工作台の休日

模型のこと、乗り物のこと、ときどきほかのことも。

Grosser Preis von PLAYMOBILLAND!? その2

2020年10月15日 | 玩具道楽
 ということで前回の続きです。プレイモービルとモータースポーツですが、1970年代の終わり頃に単座、オープンタイプのスポーツカー(古いファンには富士のグラチャンカーを想像すれば分かりやすいかもしれません)を発売しており、こちらは何度が再販されました。その後もハッチバックタイプの自動車のバージョン替えでラリーカーが発売されています。
 フォーミュラカーの発売と前後するようにタイヤメーカーのロゴが入ったサービスカーや、トレーラーのキャブの部分だけを使ってレースを行う(欧州では盛んに行われています)ための車輛もラインナップに加わりました。また、細部まで再現されたゴーカートも発売されていましたので、実物と同様に初心者まで裾野が広がっていたようです。
 2000年代に入ってからはラリートラック(こちらもおまけがいっぱいついていて遊び甲斐がありそうです)などが発売されたほか、最近ではポルシェとのコラボでポルシェカップのマシンも製品化されました。こちらもいずれご紹介しましょう。

 話をフォーミュラカーに戻します。今日はプレイモービルランドGPが開催されています。おなじみTViの独占中継でお届けしています。TViというのはプレイモービルのテレビクルーにお馴染みのロゴで、プレイモービルの国の公共放送なのでしょう。

レース前のグリッドですが、ドライバーにインタビューが行われています。最近は見かけない光景ですね。それにしても手前の銀色のマシンはピレリのマークをつけ、後方に映っている赤いマシンはグッドイヤーですから、タイヤ戦争が勃発しています。ピットレポーターはサッカーのシリーズから、カメラマンはジャンク品です。
 レースがスタートしておりますが、ピットクルーなどが製品化されていないため、レース中の緊迫した光景は再現できません。あしからず。レース中ですが、この製品の話をもう少ししましょう。
 前回少し触れましたが、このセットにはデジタル式の腕時計が入っています。私のところにきたときには既に電池も切れていましたが、同梱の説明書によれば時刻表示だけでなく、アラームなどがセットできるものだったようです。

また、カーナンバーのスペアのステッカーが三台分入っていました。説明書にもありますが、赤いマシンの分も含めて変えられるようになっていたようです。

もし、中古品などでオリジナルと番号が違うマシンがあれば、それは前の持ち主がシールを上から貼ったもの、ということになりましょう。
 ということで上位三台が僅差でフィニッシュ、という場面です。

26号車が黄色いマシンのドライバーをピックアップしています。黄色いマシンはフィニッシュラインを超えた後で止まってしまったようです。

今はこういう「タクシー」行為は禁じられているようです。

上位の選手たちが健闘を称えあっております。
表彰式です。三人のドライバーが表彰台に立って・・・

シャンパンファイトでございます。


 残念ながらプレイモービルのフォーミュラカーはラインナップから外れて久しく、インディカーを思わせる炎をイメージしたような派手な柄のマシンがアドオンで見かけるくらいです。ただし、近年になってブラインドパッケージのfi?uresから、レーサーの人形が出ていました。

 どう見てもレッドブルのレーシングスーツてすね。ドイツのセバスチャン・ベッテル選手がレッドブルに在籍し、タイトルを獲得していますので、それをイメージしているのでしょう。
 マシンの方は20年以上前のスタイルという感じですから、このレーサーに合うマシンが欲しいところです。ポルシェは玩具ながらなかなか精巧にできていましたので、モデルチェンジしてプレイモービルらしい凝ったフォーミュラカーが観たいものです。






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