先日、まじくんと奈良の飛鳥地方へ出かけました。飛鳥地方とは、奈良県高市郡明日香村一帯を中心に、広くは飛鳥川の流域から大和三山にかこまれた地域の事をいいます。まずは、飛鳥寺、橘寺、石舞台をご紹介しました。(詳細は前ブログにて)
石舞台から高松塚古墳までは、約2キロぐらいです。高松塚古墳の周辺は自然がいっぱいで、遊歩道や壁画館、飛鳥歴史公園館などがあります。まずは、歴史公園館へ車を停めて、壁画館まで10分ほど歩きました。(拝観料250円 駐車場無料)
高松塚壁画館の中は、撮影禁止なのでお伝えすることが出来ませんが、壁画の忠実な模写や、副葬品・石室の模型などが実物大で展示されています。壁画の飛鳥美人はとても有名ですが、そのほかの詳しいことをあまり知らなかったので、とても勉強になりました。また、盗掘されていたこともはじめて知りました。(模型は盗掘口も再現されています)考えてみれば、未盗掘ならば、壁画より副葬品などの方が有名になりますね・・・。
館内には、資料室もあり、書籍やPCでいろいろ調べることも出来ますし、係りの方が説明もしてくれます。ところで、高松塚古墳に埋葬されていた人はだれでしょう?壁画が発見されたのは昭和47年ですが、それ以前、江戸時代の頃は文武天皇(聖武天皇の父)の陵ではないかと伝承されていたそうですが、実際の文武天皇陵はすぐそばにありますし、謎のままなんですね・・・。
壁画館は、高松塚古墳に隣接されています。現在の高松塚古墳の様子は、シートがかぶせられてあり、まったく見ることが出来ません。
周りは、自然がいっぱいで、果樹園もあります。ぶどうやももなどがとれるみたいです。
飛鳥地方は、広い範囲に古墳やお寺などが点在しています。1日かけてウォーキングするのもいいですが、レンタル自転車で移動する人もたくさん見かけました。
財団法人飛鳥保存財団 高松塚壁画館 http://www.asukabito.or.jp/