昨日のぶろぐでもお伝えしましたが愛宕神社の千日詣りへ、まじくんと2人で出かけました。
愛宕山にある愛宕神社は、火伏せ・防火の神様として知られ、京都市内のお店や民家の台所には愛宕神社の「火迺要慎(ひのようじん)」の護符が貼られているのをよく見かけます。この護符は参詣すればいつでも頂けますが、7月31日の夜から朝にかけて参詣すれば、千日分の火伏せ・防火のご利益があるとされ、たくさんの人が山頂を目指します。
初めてまじくんが千日詣りへ行ったのは年長さん(6歳)の時です。【前ぶろぐ】その時は、母子とも初めての挑戦だったこと、前日までの雨のため足元が悪かったこと、山 道をおんぶや抱っこするのは無理ですべて自分の足で上り下りしたこと、睡魔と闘ったこと・・・本当に大変な思いをしました。今年は4年生、特に問題はなく、本人もご褒美目当てに(^^;)張り切って出かけました。早めの夕食を済ませ、嵐山に車を停め、そこから臨時の京都バスに乗って、参詣の出発地点清 滝へ行きました。(大人:200円、子供:エコサマーで無料)乗車時間15分程度
渡猿橋の手前に京都愛宕研究会さんのブースが出ていました。ここで今年の干支の「壬辰」の焼印が押された杖やグッズなどが売られています。札(100円)と杖(1,000円)を買いました。杖の焼き印は、千日詣りに訪ねるたびに押して頂けるそうで、これから焼印が増える(はず?)のが楽しみです。
おまけに(昨年のものだそうですが)マップとふきんも頂きました。(^^)門前の茶店を抜け、そして、いよいよ「二ノ鳥居」から出発!と、思ったら・・・この狭い道を消防の車が上がっていきました。(@Д@;)今夜は夜通しの警戒、お疲れ様です。なお、この場所が「二の鳥居」ということは・・・「一の鳥居」もあります。以前、紅葉の奥嵯峨めぐりの際にご紹介しています。平野屋さんのそばにあるのがそれです。【前ぶろぐ】
【17:55】さぁ、私たちも「二ノ鳥居」から出発です!最初は坂道・・・この坂道は、行くときはいいのですけど、帰りの下り坂になると、ふくらはぎが痛くてかなりつらい道になります。(><。)
やがて、石段となり、しばらく歩くと、山を登る人のための冷たい湧水「お助け水」があります。ここで手を洗い喉を潤し、登山の安全を祈ります。
参道には、嵯峨野消防分団による、登山の上り具合の目安になる看板が出ています。お助け水のある場所は(3/40)ほんの入り口です。ちなみに、愛宕山には、昭和4年から19年までケーブルがあったそうです。そのほかにも小学校の分校の跡や茶店の跡などが残っています。
石段はどんどんきつくなります。年長さんの時は、叱咤激励されて登った参道も、今年はずんずん先に登ります。まじくん、大きくなった・・・(TmT)成長の喜びをかみしめる余裕もなく、母はついていくのがやっと。(^^;)
なお、参道には先ほどの(3/40)の看板のほかに、丁目を記した案内もあります。その昔、愛宕山には6つの宿坊からなる白雲寺(現在の黒門あたり)があり一丁目毎に茶店や宿屋があったそうです。その案内標識です。(本宮まで五十丁)*登山の際は(?/40)の案内板の方がわかりやすいです。
【18:53】ようやく「休憩所」に到着です。休憩所とはいえ、トイレや自販機などは一切ありません。事前にお手洗いを済ませ、水筒持参が必須です。休憩所以外にも参道わきには大きめの石やベンチなど休める場所がいくつもあります。ここは全体の4分の1登ったところです。先は長いし、日も暮れ始めました・・・続く