OCNとEXCITEが音楽配信をスタートさせるという記事が出ています。BB時代のキラーになるといわれて泣かず飛ばず上体の音楽配信ですが、MACの成功(これも怪しいところですが、、)もあり注目されています。でも個人的には「ムムム、、」って監視ですが。
MACの成功っていうのは基本的に「分かりやすい」ことだったと思うんです。
「MACユーザーは、iPod持って、iTunesから音楽をダウンロード、しかも99セント!」と。
■ 利用者:MACユーザー
■ デバイス:iPod
■ 利用先:iTunes
■ 利用料金:1ドル以下(安い!)
こういった新しいコンセプト商品、新しい利用シーンを創造していく商品の場合、この 「わかりやすさ」 というのは致命的だと思うんですね。
特に一般ユーザーが多い音楽の場合。
それがこれまでの日本の音楽配信の場合、各レベル/レコード会社のエゴが飛び交い複数のサイトが乱立し、かつMP3はダメだからAACだ、いやATRAC3だ、WMAだとかユーザーからは程遠い議論ばかりで結局「どの商品(デバイス)を買えば音楽が聴けるのか」、ぜんぜん分からないままだったと思うんです。
もちろん、Expectant MBA PaPa's Blogさんが書かれているように、コスト戦略も大事だしWinnyで無償でCOPYされるくらいなら1ドルでも儲けよう!といった発想の転換も必要でしょう。
ただやはり根っこは「どうやったら使えるの?」っていうのが分かりにく過ぎる。
今回の件でも、EXCITE(BIGLOBE、DION、ODN)とOCNというポータル系が名乗りを上げていますが、これも決済手段のためという感じが強く、音楽配信のブランド力としては弱いでしょう。
少なくとも「タワーレコードが音楽配信!」といった方が分かりやすいわけです。
また「エキサイトではクリエイティブメディアのNOMADシリーズを推奨ポータブルオーディオプレイヤー」としているなんて書かれていますが、PCユーザー以外で「クリエイティブメディア」「ポータブルオーディオプレイヤー」なんて単語を知っている人がいるのかどうか。少なくとも「SONY」「松下」がそれ相応の商品を出さないことには一般利用者には普及しないのではないでしょうか。
個人的には
「誰が(利用者)」、「何を(商品)」、「何に(デバイス)」、どうする(行為)」
をそれぞれ1単語くらいで説明でき、それに「どうやって」、「いくらで」、「どこで」、といった修飾語的な説明が簡単にできるくらいにならないとまだまだ普及期にはない、と思います。
今、MACがしきりにiPodの教育をCMで行っていますが、これにWMA系が便乗できれば、比較的早い段階で立ち上がるかも入れませんが。
このあたりで「いやいや、そうは言っても今回はブレークするよ!」と言われる方がいらっしゃたら、そういった意見は大歓迎ですので聞かせてください。
MACの成功っていうのは基本的に「分かりやすい」ことだったと思うんです。
「MACユーザーは、iPod持って、iTunesから音楽をダウンロード、しかも99セント!」と。
■ 利用者:MACユーザー
■ デバイス:iPod
■ 利用先:iTunes
■ 利用料金:1ドル以下(安い!)
こういった新しいコンセプト商品、新しい利用シーンを創造していく商品の場合、この 「わかりやすさ」 というのは致命的だと思うんですね。
特に一般ユーザーが多い音楽の場合。
それがこれまでの日本の音楽配信の場合、各レベル/レコード会社のエゴが飛び交い複数のサイトが乱立し、かつMP3はダメだからAACだ、いやATRAC3だ、WMAだとかユーザーからは程遠い議論ばかりで結局「どの商品(デバイス)を買えば音楽が聴けるのか」、ぜんぜん分からないままだったと思うんです。
もちろん、Expectant MBA PaPa's Blogさんが書かれているように、コスト戦略も大事だしWinnyで無償でCOPYされるくらいなら1ドルでも儲けよう!といった発想の転換も必要でしょう。
ただやはり根っこは「どうやったら使えるの?」っていうのが分かりにく過ぎる。
今回の件でも、EXCITE(BIGLOBE、DION、ODN)とOCNというポータル系が名乗りを上げていますが、これも決済手段のためという感じが強く、音楽配信のブランド力としては弱いでしょう。
少なくとも「タワーレコードが音楽配信!」といった方が分かりやすいわけです。
また「エキサイトではクリエイティブメディアのNOMADシリーズを推奨ポータブルオーディオプレイヤー」としているなんて書かれていますが、PCユーザー以外で「クリエイティブメディア」「ポータブルオーディオプレイヤー」なんて単語を知っている人がいるのかどうか。少なくとも「SONY」「松下」がそれ相応の商品を出さないことには一般利用者には普及しないのではないでしょうか。
個人的には
「誰が(利用者)」、「何を(商品)」、「何に(デバイス)」、どうする(行為)」
をそれぞれ1単語くらいで説明でき、それに「どうやって」、「いくらで」、「どこで」、といった修飾語的な説明が簡単にできるくらいにならないとまだまだ普及期にはない、と思います。
今、MACがしきりにiPodの教育をCMで行っていますが、これにWMA系が便乗できれば、比較的早い段階で立ち上がるかも入れませんが。
このあたりで「いやいや、そうは言っても今回はブレークするよ!」と言われる方がいらっしゃたら、そういった意見は大歓迎ですので聞かせてください。
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