お数珠を持って大きな建物の中を歩いていました
いつもの恰好で
手に握っているのは普通のお数珠より２・３割大き目の玉で、よく見ると水晶のでして・・・
輪が大き目。
たぶん・・男性が使っても
「ちょっと大きいかな？」と思うぐらいのものです
ビー玉よりちょっと大きいかな？
水晶の間にルビーの赤い玉が入っています。
そうですね～この玉が普通のお数珠ぐらい
あ、男性用の玉ですよ。
それの正式なものです。
略式は小さ輪でしょう？
房ではなく・・玉かな～？？？それは白と青の玉。
今から考えると真珠みたいな色の白。
青は・・ラピスの青です。
一番小さいのは・・黄色玉で・・あれはなんだろう・・・
あ、そうそうメノウもあった。
そんな大き目のお数珠を左手に持って歩いていました。
ふと気が付くと、手にあったお数珠がない
ない
ないない
うわぁ～～～～～～～～～～～～～～～～
どうしよう～と思っていたら、向こうから少しぽっちゃりした男性が来た。
白いワイシャツの胸を開け気味で・・・
うん、中年の・・・５０代後半から６０代前半の男性で・・・
スラックスの折り目がきれい・・・
そして髪をスッキリさせていまして・・
目がきれいだな～～と思いました
その人がにっこり笑って、
「こっちへ」というのでちょっと警戒してついていくと・・・
とってもちゃんとしたお坊さんのご挨拶をきれいにしていまして。
「あ～この人、‘できる’な～」と思いました。
そしてその膝の前にふるらんのお数珠がありまして、とっても綺麗に光っていました。
今から考えるとあのお数珠、七宝のついたお数珠なんだ～と気が付きましたわ
あのぐらいの大きさのお数珠って・・確かお寺でも位のある人とか、能力のある人とか・・・
間違いなく『ジッソウ』を知る上の人から頂くものだなぁ・・って
ふるらんには手にあまるから・・きっと失くして、この人のところに来たんだ・・・と思って。
その男性はとっても美しく礼拝をしていました。
そしてふるらんに向かって振り向くと・・・
「これで縁が変わるからね」と笑顔で言いました
ふるらんはきょとんとしていると、その男性はふるらんにそのお数珠を返してくれて・・・
「これをもって毎日精進しなさいね」と言いました
（まぁ・・本当にこれだけのお数珠を買うとしたら・・・むっちゃ高いと思うわ・・・）
それでふるらん、ひとつ気が付きました。
男性に
「あのぉ・・・・これが入っていた袋、ラピスの色に金糸の模様の・・・」というと、男性はにっこり笑って
「それを入れる袋は・・・見つけるんだよ」といい、ふるらんから離れていきました。
神秘的な人だな・・・・と思いながら、お数珠の温度を手のひらで感じていました。
冷たいけれど・・芯が温かい。
で、とっても綺麗になってる・・・と思いました。
そしたら・・・目が覚めました
おしいなぁ～～もうちょっと見ていたら、きっとお数珠の全貌が見えたのに・・と思いましたわ～
そして、むっちゃ高いだろうなぁ～作ったら、でも本当にパワー全開のお数珠だし、運さえも使い方次第で増幅されるかも・・・とか思ったり。
でもあのお数珠、ふるらんが持つにしては・・もう少し後かも、と
