仲良しのお仲間さんと、勉強会に参加してまいりました。
沢山のことを学んでまいりまして、「トレシーバ」についてUPしてみます。
間違えているところがあったら、そらんさん、添削してくださいねー。(^o^)v
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トレシーバの治験結果から、トレシーバの売りは、「夜間低血糖が少なくなる」「他の基礎インスリンより投与量が少なくて済む」「36時間のフラットな薬効がある」でした。
3月の発売から半年が経過して、実際の症例ではどーなのか、楽しみに、御講演を拝聴してまいりました。
【1型患者さん15名をトレシーバーに変更してのデータだそーです。】
前の基礎インスリンでの単位数 19.2 ± 11.6 単位 ⇒ トレシーバ 16.1 単位
前の基礎インスリン1回射ちの患者さんのHbA1c平均7.5% ⇒ 7.2%
前の基礎インスリン2回射ちの患者さんのHbA1c平均8.4% ⇒ 7.8%
毎食前血糖値の平均値、標準偏差が小さくなった。特に、朝と夕が顕著。
これらの症例データから、演者の先生の考察は、
・HbA1cは下がる。
・インスリン量が減る。
・起床時血糖値が低くなり安定する。
・これまで基礎インスリンを2回射ちしていた人ほど、HbA1cの改善が高い。(ただし、コレは注釈が要りますね、つまり、2回射ちが必要な患者さんは枯渇していた患者さんばかりで、1回射ちの患者さんの半分以上の症例でC-ペプチドが残存していましたからねぇ。)
また、
トレシーバは超長持効型とか言われますが、ピークは12時間後だそうです。
だから、夜間低血糖が少ないのは、夕方から夜に射てば、ちょうど、翌朝に効くからだそうです。
実際、「トレシーバ1回射ちを、朝と夕、どちらがいいか?」については、データには差がなかったそうです。
ここまで、トレシーバが「イイカンジ」の内容でしたが、デメリットもあるようです。
ランタスやレべミルの2回射ちの方がコントロールが安定するのは、
「夜間低血糖を防ぐために夕方の持効型の量を減らすことによる」 「血中の薬の濃度を一定にできる」などの効用があるためです。
つまり、トレシーバのデメリットは、超長持効型ゆえに、減らすことができないってことです。
私の場合、ゴルフの後は基礎を減らしたり、旅行中はよく歩くので減らしたり・・って、たまーにするときがあります。
そーゆー人には向かないって事かな。 まっ、補食とかでカバー可能ですけどね。
それから、FDAでの承認が見送られたのは存じておりましたが、やはり、安全性っていう面では、権威のあるFDAのお墨付きでないとねぇー・・ってことでした。
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私の懸念する「体重増加」については、「体重は増えたけど、トレシーバのせいじゃないかもしれない??」っていう患者さんが2名おられました。
私の「ランタス」もそうだけど、ランタスを止めた時、すとーんって体重が落ちて、やっと、ランタスのせいだったんだ・・って気が付くのよねぇー。
だから、もうしばらく、現状キープかな。私の場合。
トレシーバを使った、すっごーく『マニアックな使い方』をしている医療機関があるそうです。
たぶん、研究用らしく、厚労省からつつかれそうな使い方って仰っていました。
何種類もインスリンを使っている私ですら、「シンプルなほうが良くない?」って思っちゃいました。
機会があったら、『マニアックな使い方』を耳打ちしますねぇー。(⌒o⌒)v
そうそう、お仲間さんのおひとりが、トレシーバを2割減で始めたけど低血糖が頻発したって仰っていましたが、やはり、2割より少なくなるみたいです。
前の基礎量より半分になったって、とある患者さんは仰っていました。
でも、個人差かもしれませんねぇー。
ランタス→レべミルにする場合、一般的には、投与量は増えるらしいんですが、私の場合、同単位で釣り合っています。
あ、私の場合、ランタス止めて、体重が1-2キロ減ったからかな??
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スミマセン。あいかわらず、まとまりのない長文になってしまいましたが、秋の三連休、お仲間さんと、仲良しのセンセとも再会し、楽しく過ごしました。
しばらく、勉強会ネタ、つづきます。