MA by So Shi Te 

南青山のインテリアショップ MA by So Shi Te のブログです!
毎日の出来事を綴らせていただきます。

高山茶筌 久保駒吉商店さんの茶筌

2024-01-22 15:58:15 | 商品

 週末は生憎のお天気ですが如何過ごされましたか?

 冬は空気が乾燥するので雨が降ってくれると空気が適度に潤ってくれて助かります。と言うのもこう見えても子供の頃から肌が弱く冬場の乾燥で体中の皮膚がカサカサになって大変。若い頃はそれ程気にしなかったけれど、この歳になると手なんてお爺ちゃんみたいにしわしわになって ちょっと嫌だなぁっとここ数年悩んでいました。

  ハンドクリーム?そんなのはもう何年も使っていますし、色々と使いました。でも良く手を洗う自分からすると直ぐにまた乾燥してしまい殆ど効果がありません。

 そこで今年からワセリンを手や身体や唇まで塗り塗りしているのですが、かなり調子が良くその効果にびっくりしています。

 

 この特大サイズを自宅とお店に1つずつ置いています。

 ワセリンは使ったことがある方には分るかもしれませんが、暫くベタベタするのが嫌。手に使うと暫くは紙を触れなかったりするけれど、塗る量と塗った後の処置によりそのベタベタ感が気にならなくなります。

 手の場合は片方の手の甲に適量を取り、その後に付けていない方の手の甲をすりあわせてすっすと手の甲 全体に擦り込みます。大分広がったら今度は手のひらを使って両手で揉むように伸ばします。 

 このままでは手のひらがベタベタして気になるので、その後は乾燥した自分の手首や腕をベタベタした手のひらで拭くように何度も擦ると手のひらのベトベト感がなくなり、ついでに手首や腕も保湿されて一石二鳥。

 朝に塗れば晩まで追加で塗らなくても保湿されている状態が続きます。

 そしてお風呂に入った後には同じく手の甲に塗り、そして顔と首、そして肩にぬり、身体の上半身にもワセリンを薄くのばして、そして乾燥しやすい足のスネの部分にも塗って完了。年取ると首のシワって隠せないじゃないですか。なので今のうちから首のしわ対策にガシガシ塗ります。

 毎年冬になると老人みたいにシワシワになっていた肌が えっ?!無茶苦茶綺麗になっててびっくり!

 ワセリンなんて安いものだからケチることなくバシバシ使えるのが良いですね。乾燥肌に悩まされている方、是非お試しくださいね。

 

 さて 余談が長くなりましたが、本日ご紹介をさせて頂くのは 奈良県高山の茶筌のご紹介です。

 

 実は長年抹茶に興味がありまして、そして海外の友人からお土産には抹茶が欲しいと言われたり、欧米では抹茶が流行っていることを聞いてはいました。

 日本人がコーヒーに現を抜かしている間に、自国にある抹茶文化をすっかりないがしろにしてしまっているようですが、抹茶の健康効果には世界中が今夢中です。

 先日お客様に骨董の抹茶碗を頂いた事もありまして、自分でも抹茶を頂こうと考えていましてね。

 そこで前から気になっていた茶筅の職人さんに半年以上前に連絡をしまして茶筅を作って頂きました! 

  世界的にも人気であるがゆえ、製作までに結局半年以上待ちましたよ。

 

 

  この茶筅の造形も美しい。

 

  日本の茶筅の95%は奈良県の高山で作られていると言われています。

  竹を伐ってから10年ほど寝かせて竹の油を抜き、ゆっくり寝かせることで色の抜けた白竹の美しさが引き出されます。一つの茶筌を作るのに何年もの月日がかかるのですね。

  500年以上続く伝統の技で作られた茶筅、今20名ほどの職人さんがいらっしゃるようですが、弊店ではご縁のありました久保建裕さんにお願いをして作って頂きました。

 

  私も素人なので詳しく知らないので色々とお聞きして教わりながら今回は4種類の茶筅を入れさせていただきました。

 

  80本立の茶筅は4,400円

  そんな手間のかかる茶筅がこんなお値段で買えるのが驚きです。

   でもやはり価格が上げられない現状があるようで、価格設定には大変ご苦労をされているとのこと。手間を考えれば本来ではもっと値段を上げなければ生活は厳しいようです。

  ただ安い中国製などの存在があり、なかなか値段が上げられないようです。安価な海外製は日本の大切な職人さんの生活をも脅かし、それは日本の文化をも脅かす結果となります。

  私が日本製にこだわるのは、それを守りたいから。

  こちらは100本立の白竹の茶筅。

  

  価格は4,620円

  80本立と100本立の大きな違いは、数字の違いの通り割かれた竹の本数ですね。100本立の方が泡立ちやすく点てやすい。しかし100本に割くと言うことはそれだけ大きめな竹を使わなければならず、太くなりがち。太くなると茶筅を掴みにくくなりがちなので、小ぶりな80本立を好む方もいらっしゃるそう。

  といいつつも久保さんの100本立の茶筅は比較的細く持ちやすいように思います。

  

  

   100本立 黒竹 茶筅 4,730円

 

   

   100本立 官久庵 黒竹 茶筅 4,620円

   こちらは武者小路千家が使わ先が先がまっすぐな茶筅。

  

    合わせて茶さじも3タイプ、白竹、すす竹、黒竹で作っていただきまして、価格は1320円~1650円。

   

  朝の空いた時間に毎朝抹茶を点てて頂くという習慣を取り入れたいと思っているので、少しずつ勉強をしていこうと思います。

 

 一緒に始めませんか?

 

  

MA by So Shi Te 
  107-0062
  東京都港区南青山2-22-15
   クリヤマビル1F
   03-3401-0922
アクセス: 銀座線外苑前駅1b出口を出て真っ直ぐ歩いて1分
        (青山一丁目駅からも徒歩4分ほどです)

 

 

  

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 秋之野窯さんの 線象嵌マグカ... | トップ | 秋之野窯 神保晃子さんの泥彩... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

商品」カテゴリの最新記事