まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

「今年は御鎮座1300年!伏見稲荷大社」へ行ってきました。

2011年05月26日 | 京都市伏見区

昨日、北野天満宮で天神市を楽しんだ後、伏見稲荷大社へ行きました。???この2つは結構離れています(車で約30分)が・・・実は昨日は富山から来た知人を案内してたんです。(^^)「伏見稲荷へ行ったことがないので行ってみたい~。」とのことで、出かけました。私は、1月の初詣【前ぶろぐ】以来のお出かけです。初詣は周辺もあちこち交通止めされ、参道までぎっしりの人ですが、平常時は、駐車場(参拝者無料)も利用でき気軽に訪ねることができます。*JR稲荷駅や京阪伏見稲荷駅からすぐです。(JR稲荷の方が参道に近いです)青空に朱塗りの建物が輝いて見えます~。まぶしいくらい。(@Д@;)現在、御鎮座1300年の奉祝事業として、あちこち修理が行われています。総工費40億円だそうです。ちなみに、本殿も修復中です。

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伏見稲荷神社の祭神は、もともと京都の古代豪族秦氏の守り神(宇迦之御霊大神:稲に宿る精霊)でした。稲の神様→食物神→五穀豊穣の神となります。そして秦氏が地方に領地を広げると同時に伏見稲荷大社の分社も広がり、やがて室町時代に商人勢力が拡大すると商売繁盛の神様としての性格も加わり、江戸時代には稲荷信仰を持つたくさんの商人が商売を成功させたために、庶民にも広がったそうです。現在、全国の稲荷神社は2万社近くあり、家庭や社屋などに勧請された小社まで含めれば、その倍の数が祀られているといわれています。

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では、稲荷信仰で、キツネが神様の使いとされるのは?昔、農村では穀物を食い荒らすネズミを食べてくれるキツネを田の神様とする風習があったのです。田の神さまは豊作をもたらす穏やかな神様だったのに・・・中世になると、インドの悪神で血肉を食らう女鬼「陀枳尼天」が白狐に乗るの姿から、キツネが恐ろしいものと考え、キツネの祟りとか狐火、人に化けるなどという話も広がり・・・稲荷社を祀ればキツネの祟りを避けられ、商売繁盛にもつながるとの事で、全国に広がったんです。なお、全国に広がる神社は多い順にいうと、稲荷神社、八幡社、天神社の順です。

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昨日は奥社まで行ってきました。塗りの千本鳥居の幻想的なトンネルをくぐると奥社があります。奥社には「おもかる石」という占い石があります。願い事を念じて石を持ち上げ、思ったより軽いと感じれば意外に簡単に叶うかも?思ったより重いと感じると叶うのは困難かも?と、占うことができます。2つ並んだうち、右側の方が軽いかも?というのは、2つ持ち上げてみた彼女↓の感想です。(^^;)2つもトライして大丈夫~?

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キツネの絵馬(500円)もあります。もともと細い目が描かれているんですが、ついつい目玉を書きたくなりますよね~。(^m^)御守りもたくさんあります。カード型の旅守りのほかに、楼門の前の狛キツネさんが口にくわえている「達成のカギ」の御守り(1,000円)もあります。カギは富を表します。

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奥社から先には、千本鳥居どころか、万本の鳥居があります。以前、詳しく案内しています。【母子で一ノ峯へGO!前ぶろぐ】にて。ところで、鳥居奉納にはいくらかかるんでしょう?興味のかる方は写真クリックで拡大します。(^^)1300年の記念にいかが~?

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門前の「いなり煎餅」さんで、辻占せんべい(100円)を買いました。おせんべいの中におみくじが入っています。さらに幸運で当たりがでたら、キツネのストラップなどが当たります。外れましたが・・・小吉でした。(^^;)

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伏見稲荷大社 http://inari.jp/index.html 6月10日は田植祭です。

伏見稲荷大社を含め、伏見区の案内は【伏見区:カテゴリ】にて。