なんだか、エラソーなタイトルになっておりますが、過去に取り上げたネタの「後日談的なニュース」がありましたので、UPします。
過去ネタの、看護師さんの夜間勤務時間の超過違反により、保険診療の医療機関指定を取り消されることになった病院のその後の記事です。
-----
【奈良・香芝病院の指定取り消し、執行停止へ- 大阪地裁、一審判決の60日後まで】
大阪市の医療法人気象会が経営する東朋香芝病院(奈良県香芝市)に対し、厚生労働省の近畿厚生局が10月1日付で保険医療機関の指定取り消し処分を決めた問題で、大阪地裁は20日までに、国との行政訴訟の判決が出るまでの間、処分の執行停止を求めた同会の申し立てを認める決定を下した。執行停止期間は一審判決の60日後まで。決定は15日付で、今後、国が即時抗告するかどうかが焦点となる。
執行停止を命じた文書によると、昨年、東朋香芝病院は約32億5100万円の収入を上げているが、このうち保険診療(診療報酬)が97%を占める。これに対し、支出は約31億8600万円で、職員の人件費だけで約15億4700万円に達する。このため大阪地裁は、指定取り消し後に診療報酬が請求できなくなった場合、「病院の運営を引き続き行っていくことは不可能である」と結論付けた。
国側は、病院の経営譲渡で収入を得ることも十分に考えられると主張したが、地裁は今回の判断に当たって「他の医療法人にその経営を委ねれば申立人(気象会)の経営破綻を回避できる可能性があることを考慮にいれるのは、社会通念上相当性を欠く」と退け、執行停止の緊急性を認めた。
今回の決定に不服がある場合、国は1週間以内に即時抗告をする必要があり、その際は大阪高裁で審理されることになる。近畿厚生局・奈良事務所はキャリアブレインの取材に対し、「対応を検討中」としている。
一方、原告の代理人の弁護団は19日付で、国と同事務所に要求書を提出。「国が即時抗告を行うこととなれば、香芝地域における地域医療、特に救急医療に対するさらなる混乱を招く事態となることは明らか」とし、即時抗告をしないよう求めた。
---------------
患者の不利益もさながら、職員のことも考えなきゃならないんですよねぇー。
以下、元ネタの過去記事です。
2013年06月22日 | 私=my
...
「病気が大っキライ」と言い切る私に、見方や考え方を変えたら楽になるのに・・と、諭してくださる御仁もありました。
自分でも、そー思うけど、病気と共存の考え方はできません。
見方が変われば、感想が違うというお話です。
こちら。http://www.cabrain.net/news/article/newsId/40206.html
とある病院が、看護士さんたちに、規定以上の夜勤をさせていたため、保険医療機関の指定を取り消されたんだそーです。
♪
そりゃそーだ、きついローテーションなんて良くない! o(`´)o
と、思ったけど、続きを読んでみたら・・・。
病院側の言い分なんだけど、夜勤の規定時間をクリアーするために、3人の看護士さんを2人体制に変えたんだそーです。そしたら、手が回らなくて事故の危険があったんですって。
ならば・・救急患者の受け入れを断ろうとしたけど、その地域では、たらいまわし救急事故があったりで、地域医療を支えるためにもできなくて。
結果、3人体制に戻したんだけど、看護師不足で、どうしても、オーバーワークさせることになっちゃったらしい・・・。
♪
見方を変えれば、病院にも同情できると思われませんか?
私も、病気になったおかげで、ほかの成人病の予防はできるし、ひとりで、埼玉やら広島やら出掛けるようになったし・・・。
病気になったおかげで・・・なーんて、思えんっ!!! ι(`ο´)ノ
思えるわけがないっ!!
だいたい、くだんの病院だって、事の発端は、「匿名の情報提供」って、内部告発かもしれないし。
人員確保のために、手厚い処遇や福利厚生を充実させれば、集められたんじゃないのか? って、思いました。
まっ、病院経営も厳しかったのかもしれませんねぇー。
結論、やっぱ、病気が大っキライです。