昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

土用の丑の鰻と梅干

2014-07-30 | キッチンから愛を込めて


暑中お見舞い申し上げます

息苦しいような湿度の高い暑さから少し解放され

朝晩は夏の爽やかさを感じられるようになりました。

昨日は、土用の丑の日でしたね。

絶滅危惧種に指定されたものの、今年は豊漁なのだとか。

絶滅危惧種が豊漁って・・・よくわかりませんが・・・

いずれにしても、価格はどんどん上がっていて

家族でお店へ鰻を食べに行くには、ずいぶんと敷居が高くなってしまいました。

我が家では年に一度、夏の土用の丑の日には

母が鰻をごちそうしてくれることになっています。(笑)

もちろんお店に出掛けるのではなく、蒲焼きを買ってきて

うちで鰻丼にして食べるわけです。

離れて暮らす息子たちにも鰻手当が送金されます。

「おばあちゃん、ありがとう」のメールと一緒に

嬉しそうに鰻を食べている写真が送られてくるのが、何よりの楽しみのようです。



そんな我が家ですが、今年は肝吸い と鰻の肝の佃煮も作ってみました。

鰻の肝は苦玉と呼ばれるところを一つ一つ丁寧に取り除かないと

全部が苦いものになってしまうので、少々面倒ですが

美味しいですものね、苦にはなりません。

肝吸いのレシピは こちらを参考にさせていただきました~♪


さて、土用と言えば忘れちゃいけないのが

梅干の土用干しです。

土用干しをすると、味がぐっとまろやかになるのです。



今年も夏の太陽を浴びて日光浴中です。

いつもは赤紫蘇は直売所で買っていたのですが

今年は畑で育てました。

梅も赤紫蘇も自家製、無農薬栽培です。



鰻と梅干~昔は食い合わせが悪いから

一緒にに食べると死に至るとも言われていたそうですが

これは全く根拠のない話なのだそうです。

昔は夏に「う」の付くものを取ると夏負けしないと信じられていました。

鰻も梅干も刺激が強すぎるから食べない方がよいと思われていたようです。

ところが、栄養学的に見ると問題はないそうで

どちらも夏バテ解消になる物同士

梅のクエン酸と酸味が鰻の油っぽさを緩和してくれるので

食べ過ぎはよくありませんが、何の問題もないとのことです。

鰻と梅のお茶漬け、鰻とキュウリのあえ物に練梅~

なんていいかもしれません。





一日ぎらぎらと照りつけたお日様にもお疲れ様と言いたくなりました。

皆様も体調管理にはくれぐれもお気お付け下さいますよう。