部屋から見える太田切川
南信州・駒ヶ根高原の高台に位置し、宝剣岳・千畳敷カールを背に、南アルプスを正面に望む、雄大な景観に抱かれし宿でございます。
南アルプスから昇る朝日や、夕陽に染まるその絶景、刻々と変わる美しき山々の表情が、お部屋から存分にご覧頂けます。
傍らに流れる清流・太田切川の水の音も、景色と共にお楽しみください。
= 山野草二人静HPより=
広い角部屋、障子を開けると南アルプス一望という事だったが、あいにくの曇り空
長い一日が終わり 到着後、崩れるように午睡した
今日は夫の、日数遅れの誕生会
家族4人がそろいました
先附から
乾杯後
一人手酌で好きなだけ召し上がれ
ひとり静 (うっふ)
デザート
きな粉プリン黒蜜
二人を残して
観劇「草太郎物語」を観たくて、お食事後Rとフロントへ
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駒ヶ根市 早太郎のお話より転載
あらすじ
昔のことです。光前寺というお寺の縁の下で、山犬のお母さんが3匹のかわいい仔犬を産みました。それを知った和尚さんは、毎日おいしいご馳走をたくさん運んでやりました。 月日がたち、仔犬たちはだんだん大きくなり、お母さん犬と一緒にお寺の庭を駆け回って楽しく遊ぶようになりました。 ある日、お母さん犬は、3匹のかわいい仔犬を連れて帰ろうとしたとき、一番利口そうな仔犬を一匹お礼としてお寺へ残していきました。その仔犬は灰色をしていて、強そうで、走ることがとても速かったので、和尚さんは「早太郎」と名前を付けてかわいがっていました。 ある寒い日の夕方のことです。お寺の裏山へ恐ろしい怪物が出てきて、遊んでいた子供をさらって逃げようとしました。それを見つけた早太郎は、風のような速さと、すごい力で怪物とたたかい、子供を助けました。 そのことがあってからは、村の人たちもやさしく強い早太郎を見ると、抱いたりなでたりしてかわいがってやりました。
その頃、遠州(静岡県磐田市)では秋祭りの前の晩になると、かわいい女の子のいる家に白い矢が飛んできて屋根に刺さり、矢の刺さった家では、女の子を白木の箱に入れてお宮へ供えなければなりませんでした。それをしないと田畑の作物が一晩のうちに荒らされてしまうのでした。 とうとうお祭りの夜がやってきました。お坊さんが、白い木の箱に入れた女の子の様子を見ようと、太い木の陰にそっと隠れて見ていると、「今宵、今晩、信州信濃の早太郎はおらぬか。このことばかりは早太郎に知らせるな。」と何回も歌いながら大きい怪物が現れ、白い木の箱の中から女の子をわしづかみにすると、ものすごい早さで消え去っていきました。 その様子を見たお坊さんは、おそろしい怪物の歌った歌を忘れることができず、一日も早く信州信濃の早太郎を探そうと思い、旅をしている六部という人に頼んでみました。頼まれた六部は「信州信濃の早太郎はおらぬかい。」と早太郎探しの旅に出かけました。 六部は毎日あちらこちらと探し回って、やっとのことで宮田のお茶屋にたどり着き、一休みしてお茶を飲んでいると、お茶屋のおばあさんが、早太郎の話をして聞かせてくれました。話を聞いた六部は喜び勇んで、お茶もそこそこに光前寺へ行き「早太郎を貸してください」と和尚さんに頼みました。六部から怪物の出る話を聞いた和尚さんは「早太郎、がんばっておいでよ。」と犬の頭をやさしくなで、六部に渡しました。早太郎を借りた六部は大喜びで遠州に帰っていきました。
さて、冷たい風が吹くお祭りの夜のことです。かわいい女の子の身代わりに、早太郎を白い木の箱に入れて、神様の前に供えておき、お宮の縁の下の隅でじっと様子を見ていると、大きい怪物が待ちかねたように太い杉の木の上から飛び降り、あたりをキョロキョロ見渡して「今宵、今晩、信州信濃の早太郎はおらぬか。このことばかりは早太郎に知らせるなよ。」と歌いながら白い木の箱に近付いていきました。怪物がふたを開けたとたん、早太郎は箱から飛び出して怪物にとびかかっていきました。怪物も負けずに「ウワー、ウワー」とすごい叫び声をあげて早太郎にとびかかりました。 しかし、早太郎はうなり声ひとつ上げず、すごい早さと力でたたかい続けました。怪物は体中血だらけになり、だんだん弱ってきました。早太郎もけがをしていましたが、最後の力を振り絞って怪物ののどにかみついていきました。怪物は「ギャー」といってばったり倒れ、動かなくなってしまいました。 お祭りの夜が明けたので、村の人たちがおそるおそるお宮へ行ってみると、早太郎の姿は見えず、年とったサルが血まみれになって死んでいました。
○早太郎は、別名「灰坊太郎(へいぼうたろう)」とも呼ばれていました。
この話は、お寺に昔から伝わっている伝説で、今でも石に囲まれた早太郎の墓が存在し、お寺を参礼する人々は早太郎の墓前に立ち止り、手を合わせる人も少なくないという事です。話の内容については、光前寺の和尚さんに聞いたり、市の図書館に残されている早太郎物語を中心に、幼児が理解できるように、詳しく噛み砕いてみました。
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= 始まり始まり =
女の子を白木の箱(人身御供)に入れてお宮へ供えなければなりません
女の子の身代わりに早太郎を白木の箱に入れて、神様の前に供えておきました
早太郎は白木の箱から飛び出して、怪物にとびかかっていきました
神聖な神棚
霊犬早太郎 の衣装は気高く神の化身のよう、そして立派な立ち振る舞いで退治
早太郎はなぜか傘を肩に(笑)、村人と喜びを分かち合います
平穏な日々になった 村人は、収穫した野菜を感謝を込めて運び、、、
(私はこのキャベツを頂きました)
※お芝居はもっとストーリーが丁寧でしたが割愛しています
劇団が出来上がったて6ヶ月目という事でしたが
出演は、選ばれた旅館のスタッフが二役こなし、皆様熱演です
仕事といえども 忙しい中の演出や練習、衣装選びに大変だったと思う
駒ヶ根に生まれた伝説を、丁寧に演じる熱いスタッフの皆様の気持ちが伝わってきましたよ
観劇「草太郎物語」を観た甲斐がありました
早朝の太田切川
ジュースを入れたコップの握りやすさに、品選びのセンスを感じます
チェックアウトまでの心遣いは、日本旅館の良さを感じましたね
露天風呂も最高でした
チェックアウト清算前の日本茶サービス
まるまる太った捨て猫だったネコちゃんは8歳くらい
今は幸せニャン
スタッフの皆様とお見送りして頂いて、ありがとうございました
次は分杭峠へ
過去記事 ⇒ ☆信州駒ヶ根 * 古刹光前寺(霊犬草太郎伝説とヤマアジサイ)
隼太郎の伝説、面白いですね。
私はこの種の地方伝説が好きで、山で看板なんかを見ると、必ず写真を撮ってきます。
先日、某テレビ番組で、シニア猫の話題を取り上げてました。
20年を超えるシニア猫もいて、猫にもボケがある事を知りました。
その後いかがですか?
まったく知識なく古刹光前寺で知ることになった「早太郎」伝説は約700年前から伝わっているそうです。
私は三峯神社のオオカミ信仰に興味があったので、犬のお墓に?
三峯神社のオオカミは山岳地帯で修行していた修験者たちが創案、普及させたもの・・・
>白羽の矢が立った家の娘を人身御供として神様に差し出差ねばならぬ恐ろしい仕来りがあった・・・
=世界各国「人身御供」の伝説はよくありますよね。
ペットは今は栄養もよく、ご長寿さんがたくさんいますよね。
20歳は人間に換算すると100歳以上でしょうか。
先のコメントの補足です。
ネコのボケについて応えてないですね。
足掛け15年くらい2羽の「ホーランドロップ」ウサギを飼っていたことがあります。
(今のペットブームの先駆けで、まだ動物保険が普及してないごろ保険に入ったり、月1回の検診など目に入れても痛くないほどの親バカで可愛がりました。)
そうなんです、最近の小動物は昔に比べてはるかにご長寿で人間と同じような病になり介護が必要になります。
友人の犬・ネコ・ウサギも白内障になりました。
}minoさん大した記事ではないのにフォローありがとうございました。