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化粧品の広告の疑問

2013年01月14日 | 日記

 

薬事法の規制により化粧品や健康食品の広告表示は
本当に難しい。
効果効能はうたえず、before afterの図画の表記も制限がある。


而して、販売実績とイメージを訴えることしかできないのである。

そこで最近見つけたのは、↓ のような広告である。


 

毛穴とイメージさせるのに苺を出してくるとは、ナルホド~と思う。
しかし、少し考えれば、苺はクレンジングとは全く関係のないもので
あることは子供でも分かる。

僕は、この広告は今の日本を象徴しているような気がしてならない。
実質がないのだ。生活者の視点に立たず、法律に触れないように
ただ、お上のことをひたすら気にしてだましだましビジネスを展開する。

このようなことを続けていて本当によいものが日本で育つのだろうか。
そんなわけはないと思う。

医薬品、特保、化粧品、健康食品を縛っているのは、薬事法。
薬事法の文面そのものは非常にシンプルな法律である。
しかし、その運用は細かく定められている。 

医薬品の開発には莫大な費用がかかる。特保の取得にも
医薬品ほどはかからないがコストと時間がかかる。

中小企業が薬を作りだすことは実質無理である。
時間をとコストを節約するために化粧品や健康食品という
選択肢しかない。


政府は、10兆円規模の経済対策とか、これまた、たんまり税金を投入して
官製経済の拡大を吹聴するが、本当に経済効果はあるのだろうか。
民間がお金を使わないときに国が使うのは分るつもりなのだが、
これまた結局は、大企業が頭で取って2次、3次の下請けに仕事を
振るだけにならないだろうか。

 


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