昨年、RM MODELS誌に拙作を掲載いただいたこともありまして、コンテナネタをこのブログでも掲載した次第ですが「コンテナ遊び」はまだ続いておりました。国鉄のコキ10000形にさまざまなコンテナを載せて遊んでみよう、というのが今日のテーマです。
コキ10000形というのは昭和40年代前半に登場したコンテナ貨車で、高速運転に対応した車輌でもありました。青い台枠が特徴で、貨物の高速化とコンテナ輸送の発展に大きな役割を果たしています。
当初は国鉄の分類で1種5tと呼ばれた10.8フィートの5tコンテナを5個(車掌室付きのコキフ10000は4個)積めるようになっていました。やがて、国鉄のコンテナが同じ5tでも12フィートの長さの2種が主流になりますと、コキ10000も5個から4個積みに、コキフ10000も4個から3個積みになりました(カトーのHO製品がそれを再現しています)。
もちろん後の時代の姿でも構わないのですが、やはりコキ10000と言いますと、隙間なく積まれた「1種5t」のコンテナでしょうし、バラエティに富んだコンテナを見たい、という気持ちもありました。一方で古くからございますカトーのNゲージのコキ10000についてはコンテナが5個(コキフは4個)一体成型で同じタイプ、色のコンテナを積んでおりまして、分解したり乗せ換えたりが難しくなっていました。近年、トミックスやマイクロエースからもコキ10000がリリースされ、自由にコンテナを積めるようになっていました。また「ショップねこまた」から「こんてにゃあ」という1種5tのコンテナの塗装済みキットが数種リリースされたことで、さまざまなコンテナを積む愉しみもできました。ということで、たくさんの方が試されていると思いますが「こんてにゃあ」のコンテナを組んで、載せてみました。
「こんてにゃあ」のキットですが、C10、C11形式(通常の黄緑色)、R10、R13形式(白い冷蔵コンテナ)が発売されており、冷蔵コンテナの方はパーツの組み合わせでR11形式などにも対応できるようになっています。このあたりはメーカーのホームページでも詳しく解説されています。
キットはコンテナを思わせる紙箱に入っています。
箱を開けるとパーツがこんな風に入っています。
はめ合わせも問題ありませんし、コンテナの個体番号のシールも豊富に入っています。コンテナの上面を切り出した際に裏側にバリが出ますので、400番程度のサンドペーパー(私の場合はやすりスティック)で軽くならしておけばきれいにはまります。組み上げてそれぞれ番号を貼って、マイクロエースのコキ10000に搭載しました。なお、マイクロエースからは1種5tのコンテナが別売されており、こちらを載せるのも楽しいです。
「こんてにゃあ」については色合いも微妙に変えてあるのが特徴です。こちらはこんてにゃあの製品とマイクロエースの製品も混じっています。実際も退色するなどしてだいぶ色合いに変化があります。
こちらの1輌は冷蔵コンテナのみです。
左端のタンクコンテナはトミックスのT10です。
そして今回、カトーのコキフ10000のコンテナを外し「こんてにゃあ」のコンテナを載せました。RM MODELS 2023年12月号にも掲載がありましたが、私もこれを参考にやってみました。四本の爪で床下パーツと止められておりますので、丁寧に外し、ウエイトも外しました。そこにゴム系接着剤で今回組んだコンテナを等間隔に固定しました。
違う形式のコンテナが並び、隙間から反対側が見えるかと思います。
こうして、すべて写真には収めていませんが10輌の編成ができました。ちなみにコキ10000のうち1輌はカトー製品をそのままにしてあります(写真右)。
これはこれで整った美しさがありますし、過度なディティールは追っていないものの、すっきりとした仕上がりと適度な精密感はさすがだなと思います。
牽引機はEF66がお似合いなわけですが、我が家にあるのはトミックスのひさしつき、0番台後期のタイプで、昭和40年代後半のデビューですのでコキ10000が4個積みになった後の姿となり、年代的には合いません。そのうちひさしなし、前期型も欲しいなと思います。EF66についてはその昔我が家にあったパズルにSLとEF66(もしかしたら試作型のEF90かも)の組み合わせというのがあり、登場の背景や特急貨物を牽引できるスピードなど、子供心にスペシャルな機関車という印象がありました。
コキ10000形というのは昭和40年代前半に登場したコンテナ貨車で、高速運転に対応した車輌でもありました。青い台枠が特徴で、貨物の高速化とコンテナ輸送の発展に大きな役割を果たしています。
当初は国鉄の分類で1種5tと呼ばれた10.8フィートの5tコンテナを5個(車掌室付きのコキフ10000は4個)積めるようになっていました。やがて、国鉄のコンテナが同じ5tでも12フィートの長さの2種が主流になりますと、コキ10000も5個から4個積みに、コキフ10000も4個から3個積みになりました(カトーのHO製品がそれを再現しています)。
もちろん後の時代の姿でも構わないのですが、やはりコキ10000と言いますと、隙間なく積まれた「1種5t」のコンテナでしょうし、バラエティに富んだコンテナを見たい、という気持ちもありました。一方で古くからございますカトーのNゲージのコキ10000についてはコンテナが5個(コキフは4個)一体成型で同じタイプ、色のコンテナを積んでおりまして、分解したり乗せ換えたりが難しくなっていました。近年、トミックスやマイクロエースからもコキ10000がリリースされ、自由にコンテナを積めるようになっていました。また「ショップねこまた」から「こんてにゃあ」という1種5tのコンテナの塗装済みキットが数種リリースされたことで、さまざまなコンテナを積む愉しみもできました。ということで、たくさんの方が試されていると思いますが「こんてにゃあ」のコンテナを組んで、載せてみました。
「こんてにゃあ」のキットですが、C10、C11形式(通常の黄緑色)、R10、R13形式(白い冷蔵コンテナ)が発売されており、冷蔵コンテナの方はパーツの組み合わせでR11形式などにも対応できるようになっています。このあたりはメーカーのホームページでも詳しく解説されています。
キットはコンテナを思わせる紙箱に入っています。
箱を開けるとパーツがこんな風に入っています。
はめ合わせも問題ありませんし、コンテナの個体番号のシールも豊富に入っています。コンテナの上面を切り出した際に裏側にバリが出ますので、400番程度のサンドペーパー(私の場合はやすりスティック)で軽くならしておけばきれいにはまります。組み上げてそれぞれ番号を貼って、マイクロエースのコキ10000に搭載しました。なお、マイクロエースからは1種5tのコンテナが別売されており、こちらを載せるのも楽しいです。
「こんてにゃあ」については色合いも微妙に変えてあるのが特徴です。こちらはこんてにゃあの製品とマイクロエースの製品も混じっています。実際も退色するなどしてだいぶ色合いに変化があります。
こちらの1輌は冷蔵コンテナのみです。
左端のタンクコンテナはトミックスのT10です。
そして今回、カトーのコキフ10000のコンテナを外し「こんてにゃあ」のコンテナを載せました。RM MODELS 2023年12月号にも掲載がありましたが、私もこれを参考にやってみました。四本の爪で床下パーツと止められておりますので、丁寧に外し、ウエイトも外しました。そこにゴム系接着剤で今回組んだコンテナを等間隔に固定しました。
違う形式のコンテナが並び、隙間から反対側が見えるかと思います。
こうして、すべて写真には収めていませんが10輌の編成ができました。ちなみにコキ10000のうち1輌はカトー製品をそのままにしてあります(写真右)。
これはこれで整った美しさがありますし、過度なディティールは追っていないものの、すっきりとした仕上がりと適度な精密感はさすがだなと思います。
牽引機はEF66がお似合いなわけですが、我が家にあるのはトミックスのひさしつき、0番台後期のタイプで、昭和40年代後半のデビューですのでコキ10000が4個積みになった後の姿となり、年代的には合いません。そのうちひさしなし、前期型も欲しいなと思います。EF66についてはその昔我が家にあったパズルにSLとEF66(もしかしたら試作型のEF90かも)の組み合わせというのがあり、登場の背景や特急貨物を牽引できるスピードなど、子供心にスペシャルな機関車という印象がありました。