慶州(キョンジュ) 新羅時代の栄華を今に伝える世界遺産都市
仏国寺(プルグクサ)の創建は新羅時代の528年
極楽浄土の仏教世界を現世に再現できるという役割があった
TOPフォトは一柱門(イルジュムン)
世の中の煩悩の濁りを払って、一心で仏法の世界に向かうという意味があり
どんな人に対しても出入りの制限はなく、門の扉がないそうです
一柱門をくぐると、参道の風景はすばらしい
天王門(チョンワンムン) ↓ 朝鮮後期の作品
欲界六天の最下天にいる四天王を奉安した門
門の中に
東方ー持国天王(琵琶を持つ)
南方ー増長天王(剣を持つ)
西方ー広目天王(龍をもつ)
北方ー多聞天王(宝塔をもつ)
広大な中壇は子供たちの群れと観光者とでにぎやか
宇宙人のような可愛い提灯に目を奪われ~
これは蓮華がモチーフなんですね
5月28日(月)は、旧暦の4月8日に当たるお釈迦様の誕生日で
韓国では市内各地のお寺で様々な催しが行われるそうです
「燃灯祝祭」は、お釈迦様誕生日に関連した行事
青雲橋(チョンウンギョ)・白雲橋(ベッウンギョ)
俗世と仏国土を結ぶ橋の役割があり、紫霞門を抜けて大雄殿に上がる階段
上の18段が白雲橋、下の16段が青雲橋
↓
提灯を取付け中
圧倒されるのは、新羅の文化の特徴は、石を木のように扱うところ
アヤメが咲いていました
昔はこの辺りは池だった、とガイドさんが言っていた
また下の石は新羅時代の石組だそうだ
魚は字のごとく「木魚」 右は「雲版」
向かって右が多宝塔、左が釈迦塔
回廊が美的で素晴らしい
大雄殿 仏国寺の本堂に当たり、釈迦牟尼仏像を安置している
廊下のヒサシ(天井)に龍が鯉を咥えていた
つづく
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