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6月12日曇り気温19度、済州島は10日に梅雨入りし、その日は大雨だったそうです。レース当日の天気予報は曇りのち雨となっていましたが朝から霧が立ちこめて今にも雨の降り出しそうな気配の中、午前9時にスタートしました、フルマラソン参加者は約500名とのことでした。 スローランナーとしては制限時間6時間を有効に使う予定でしたが、30K過ぎ辺りから疲労でペースが落ち過ぎラップタイムが警告を出し始めてしまいました、これでは制限時間内でのゴールインが難しいペースとなり焦り始めた時でした、いつの間にか私の前を一匹の白い犬が小走りに走っているのに気がつきました、その犬の走る姿を何気なく見ていましたが、なんだか誘導されているような気持ちになり、気を取りなをして犬の後を追い始めました、気がつくとペースが上がり、これなら無事ゴールインが出来そうです、そして犬の後ろ姿を追っている内に、その走り方に”はっ”と閃きました、正に腰全体で走っているでは有りませんか、足で走っているのでは無いのです。 いままで犬の走り方を、そんなふうに見つめたことはありませんでしたが、体力限界のなかでは不思議な感性が働いたようです、理屈では長距離を走りきるにはインナーマッスルを使へ、とゆうことを知ってはいましたが、そのはしりを正しく会得してはいなかったのです、白い犬に実地で教えられました、気がつくと犬は消えていましが、私の走りは確りと一定のペースを守って走れるようになり、そして途中の遅れを取り返し、制限時間内無事ゴールインが出来ました。 まるで夢の中で仙人が現れるおとぎ話のような体験でした。
あ、たまとこたまは日曜日、私と一緒にうだうだしてました
白い犬のお話は不思議で訓がありました.
夢中のことがあるのはとても幸せですね.
今後にもファイティングしてください.