昨日、宇治の三室戸寺の「観蓮会:蓮酒を楽しむ会」へ行ってきました。蓮の葉に酒を注ぎ、茎より飲むと、健康・長寿に効ありと伝えられています。15年ほど前から行われています。先月訪ねた紫陽花苑【前ぶろぐ】には、少し花が残っていました。ちなみに、紫陽花の花に見えるところはガクですから、散ることはなく枯れていくというのが正解ですけど・・・。
宇治の「花の寺」として知られる三室戸寺は、春の桜、つつじ、石楠花、紫陽花・・・と、拝観客でにぎわう季節が終わり、蓮の季節は暑さもあるからか、ちょっと静かです。
本堂前にはたくさんの蓮の花が咲いていました。珍種の蓮『大洒錦』、古代の大賀ハス、青円寺ハス、陽山紅、ミセススローカムなど約100種250鉢あります。蓮酒を楽しむ人も、いっぱいいました。蓮鉢で囲まれた場所で楽しむ事ができます。(拝観料:500円とは別に蓮酒券:500円が必要です)*開催はこの日のみです。
観蓮会は9:00開始です。訪ねたのは10時過ぎ、受付には少し行列で20分程待ちました。蓮酒券は先着300名です。朝切った葉が足りなくて、途中で、お世話役の方が蓮の葉を切る姿も・・・ ちなみに、切りたての葉を使う方が、蓮エキス?がたくさん出るそうです。*蓮御飯(550円:15日まで各日100食)もあります。
葉の真ん中に開けた穴から茎を通ってお酒が流れ、口に入ります。茎をまっすぐにすると流れすぎるようで、ちょっと茎を曲げて、吸って飲むのがコツだそうです。・・・私はドライバーなので形だけ(TmT)*飲まなくても区域内で写真を撮る人も蓮酒券が必要です。なお、蓮の葉は、盃型に持たないとお酒がこぼれますので要注意!
平日だからか、意外にも女性客が多かったです。蓮の茎を通すと日本酒は少しマイルドになるそうです。お酒はお願いすればお代わりもいただけますが、お寺の境内ですから、酔わない程度に・・・。昨年の蓮酒の様子は【前ぶろぐ】にて。
三室戸寺はよく出かけています。【カテゴリ:京都府宇治市】
三室戸寺 http://www.mimurotoji.com/ 拝観所要時間約60分
拝観料 大人:500円 小人:300円 駐車場500円