12月はT-SQUAREの年末ライブの季節でもありまして、恒例の神戸、東京での公演がありました。神戸はメンバーを変えながらの公演で配信もされていました。私が参加したのは大晦日の東京公演のみでありますが、記憶が薄れないうちに書いてまいります。一応、曲目をメモしながら聴いていたのですが、違っているところがございましたらご寛恕ください。
当日のメンバーですが、管楽器は伊東たけし、本田雅人、宮崎隆睦の三人がそろい踏みという豪華なものでした。またキーボードも松本圭司、白井アキトのツインということで、こちらも期待大です。ドラムは坂東慧、ギターは外園一馬、ベースは田中晋吾の各氏が務めました。坂東さんは正式メンバーですが、長くサポートされている田中さん、そして外園さんのギターも楽しみです。途中のMCで伊東さん「カルディ伊東」と名乗っていましたが、ズボン(イッセイ・ミヤケなのでパンツと書くべきか)の柄がカルディの紙袋みたい、と言われたことが理由のようで、客席からカルディの紙袋が手渡されていましたが、確かに色づかいが似ています。
宮崎さんはピンク系のパンツということで、伊東さんから「林家パー子」と呼ばれ、宮崎さんもステージでスマホを伊東さんに向けて返していましたが、本人は「ユッコ・ミヤー」と名乗っていました。もちろん女性サックスの「ユッコ・ミラー」をもじってのものです。
1曲目はメンバー全員で「MORNING STAR」です。ライブで聴いたのは久々なのですが、1989年発表で大学生の頃にリアルタイムで聴いていた曲ですので懐かしい&。気持ちが上がります。続いては「DAN SA CHABRE」ということでこちらは1988年ですから懐かしいですね。珍しくお客さんが立ち上がる感じではなかったので、恒例のジャンプはありませんでしたが・・・。
ここでMCをはさんで管楽器は宮崎さん一人となり「ÇA ET LA」ということでまさに「宮崎・松本期」の曲でした。この曲、お洒落で好きなんです。SAXも宮崎さんがしっくりくる曲です。さらに「SWEET AND GENTLE」とこの時代の曲が続きました。松本さんがシタールで参加、宮崎、松本期のスクエアは当時の印象ですと新しいことを模索しているうちにバンドの方向性が固まらないうちに過ぎてしまったという感じがありますが、今聴くと古さを感じさせないところがあり、あれから25年近く経っていますので、時間が楽曲の魅力を高めてくれたということなのでしょう。個人的にも当時つきあっていた女性とこの時期はよく音楽聴きに行ったなあ、とかあるのですが。
続いてシタールつながりで今年のアルバムから「海の見える坂道で」が演奏されました。再び宮崎・松本期に戻って「MAKE IT STONED」です。こういうちょっとやんちゃな曲も書けるところがメインコンポーザーと呼ばれた安藤さんの凄いところ。伊東さんと宮崎さん二人のサックスで盛り上がります。途中「TEXAS KID」のフレーズが入ったり、ライブならではの楽しさです。そして外園さんのギターが個人的には圧巻でした。久々に頭ふりふりしちゃったほどです(曲のテンポはそれほど激しくないけど)。外園さんのX(旧Twitter)によれば大晦日はお客さんのエネルギーが凄くて、自ずと演奏もヒートアップされていたとのこと。直前の24日まで矢沢永吉さんのツアーに参加されていたそうですが、ロックなところに火が付いたような演奏でした。
管楽器が本田さんになって「TRAFFIC JAM」に。オリジナルよりもテンポが速く、これは演奏する側も大変そうです。そして「CIAO!!!」と本田期の難曲代表曲が続きます。「CIAO!!!」は45周年でもビッグバンド形式で演奏がありましたが、こちらの方がよりオリジナルに近い感じで良かったです。
そして伊東さん、本田さんの二人で「SUNNYSIDE CRUISE」に。作曲された須藤満さんが以前話していましたが、日本から欧州に向けてのフライトでずっと太陽を追いかけているようにロシア上空を飛んでいる感じだった、ということで書かれた曲で、大晦日でも触れられていましたがなぜか韓国公演で大人気だそう(宝島、TRUTHより人気らしい)。続いて二人の「MEGALITH」へ。本田さんの再びの参加で演奏される機会が増えた「MEGALITH」ですが、メンバーのオーディションの話も出ておりますし、このメンバーでの演奏もなかなか聴けないかもしれませんから、目と耳に焼き付けました。
ライブも終盤、管楽器が3人揃って「MYSTIC ISLAND」です。以前、夏にお勧めと書いたアルバム「Paradise」のオープニングナンバーです。続いて宮崎さん時代の代表曲「SCRAMBLING」です。ライブの選曲は坂東さんらしいですが、盛り上がる曲を持ってきました。そしてラストは「TRUTH」です。この日に持参した45周年の手ぬぐいを振り回しておりました(白井アキトさんもステージで振り回してましたが)。いい歳したおっさんが恥ずかしいことをしてますが、年の最後ということでご勘弁を。
アンコールは伊東さんのサックスで「TWILIGHT IN UPPER WEST」。アルバム「TRUTH」を締めくくる美しいバラードです。このアルバム、私が高校生のときに発売されておりまして、前日にクラス会で久々に当時の担任とクラスメイト達に会っていましたから、この曲を聴いて当時のことを思い返したり・・・。
アンコール2曲目「LITTLE MERMAID」で〆でございます。こちらもライブで大いに盛り上がる曲です。1981年発表ですのでスクエア初期の楽曲ですが、この曲をライブで聴くと本当に楽しい気分になり、こぶしを突き上げ、指をさし、と客席の私たちも大はしゃぎです。
大晦日としては珍しく「JAPANESE SOUL BROTHERS」や「宝島」、「OMENS OF LOVE」の無いライブでしたが、とても盛り上がりました。2022年の大晦日に比べると時間的にはコンパクトになった年末ライブでしたが、その分早く帰宅してゆっくりご飯を楽しみました。
こちらが私が客席で振り回していた手ぬぐいです。
当日のメンバーですが、管楽器は伊東たけし、本田雅人、宮崎隆睦の三人がそろい踏みという豪華なものでした。またキーボードも松本圭司、白井アキトのツインということで、こちらも期待大です。ドラムは坂東慧、ギターは外園一馬、ベースは田中晋吾の各氏が務めました。坂東さんは正式メンバーですが、長くサポートされている田中さん、そして外園さんのギターも楽しみです。途中のMCで伊東さん「カルディ伊東」と名乗っていましたが、ズボン(イッセイ・ミヤケなのでパンツと書くべきか)の柄がカルディの紙袋みたい、と言われたことが理由のようで、客席からカルディの紙袋が手渡されていましたが、確かに色づかいが似ています。
宮崎さんはピンク系のパンツということで、伊東さんから「林家パー子」と呼ばれ、宮崎さんもステージでスマホを伊東さんに向けて返していましたが、本人は「ユッコ・ミヤー」と名乗っていました。もちろん女性サックスの「ユッコ・ミラー」をもじってのものです。
1曲目はメンバー全員で「MORNING STAR」です。ライブで聴いたのは久々なのですが、1989年発表で大学生の頃にリアルタイムで聴いていた曲ですので懐かしい&。気持ちが上がります。続いては「DAN SA CHABRE」ということでこちらは1988年ですから懐かしいですね。珍しくお客さんが立ち上がる感じではなかったので、恒例のジャンプはありませんでしたが・・・。
ここでMCをはさんで管楽器は宮崎さん一人となり「ÇA ET LA」ということでまさに「宮崎・松本期」の曲でした。この曲、お洒落で好きなんです。SAXも宮崎さんがしっくりくる曲です。さらに「SWEET AND GENTLE」とこの時代の曲が続きました。松本さんがシタールで参加、宮崎、松本期のスクエアは当時の印象ですと新しいことを模索しているうちにバンドの方向性が固まらないうちに過ぎてしまったという感じがありますが、今聴くと古さを感じさせないところがあり、あれから25年近く経っていますので、時間が楽曲の魅力を高めてくれたということなのでしょう。個人的にも当時つきあっていた女性とこの時期はよく音楽聴きに行ったなあ、とかあるのですが。
続いてシタールつながりで今年のアルバムから「海の見える坂道で」が演奏されました。再び宮崎・松本期に戻って「MAKE IT STONED」です。こういうちょっとやんちゃな曲も書けるところがメインコンポーザーと呼ばれた安藤さんの凄いところ。伊東さんと宮崎さん二人のサックスで盛り上がります。途中「TEXAS KID」のフレーズが入ったり、ライブならではの楽しさです。そして外園さんのギターが個人的には圧巻でした。久々に頭ふりふりしちゃったほどです(曲のテンポはそれほど激しくないけど)。外園さんのX(旧Twitter)によれば大晦日はお客さんのエネルギーが凄くて、自ずと演奏もヒートアップされていたとのこと。直前の24日まで矢沢永吉さんのツアーに参加されていたそうですが、ロックなところに火が付いたような演奏でした。
管楽器が本田さんになって「TRAFFIC JAM」に。オリジナルよりもテンポが速く、これは演奏する側も大変そうです。そして「CIAO!!!」と本田期の難曲代表曲が続きます。「CIAO!!!」は45周年でもビッグバンド形式で演奏がありましたが、こちらの方がよりオリジナルに近い感じで良かったです。
そして伊東さん、本田さんの二人で「SUNNYSIDE CRUISE」に。作曲された須藤満さんが以前話していましたが、日本から欧州に向けてのフライトでずっと太陽を追いかけているようにロシア上空を飛んでいる感じだった、ということで書かれた曲で、大晦日でも触れられていましたがなぜか韓国公演で大人気だそう(宝島、TRUTHより人気らしい)。続いて二人の「MEGALITH」へ。本田さんの再びの参加で演奏される機会が増えた「MEGALITH」ですが、メンバーのオーディションの話も出ておりますし、このメンバーでの演奏もなかなか聴けないかもしれませんから、目と耳に焼き付けました。
ライブも終盤、管楽器が3人揃って「MYSTIC ISLAND」です。以前、夏にお勧めと書いたアルバム「Paradise」のオープニングナンバーです。続いて宮崎さん時代の代表曲「SCRAMBLING」です。ライブの選曲は坂東さんらしいですが、盛り上がる曲を持ってきました。そしてラストは「TRUTH」です。この日に持参した45周年の手ぬぐいを振り回しておりました(白井アキトさんもステージで振り回してましたが)。いい歳したおっさんが恥ずかしいことをしてますが、年の最後ということでご勘弁を。
アンコールは伊東さんのサックスで「TWILIGHT IN UPPER WEST」。アルバム「TRUTH」を締めくくる美しいバラードです。このアルバム、私が高校生のときに発売されておりまして、前日にクラス会で久々に当時の担任とクラスメイト達に会っていましたから、この曲を聴いて当時のことを思い返したり・・・。
アンコール2曲目「LITTLE MERMAID」で〆でございます。こちらもライブで大いに盛り上がる曲です。1981年発表ですのでスクエア初期の楽曲ですが、この曲をライブで聴くと本当に楽しい気分になり、こぶしを突き上げ、指をさし、と客席の私たちも大はしゃぎです。
大晦日としては珍しく「JAPANESE SOUL BROTHERS」や「宝島」、「OMENS OF LOVE」の無いライブでしたが、とても盛り上がりました。2022年の大晦日に比べると時間的にはコンパクトになった年末ライブでしたが、その分早く帰宅してゆっくりご飯を楽しみました。
こちらが私が客席で振り回していた手ぬぐいです。