昨日を そして今日をありがとう

Demain il fera jour.
遠回りして歩きましょう 
素敵な景色に遇えるかも・・・

スモークチキン&ガズパチョの夕餉~キッチンから愛を込めて~

2011-08-10 | キッチンから愛を込めて




梅雨のようなお天気が続き
やっと、夏らしい空が見えたと思ったらもう立秋なのですね。

料理を作るのも、ちょっとうんざりなら
食べる方も、ちょっとぐったり。

そこで今日は、こんなものを作ってみました。

しっかり塩コショウをした鶏もも肉を、中華鍋でスモークしました。



網の上に鶏肉を載せて約30分。

ときどきチェックはするものの、そのまま放りっぱなしで出来上がり!
蓋を開けると、綺麗な色に~♪
桜チップのいい香りがします。

温かいまま包丁を入れると、身が崩れてしまうので
冷めてから薄く切ります。



欲張って沢山盛り付けすぎですね。(笑)



さて、もう一品は
ガスパチョ 【gazpacho】

ガスパチョとは、スペイン料理の一つで、冷製の野菜スープのことです。

トマトを主にたまねぎ・きゅうり・ピーマンなどの野菜とパン
オリーブオイル・ワインビネガー・調味料や香辛料などを
ミキサーにかけとろりとさせたものです。

水で濃度を調整し、よく冷やして食べます。



今回は、パンの代わりにジャガイモを煮て
煮汁ごと入れました。
これもガスパチョっていうのかな?

まあ、なんとなくそれらしい味になったことだし
良しとしましょう♪

彩りに枝豆を載せて・・・


暑い季節に食べたいものは何ですか?

栄養価が高くて、美味しく食べられるもの教えてくださいね~!




最後までおつきいあいくださってありがとうございました。



うふふな事を 集めて・・・

2011-08-06 | 四季折々のひとりごと


心配事は数々あれど

くよくよと悩んでいても仕方ない

そんなとき ちょっと嬉しいことを

見つけてみる、思い出してみる・・


 

◆虹◆



日曜日の午後
久しぶりに大きな虹がかかりました。

♪~Somewhere over the rainbow
Way up high
There's a land that I heard of
Once in a lullaby

Somewhere over the rainbow
Skies are blue
And the dreams that you dare to dream
Really do come true
・・・♪



------Aretha Franklin-----

うふふ・・・なんかいいことありそうでしょ?




 

◆ミニトマト◆

トマト嫌いな旦那様が丹精込めて育てていたのに
カラスに狙われて、度々被害に遭っていた
「フルーツミニトマト~アイコ~」

 

みかんのネットを被せたら、被害に遭わなくなりました!
もう100個くらい採れたでしょうか。

 

食べるのが追いつかないので、今年もドライトマトにしてみました。
トマトの甘味がぎゅっと濃縮されて、スープに入れればまるで出しの素!
サラダやパスタにも活躍しそうで また うふふ・・・

どらいトマトの作り方は、こちら →  「夏をぎゅっと閉じ込めて」 




 

◆ゴーヤ&ミニメロン◆

去年収穫したゴーヤの種を畑に蒔いたら

また沢山のゴーヤが採れました。

 

独特な苦味が苦手で、食べられなかったゴーヤです。

佃煮に変身させたら、大好物に!
毎朝、白いご飯に載せて うふふ・・・

ゴーヤの佃煮の作り方はこちら → 「ためになるが くせになる・・・」 
※今年は桜海老の代わりに、ちりめんじゃこを使いました。

春に植えたミニメロンの苗

一時、枯れそうになっていて諦めかけていたら



こんなに育ってくれて うふふ・・・






 

◆ランチ&デザート◆

久しぶりに、妹と名古屋の麻布茶房でランチ~♪



デザートセットを注文したら



2人の大好きな「ワラビ餅と白玉団子入りの抹茶パフェ」が付いてきて

うふふ・・・うふふ・・・




気付けば 食べ物のことばかり(笑)

でも、ほら、嫌な事・・・

忘れてる!


最後までお付き合いくださってありがとうございました。


昔々のそのまた昔を訪ねて・・・~荒川家住宅から飛騨大鍾乳洞~

2011-08-02 | 小さな旅の思い出
【飛騨の民家にて】


今回も、長々と引っ張ってきた「奥飛騨への旅」
本日最終回です。



温泉を最後に、帰路に着く予定だったのに
平湯温泉でゆったりのんびり、さっぱりとしたら、すっかり元気に!

折角来たのだからと、往路の途中で見つけた古い民家を訪ねることにました。

【荒川家住宅】



間口の広い玄関を入ると、閉館時間間近だというのに
案内係の女性が、にこやかに迎えてくれました。

荒川家は
元禄以来丹生川村の庄屋をつとめた旧家。
そして、この住宅は、200年以上前に建てられたものだそうです。
桁行21.5m、梁間14.8m、切妻造二階建、切妻造
石置板葺の大型住居で、主屋と土蔵は江戸中期の
もので、国の重要文化財に指定されています。

巨材を利用し梁間を広げており、平面構造とも
飛騨民家の発展形式として重要な意味があるそうです。
出桁で小庇を支え、化粧貫を見せています。


この家が賑やかだった頃の様子も丁寧に説明して
くださって、今にも、この家の人が帰ってくるような
気持ちがしてきました。

 
【玄関】             【座敷/奥は仏間】

   
【戸袋】      【かまど】        【2階の蚕部屋】

戸袋の下はこんな飾りが掘り込んでありました。
飛騨の匠が、腕を振るった様子が目に浮かびます。
2階に上がると、栗の板で葺いた屋根裏を直接見ることが出来ました。


隣接する歴史民俗資料館・移築されてきた旧緒方家

ここに貼られていた 【飛騨大鍾乳洞】 のポスターを見た姪が

「これは何?」
「鍾乳洞だけど、見たこと無い?」
「無い!見たい!!」

鶴の一声か、来た道を5km戻ることになりました。(笑)



高山市街から平湯に向かって田園地帯を抜け
山沿いの小さな谷に入り、大きくカーブを曲がると
飛騨大鍾乳洞の入口です。

隣接している大橋コレクション館は昭和40年に鍾乳洞を発見した
大橋外吉が世界中から集めた美術品・装飾品が展示されています。

2007年に盗難に遭い2億円相当の金塊が盗まれたというニュースを
記憶に留めておられる方もあるかもしれません。
そのコレクション館がここなんです。
強奪犯逮捕後に返還された金塊は、犯人により分解されて複数の
塊や粉末にされた状態で展示されていました。

翡翠で出来た大きな桃の木や、金のお神輿
真珠で出来た名護屋城など・・・
みんなで「何でも鑑定団」になった気分で楽しみました。(笑)

そして、このこのコレクション館の2階が鍾乳洞への入口になっていました。
防火ドアのような大きな鉄のドアを開け中に入ると・・・・

「寒っ!!!!」

慌ててまた表に出ました。
洞内は真夏でも平均気温12度、冬は8度なのだそうです。
長袖の上着を羽織って、再び入場しました。



 【飛騨大鍾乳洞】  は日本全国に約80ヶ所あるという
観光鍾乳洞の中でも、日本一の標高900mに位置しています。

この鍾乳洞は、断層面が、 地震や断層運動などによって
拡大,連結してできたと考えられ鋭く切り立った壁面や
割れ目の中を進みます。 激しいアップダウンを
伴ない、時には天井に頭がついてしまうような狭いトンネルを
抜けなくてはなりません。
まるで、探検隊になって地下峡谷へ迷い込んでしまったような気分での
800mを約40分掛けて巡りました。



氷柱のように下がったものは1cm成長するのに役70年
石筍と呼ばれる下から飛び出たようになっているものは
約130年かかるといわれています。

赤や青のライトを照明に使用しているのは
白色電球や蛍光灯を使用すると、光源の熱と
地下水による十分な水分により、外からやって来る人に
付着して持ち込まれた植物の種や菌糸などが発芽し
コケなどが洞内に繁殖してしまうからなのだそうです。

 

この地より「ウミユリ」「フズリナ」などの化石が発見されたことから
約2億5000万年前には海の底だったことが判明しました。

ウミユリのほか、サンゴやフズリナ、二枚貝などの死骸が
長い年月を経て石灰石と化し、現在の鍾乳洞を形成してきたのです。

初めて鍾乳洞にやって来た甥も姪も目をキラキラとさせて
探検を楽しんでいました。

 出口からもと来た場所へ戻るための長い長い階段!!

折角、涼しい思いをしたのに・・・(ため息)

駐車場の前には、お土産やさんや食堂が並んでいて

こんな看板を発見!

 

1個100円! 揚げたて熱々をフハフハしながらいただきました♪
「頑張ろう飛騨牛!!」




【夕暮れの飛騨路】



帰り道、高山の駅前のラーメン屋さんで、夕食と相成りました。

トマトラーメン(真ん中)初体験しました。
イタリアンな味のラーメンでした!
チーズの風味が利いていて、意外な美味しさです!

  
【飛騨高山ラーメン】
葱、叉焼、メンマなどのシンプルな具に、細めの縮れ麺に
鶏ガラやカツオ節で取ったダシと濃いめの醤油スープが特徴です。

日も暮れ、楽しかった一日も、ひたすら家へと車を走らせるのみとなったのでした。



最後まで、お付き合いくださってありがとうございました。