初日の講師(1型歯科医)の先生からは、本当に、たくさーんの事を教えていただいたので、要約するのも難しくて。
私の、理解力と文章力が乏しいせいなんですけどね。
★★
えっとぉー。
話は飛びますが、二日目の講師の先生は、大大大ベテランの患者さんでした。
発症歴の短い私には、初めて聞く、ショックなことばかりでした。
1型患者が、ぽつぽつと、救命されはじめた頃は、もちろん、SMBGもないし、自己注射も認められていなかったそうですね。
高額なインスリン、それも、基礎?インスリン(レンテだそうです。)だけを射ちながらのコントロールは、私には想像もできない大変さです、さらに、経済的にも、負担は大きすぎますよね。
なにより、自己注射が認められていないわけですから、1型患者は、入院するか、毎日、通院しなければならないわけデス。
大昔ではありません、たった50年前の事なんです。
ごく初期の、輸入インスリンが手に入りづらかった頃は、家の近所の診療所では、医療機関といえど、インスリン注射を行えなかったわけで。
つまり、生きるためのインスリン剤が入手できる医療機関で、入院し続けるということです。
医師が、法を無視して、ガラスのシリンジとバイアルをこっそり渡して貰えた人だけが、自宅で射てたんですよね。
ほかの大ベテランさんも、「先生が法律を破ってくれていました。」って証言されていました。
そうして、一生、病院で暮らさなくても済んだそうです。(その『当時』での表現です。誤解のございませんように)
講師の先生の、当時の主治医の先生は、本当に、ご立派だと思いました。
1型の患者のために、便宜を図るたび、某有名大学から、どんどん、ご異動になったそうです。きっと、異端児扱いされたんでしょう。
こーゆーお話を伺うにつれ、つくづく、今の時代に、今の年齢で発症したことが、「不幸中の幸い」だと思いました。
二日目の大ベテラン患者の先生は、まだ、二十代のときに、総入れ歯になったそうです。
「主治医の先生にDMに詳しい歯科医を紹介してもらえばよかったのに、勝手に、知り合いの大学病院にかかった。今でも、そのことは悔やまれる。」って仰っていました。
話を振り返ります。
私は、自身の主治医先生から、「歯科検診」を勧められた事も、「第7の合併症」の説明も受けたことがありません。
眼科検診もそうデス。
私は、自分で、学び、取り組み、管理していく重要性を感じました。
勉強会は、沢山の事を気づかせてくれます。
あっ、ホントは、再生手術について書こうと思ったのに。
長くなりましたので、また、こんど。
まだまだ、勉強会ネタ、続きます。