先日中旬を過ぎた頃にお便りが一枚。以前のお店から来てくださっていた元教師のご夫人からの私がお出しした年賀状に対するお返事でした。
昨年愛犬が亡くなってしまいご自身も調子が悪くなり、新年の御祝を見送ったので手紙にし、今は老い途を歩んでいる云々と少々元気の無い様子がそのお便りから伝わってきます。思えばもうかれこれ4年はお会いしていないなぁ、と言う事で励ましのお電話をすることに。
滅多にこのように特に用事も無いのにお客様に電話をすることはありません。ただ気になったので。
もう87才になられたそのご夫人は声の張りはあり元気そうであったのは良かったけれど、周りの友人等も一人二人と旅立ち残ったのはもう後数人よ。。。と寂しいお話しばかりなされる。
まだ87才じゃないですか、またコロナが落ち着いたら遊びに来てくださいねと言葉を添えて電話を切った。久々にお話しができたのも良かったですし、娘さんと一緒に暮らしていらっしゃるのか、思いの外お元気そうで何よりでした。
やはり87になると周りが徐々に寂しくなっていくので意識はしてしまうでしょう。でも弊店に来てくださる90才のおばあさんは、90になっても習字を習い、生きている間は常に勉強と旦那に言われたのと笑って見せる。でもその方はいつも前向きな話しをされるので、キラキラ光って見えた。
確かに本人からすればもう87才、でも90才のおばあさんからすればまだ87才。命ある限り終わりの事ばかりを考えるのではなく先の事を考える事の方がよっぽど楽しいし、翌日目を覚ます楽しみにもつながるもの。
そんな私も今年でもう47才。いや まだ47才。もっと頑張ろう。
”もう” 何才という"もう”は使わないで”まだ”という考え方にしよう、そう思った日でした。
さて本日ご紹介をさせて頂くのは、矢嶋洋一さんのカフェボール。
カフェと言えばカフェオーレでしょうか、でもシリアルボールとして、または小どんぶりとして、何かと使い勝手の良いサイズです。インテリア的にも素敵な外観なので、ポプリを入れたり、まぁ要するに何でもいいんです。
サイズは直径13.5cm x 高さ8cm
価格は 4,400円
矢嶋さん特有の油絵的な凹凸のある表面に仕上げ、フチには黒い釉薬がたらり。
ピンクの他に緑と青の3色があります。
色が変わると表情がガラッと変わります。
こちらも限定品なのでネットショップでは販売しませんが、御希望の方は発送も可能ですので気になりましたらお気軽にメールくださいね。
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