茅葺屋根の草庵
京都の外れ奥嵯峨の地、背後に愛宕山地が迫る人影少ない静かな地
平家物語の「祇王」の物語を今に伝える大覚寺の塔頭寺院「祇王寺」へ
大覚寺・祇王寺との共通券で参りました
2年半ぶりに訪れた祇王寺
季節は巡り巡り、
夏の草庵は、深い緑色の木々・苔庭に、木漏れ日が風にゆれてゆらゆら~
祇王寺の見どころは9割を占める苔庭と、茅葺屋根の草庵と山門でしょうか
ゆるやかな光と涼風は、古刹に参いた旅人に、一時の癒しをあたえてくれる
祇王寺の「苔の名園」ジオラマ?
(山門の屋根が切れて・・・)
「大王松の松ぼっくり」
五輪塔ですね
山野草に眼が輝く☆
イワタバコ
ギボウシ
アジサイ
祇王寺は竹林と青もみじに囲まれたつつましやかな草庵で、『平家物語』にも登場し、
平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が清盛の心変わりにより都を追われるように去り、
母と妹とともに出家、入寺した悲恋の尼寺として知られております。
往生院は平清盛の寵愛を受けた白拍子の祇王が、仏御前に愛を奪われて捨てられた後、
母や妹とともに尼となり庵を結んで余生を過ごしたとされている地なのです。
この逸話は「祇園精舎の鐘の声」で始まる平家物語の第一巻「祇王」にも記されています。
参照:祇王寺HP
ミヤマヨメナ
(花柄を取り除いた状態)
アマチャ
ダンコウバイの葉
外側から、控えの間の丸窓「吉野窓」
帰り、拝観受付の方に
「大王松の松ぼっくりですよね」⇩とお聞きすると
「そうです、大覚寺の大王松が台風で倒れ、松ぼっくりを拾い飾っています」と教えて頂いた
「なぜ分かったのですか?」と聞かれ
「東京練馬の牧野記念庭園に植樹されている」事を伝えると
「あの、らんまん*の?」と反応が早かったです(*^^*)
通常のサイズより、倍以上大きな松ぼっくりです
コメントありがとうございます。
昨夜PCを再起動したところ時間がかかりまして、すみません、遅くなりました。
祇王寺は、春夏秋冬いろんな趣があり素敵です。
小さなお庭なんですが、細部まで計算されていて、そのまま時が経過したような落着きがあります。
■「念仏を唱えると死後は誰でも平等に往生できる」という浄土宗の教義に習い付けられた名前が往生院(おうじょういん)
■当時としては人里離れた山奥で、尼寺としての歴史を歩み始めた理由が平家物語に描かれています。
理由は平清盛のセクハラ浮気など、もうどうしょうもない男社会だったのです(笑)
>慎み深い女の人が!現代にはいませんね~
オジンさん、この文言をいうと「ハラスメント」なんですよ
態度に表さなくても「思いやりの気持ち、心遣い」などで十分ではない、、
京都は素晴らしいところが多いです。人があまり行かないところにもしかして本当の京都があるのかもしれませんネ❕
わざわざコメントをありがとうございました。
気にすることもないんですが、コメントした私は、まさにパワーハラスメントかしら、、、
と言うように発信することは、相手がいる事なので機微に触れることもあり、、、
ここ数年○○○ハラスメントが行きかっていますね。
昭和生まれの人は、思ったことを口からポンポンでて後悔したものです。
そんなにしながら・されながら、ある意味で勉強したりして。。
オジンさんは謙虚で素直でとてもいいかたです☆アリガトね。
このお天気の中、
苔が一層輝いていることでしょうね。
昔行った時、私は、こんな風に丁寧に見ることが出ませんでした・・・
「苔むす」とはよく言ったもので、歴史を刻んだ古寺は趣がありますね。
ここ数年、趣味で古寺巡礼をしておりまして日本の美に気を寄せております。
実際、古社の維持管理するのは庭師の腕の見せ所が大なんですが、、
素晴らしかったです。
ありがとうございます☆