【子供に見せたい景色】
昨日の長崎はあいにくの曇り雨で期待していたスーパームーンは見れなかっ・・・
ところが、18時30分に雲の切れ間から、デッカイ月が見えた。そのことを子供たちに伝えて、空手に行く途中に見せようと思ったが、もう雲の向こうだった。
今朝5時30分、稲佐山の上に、
スーパームーンが見えた。
それを子供たちに伝えたが、夜が明けてしまい見れなった。
親は、子供にこの景色を見せたいと思う時がある。
例えば、ドクターイエローがいたとする。
「ほら、○○ちゃん、あれ見て!
ドクターイエロー!
ほら、ほら、見て!!」
(子供は見ない)
「もう見えなくなちゃったじゃない、
なんで見ないのよ!!」
この怒りって何?
親は良かれと思って、
するように勧めたのに、
子供は親が思った通りの行動をしない。
これは親子関係だけでなく、職場でもある。
「○○したら?」と先輩がアドバイスしても
ところが、後輩は○○しない。
「お前なんでやんないんだよ」と責める。
そう、
結局、○○したらというアドバイスは不要である。
自分が○○している姿を見て、
周りの人が、私も○○したい。
「どうやったら○○できるんですか?」という
質問が来た時が
アドバイスしていいと許可が下りた時なんだと
思う。
子供に見せたい景色とは、
場所や風景だけでなないと思う。
僕は子供に、酔っぱらっている姿を見せたことがある。
それを今でも子供たちは言う。
だから僕はお酒を断った。
僕はね、
そんな父親像を遺したくないだけ。
僕はね。
早起きしなさいというのではなく、早起きする
勉強しなさいというのではなく、勉強する
本読みなさいというのではなく、本を読む
学校楽しみなさいというのではなく、仕事を楽しむ
挨拶しなさいというのではなく、挨拶する
野菜食べなさいというのではなく、野菜を食べる
ソウイウモノニ ワタシハナリタイ
宮沢賢治風
今夜、もう一度スーパームーンを拝むチャンスがある。
お父さんは見て来るよ。