地震の翌日

実は今日からまた営業はしています。
　でもね、勿論こんな時に買い物に来る人もおらず、
　お店を開けながら事務処理をしている感じです。

イギリス、アメリカ、台湾の友達から連絡がありました。
　ニュースを見たらびっくりですよね。
　ワタクシも昨晩帰宅してニュースを見て初めて事の大きさに驚かされました。

ワタクシはというと、
　とりあえずお店は閉め、
　地下鉄も動いておらず、
　　母や親友の安否は確認がとれていたので、
　　とりあえず近くに住んでいる連絡の取れない別の友人の安否確認に歩いて行きました。

民族大移動的な群集の群れが一斉に地上を歩いている様は、
　とても異様で、
　　でも意外と皆ワイワイと歩いているので幸いでした。

通りの飲食店も半数近くは営業しており、
　コンビニも、スーパーも営業。　
　　とても違和感を覚えました。

電車が止まって帰れない人達にとっては、
　暖かい場所が提供されているという意味では良かったですね。
　でも普通に商売を震災時に行える根性に驚き。
　　身内や友人のことが気にならないのかしら？？？

1時間ほど歩いて友人の安否を確認してから、
　次は自宅へ向かって歩き出しました。
　民族大移動は延々と続きます。

お店を出たのが6時頃。
　9時頃に神田に着いたのですが、
　その時に親友が銀座線が動き出したことを電話で教えてくれました。

上野についてみると、
　日比谷線が動いていなかったので、
　また銀座線に乗ってそのまま田原町へ。
　田原町に住んでいる親友の様子を伺いに立ち寄り、
　　それから自宅まで歩いて帰って、
　　　家に着いたのは10時頃。

大変長い長い一日でした。
　まだ余震は続いています。
　そして見た目には大丈夫そうなビルの中では、
　　ガスが止まって、エレベーターは使えず、
　　水は漏れてなどの大変な事態が起きているビルもあるようです。

そして何より、
　震源地に近い被災地、
　津波に襲われた地域の方々、
　　それらの場所に親族や友人をお持ちの方々の事を思うと、
　　大変心が痛みます。

地震の被害が明るみに出るのは、
　まだまだこれからです。
　日本国民として、
　　自分にできることはしたいと思います。

この地震で大切なことを教えていただいた気がします。
　人間は美しくも醜くもなる。
　　緊急時には本性が現れる、
　　　そんな気がします。

知っている顔に出会える喜び。
　そして無事であることがこんなに幸せなことか。


今日のブログはこの辺で。