南斗屋のブログ

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WAIS-R(ウエクスラー式知能検査) 上

2006年03月13日 | 高次脳機能障害の検査方法
WAIS-Rとは、知能検査の一種です。
「ウエイス・アール」と呼ばれています。
”ウエクスラー式知能検査”のことで、
WAIS-Rは、Wechsler Adult Intelligence Scale-Revised の略語です。
“ウエクスラーさんが作った成人用知能スケール(改訂版)” という意味になります。

ウエクスラーさんが作ったのは、1939年というから大分前に作られた検査ですが、日本版のWAISは1958年に最初のものが作られ、1990年に改訂版が作られて、現在に至っています。
知能の標準検査としての信頼度が高いのですが、長谷川式検査やミニメンタルステートといった簡易検査が5~10分でできるのに、WAIS-Rは2時間近くかかるといわれており、検査に時間をとられます。
大きく分けて、言語IQの検査と動作IQの検査があり、
言語IQの検査の中には、知識、数唱、単語、算数、理解、類似の各検査があります。
動作IQの検査には、絵画完成、絵画配列、積木模様、組合せ、符号の各検査があります。



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