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自宅での看取り

2021年08月22日 | 看護師の仕事など

連日訪問していた膵臓癌の患者さんを、朝早く看取りました。

昨日の訪問で、今夜かも知れないと伝えていたので

ご家族は、親戚を集めて写真を撮ったりお話したり、

いい時間を過ごせたようでした。

前日には、尿がけっこうでていたので1週間ぐらいは

過ごせると思っていましたが、帰り際に「あれ?」という

雰囲気のお顔でした。呼んでも意識がはっきりしませんでした。

膵臓癌にしては、3年ぐらい経過していたおとなしいがんでした。

痛みはあったので、定期的に内服できなくなってくるので

皮下注射にしていましたので、痛いときに適切に麻薬が注入されることもでき

痛みのコントロールはできました。

病院で過ごすことを希望する家族もいらっしゃいましたが、自宅を強く

希望するご家族もいて、入院することはありませんでした。

その結果、お孫さんも、親戚もたくさん集まることができました。

今の病院は面会できないので、本当に自宅でよかったと思いました。

 

 「じいちゃん、うちでよかったな」

 

泣きながら言っていた男性は誰だったのかな・・・

何しろたくさんいたので。