今国会に政府は新型インフルエンザ対策措置法を提出しようとしてます。
残念ながら、ほとんどの方は、今、流行っているインフルエンザ(香港 A型H3N2)
と強毒型の鳥インフルエンザと混同しており、パンデミックの恐怖を感じられて
いる方は一部に留まっています。
しかし・・・先日エジプトで感染者がまた1名報告がありました。
以下は厚生労働省検疫所のHPの記事です。
==以下引用==
2012年2月22日に公表されたWHOの情報によりますと、エジプト保健・人口省は、
新たに鳥インフルエンザA(H5N1)患者1例を報告しました。患者は、
ミヌーフィーヤ(Menofia)県に住む45歳の女性です。
2012年2月10日に発症し、2月17日にオセルタミブルによる治療を受け、
現在は回復しつつあります。
WHO世界インフルエンザサーベイランスネットワークの国立インフルエンザセンター、
中央公衆衛生検査センターによって、2012年2月18日に確定診断されました。
感染源調査により、患者は裏庭で飼っている家きんと接触していたことが判明しました。
エジプトでは、現在までに160例の患者が確認され、そのうち55例が死亡しています。
現地にご滞在の際は、鳥がたくさんいる場所で鳥に直接触ったり、病気や死んだ鳥に近寄らないようにしましょう。
ソース: http://www.forth.go.jp/topics/2012/02230910.html
== 引用終 ==
今年に入ってから3人目の発症です。2名は中国での発症ですが2名とも
死亡しています。
エジプトではH5N1ウイルスの変異株が発生し、あと1~3個の遺伝子の
変異でパンデミックになる可能性が高まっていると専門家は警鐘を
ならしています。
決して安心してはいけません!