昨日のNHKクローズアップ現代は、旅行バス会社の家康コーポレーションが従業員の4割に当たるの33名を解雇する生々しい様子を伝えていた。これが現実である。
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国は、企業向けには無担保、無利子の過去最大の緊急融資をしているというが、この機に及んで1番融資が降りやすいとされる日本政策金融公庫は審査をしている。今申し込んでも融資実行は5月末だという。これが現実である。
マスク配布466億円と1人10万円の給付で国民が助かる筈がない。
国は、国債100〜250兆円を発行して企業向け融資を即座にすべきである。250兆円というのは大き過ぎると思うかもしれないがGDP550兆円の約半分である。コロナが半年続くと仮定すればGDPの半分が必要である。
これだけあれば企業も倒産することなく、大量失業者を出すことなくこの大不況を乗り越えられる。
米国は、リーマンショックを約1年で回復させた。ヘリコプターベンと言われたバーナンキFRB議長が金融緩和をしたのである。
日本でも必ずできる。すぐできる。必ずやるべきだ。