん相手が自分のテリトリーに侵入してきて、すっかり甘えの構造を作ってきたり、要求してきたり、強いては親友という題名の「運命共同体」を言ってくる人さえもいます。
確かに素晴らしい相手とか素敵な友達はほしいですよね?
でも、相手に自分と同じものを要求し、相手を自分色に染めようとするのはよくありません。
学生時代の
「いつも一緒」はもう卒業しているはずですが、不安を相手に言うだけの友達は友達でもなんでもありません。
相手も自分の問題も一緒に考えてあげられるだけの許容量のある人になるのは・・しんどいと思いますよ。
だって・・自分の家の問題だって・・たくさんあるでしょうし。
はい、気が付いてください。
友情という題名であなたを引っ張り、そして思いどうりにならない時はむちゃくちゃなことを言い出し、
「あなたは・・ひどい人」と言い出す人もいます。
そして、自分の思いどおりになるように仕向けるワナに引っかからないように。
30代の女性のお客様が来られました。
「縁を切りたい人がいるのです」と言ってお話しを聞かせてくれました。
一緒のマンションの奥さん、文子さん(仮名)と仲良しになりました。
ご主人の年齢も近く、子供もまだ○才で幼稚園にも入れない年なので、お互いに家にいて会話が弾んだのです。
お互いの家にも行き来するようになりました。
ご主人は
「あまり・・深入りするなよ」と言いました。
彼女は
「仲良しの何が悪いの?」と言い返したそうですが、ご主人は
「俺は・・あんまりあの人は好きじゃないから・・」といい、あとはだまってしまいました。
彼女は
「あのとき、主人の言葉をもう少し聞いていたら・・と思いました」と言いました。
互いに買い物に一緒に行ったり、遊びに行ったりして、親友のように深い付き合いになったそうです。
お揃いのものも買ったりして。
すると・・どんどんその額が生活費を圧迫するようになったのです。
「相手がしてくれるのだからお返ししないと」と思うので。
それと行き来で食事もするし、家族パーティーもするので莫大な費用になってきました。
文子さんの家のご主人のほうが収入がありそうなので・・・
困ったなぁ・・と思いながらも友達を失いたくないのでカードでお金を借りて、使うようになりました。
ある日、同じマンションの奥さんに
「○○○○号室(文子さんの家)の奥さんと仲良しでしょう?」と言われて
「ええ、そうです」と答えると
「あんまり言いたくないけど・・・」と言われ、聞くと
「あの奥さん、あまり評判よくないわよ」と言われ
「え?」と聞くと
「マンションのあちこちでお金を貸してほしい、と頼んでるらしいわよ」と。
お互いの見栄だったのがわかりました。
そして彼女は
「もしかして・・自分のところにもお金を借りに来るかも」と思いました。
そして・・・お金を借りに来ました。
「親友でしょう?お金を貸してくれる?」と。
貸せるお金はないというと
「それでも親友なの?」と言い始末。
そして、その文子さんはご近所に
「あの人は冷たい人」と言いまわるようになったそうです。
「周りの人はありがたいことに、私の味方ですが・・ただ・・・会社に変なメールが言ったり、いたずらされたり・・・きっと犯人は彼女だと思っていますが・・・」というので
彼女を霊視すると・・文子さんの生霊さんがくっついていますので・・
「時々背中とお腹が痛くなりません?それと家にいるとしんどくないですか?」というと
「そうなんです。ほしくて買ったマンションなのに・・最近息苦しいのです」と彼女がうつむくので文子さんの写真を見て・・・
「この人なら大丈夫」というと
「え?大丈夫なんですか?」と聞かれたので
「うん、たいしたことないし。それに(生霊が)来ている以上にあなたが反応しすぎてるだけ。で、この人とこれからどうします?」というと
「縁を切りたいです」というので
「それでは切りましょうか」と話すと
「お願いします。このままではしんどくて・・」というので彼女にある注意事項を数個話し、それを守ってもらえることを約束してもらいました。
そして、お願いをしたものを持ってきてもらうことにしました。
ふるらんも
「約束だけは必ず守ってね。それができないと・・切れないからね~」と再度確認してもらいました。
2週間後、彼女は頼んだものを持ってきてくれました。
その約1か月後・・・彼女から連絡がきました。
まったく文子さんから連絡が来なくなったわ・・・と思っていると、ご近所の奥さんと会い
「知ってる?」と言われ、聞くと・・・
文子さんの借金がご主人に知れ、ケンカになり、大きな騒ぎになって、警察を呼ぶことになり、事件にはならなかったけれど、数日後にまたケンカで、同じことになり・・・
文子さんは実家に帰ったそうです。
ご主人が一人で住んでいて、それでご主人の浮気相手の人がマンションに来て、奥さんと鉢合わせで、今度はケンカになったらしくて、また近所の人が通報して・・・
「人づてに聞いたけど、ご主人が、このマンションに来てろくなことがない、と言ったらしいけど、マンションのせいじゃないわよね~本人たちのせいよね」と言ったそうです。
だって引越していく姿が見えるから・・
理由は・・・きっとお金が大変。
「おかげで文子さんと会わなくてよくなりました」と彼女がいうので
「よかったね~それに生霊さんもすっかり薄くなったし」
「そうですか~よかった」
「うん、よかった、よかった。あとは文子さんやご主人、お子さんが正しい道をちゃんと歩き、幸せになるように祈りましょうね」とふるらんが言いました。
人はちゃんと変わろうと思ったら変われるはずです。
幸せになりたいと思ったら、幸せになれるはずです。
変な縁は切りましょう。
そして新しい素敵な縁と結び、気持ちのよい距離で気持ち良く会話して、すてきなご近所付き合いをしていきましょうね。