先日(15日)、東林院の「沙羅の花を愛でる会」へ出かけました。沙羅の花のお庭の詳細は前のブログをどうそ。それ以外の見所をご紹介します。
東林院へは、妙心寺境内から案内板がでていますが、妙心寺の駐車場から直接行くことも出来ます。参道を歩くと、花の香りが漂ってきます。なんだろう?と辺りを探すと・・・くちなしの花でした。
途中にある「蓮池」の蓮も池一面に広がり、たくさん花をつけています。
東林院の前のあじさいも綺麗に咲いています。
おまけ:お寺の瓦の飾りなども、沙羅の花になっています。
ところで、前のブログにも書きましたが、お釈迦様が亡くなった時にいっせいに咲いた沙羅双樹の木は、全く別の熱帯樹で日本では育たないそうです。日本では夏椿のことを沙羅双樹と呼んでいます。東林院のも、もちろん夏椿です。昔、ある僧侶が日本にも木があるかも?と山に入り、夏椿を沙羅双樹と勘違いしたのが始まりらしいですが・・・。
夏椿は、それほど珍しい花ではなく、昨日でかけた別の寺にも咲いていましたし、私の実家にも咲いています。1日だけの花・・・同じ花でも、どこで咲くかが重要なのでしょうね。(^^;)