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素敵な景色に遇えるかも・・・

謎がいっぱい ミステリアスな街・・・in 京都

2011-01-20 | 小さな旅の思い出
【京都駅から京都タワーを眺めて】

日本中何処の都市に行っても、似たようなお店が連なり
徐々に個性が失われつつあるような気がしますが
やはり、京都は特別な街です。
至る所に、神社・仏閣、そして歴史を物語る場所が点在しています。
それだけに街を歩けば、これは何?どうして?どういう意味?と疑問符だらけになります。



 
   【京都駅】 
 京都駅の中央コンコースからホテルグランヴィアに
向かうエスカレータを上がったところに
ある袋小路のような空間も、何で
こんな無駄に思えるスペースがあるの?
と思えば、京都タワーを望むため
だったりします。
暗い色の石の壁に囲まれた空間は
京都タワーを一枚の絵のように見せて
くれています。

出来上がった当時は、賛否両論色んな意見が
飛び交っていた京都駅ですが、こうして見上げてみると
京都の寺社の参道の長い階段を髣髴とさせる
デザインが取り入れられていたりするのです。
そしていつの間にか、京都の風景になって
いくのでしょう。

長い歴史の中で、古き良きものを大切にしながら
新しくなっていく京都なんですね。






毎年参拝にやってくる、ここ伏見稲荷も不思議なものが満載です。
京都が遷都1200年を迎えたばかりだというのに
ここは、今年鎮座1300年を迎えます。
奈良の都を遠く離れた場所に、お稲荷さんがどうして出来たの?
どうして狛犬ではなくて、狐なの?
狛狐の咥えているのは何?
どうして朱塗りの鳥居が沢山あるの?
千本鳥居って、本当に千本もあるの?

何かの番組ではありませんが、
「さてここでミステリーです。」と言いたくなります。

いくつかの謎の答えは、昨年の↓こちらで♪
 続・京都の旅です!~白狐とお稲荷さんのお話…

さて、この鳥居や建物が朱塗りになっているのは、他の朱塗りの神社と同じく
魔除けだとか、農業の神を祭るから朱雀を意味する朱色だとか
色々と説はあるようですが、やはり防腐剤の役目が一番なのだと思います。
そして、鳥居の数は山全体のものをあわせると千本どころか一万本近くあるのだそうです。
(鳥居の数の数え方は、正式には一基二基だと思いますが・・・)
因みに、一本奉納するのに約17万円くらいだとか。

三が日の参拝者数は250万人を超える
関西屈指の初詣スポットです。
神社を象徴する千本鳥居が誘う参道には
眺望が楽しめる四ツ辻や、目の病に
御利益のある眼力社、無病息災に
霊験あらたかな薬力社など
社が点在しています。


   【伏見稲荷】 
 


平成23年にご鎮座1300年を迎える
伏見稲荷大社では奉祝記念の一環として
同じく1300年の歴史を持つ和同開珎を
模した寶守(¥1000)がお目見えしました。
今年限定のお守りです。
限定に弱いんですよね~。
なんだかとってもご利益ありそうな雰囲気です。 




こんな謎だらけの京都のお供にいつも持って行くのがこの本です。


【京都なるほど事典】
京都なるほど事典
著者:清水さとし著
名刹、 神社、生活の様子、しきたり、行事、料理、和菓子…。
奥深い京都の解説書。
◆どうして東寺があって、西寺がないのか
◆東西の本願寺はどうして分派しているのか
◆三十三言動の観音像はなぜ一千一体あるのか
・・・・・から始まって
◆「京都」の地名はどうして付けられたのか
◆京都でいう上ル・下ル・東入ル・西入ルの意味
・・・・などなど~
気になる話題満載です。
な~んだと思うことから、目から鱗の驚き事実まで。
楽しく読める京都案内です。




ところで、話は飛びますが
地名によって色んなイメージが浮かびますよね。
東京の女(ひと)、札幌の女、仙台の女、東京の女
名古屋の女、神戸の女、福岡の女・・・
やはり「京都の女(ひと)」が一番ミステリアスに思えませんか?





子供の頃に聞いたこの歌のイメージのせいかもしれません・・・
えっ!知らない?聞いたことが無い?



今日も最後までお付き合いくらはって、おおきに。ほなさいなら♪