今日は、トミーズツアー「苔寺と祇園祭宵々山 夏の風物詩高雄の川床ランチ」のお客様の現地ガイドをさせていただきました。今日は1泊2日コースの1日目で、富山を朝出発、昼過ぎには京都東山に到着です。高台寺駐車場にバスを入れ、まずは「第38回京都夏の旅」で文化財特別公開中の「大雲院・祇園閣」の見学です。東山の高台寺から円山公園へ抜ける途中にあり、高台寺門前のねねの道からは、大雲院の背後に建つ祇園閣の屋根の部分が見えます。
大雲院は、天正15年(1587)、正親町天皇の勅命により織田信長、信忠親子の菩提を弔うために創建されました。創建当時は、烏丸二条南あたりにあり、その後、寺町四条へ移転した受付を済ませ、大雲院内を見学した後は、鉾をかたどった形の祇園閣へ登ります。閣上から京都市内が見渡せます。以前は写真撮影OKでしたが、現在はNGです。2010年の公開の際に詳細と閣上からの眺めをご報告しています。【前ぶろぐ】
祇園閣見学の後は2時間のフリータイムです。近くには円山公園、八坂神社、知恩院、祇園、高台寺と見所がたくさんあります。心配していたゲリラ豪雨もなく一安心。
八坂神社は祇園祭の期間という事もありたくさんの人です。本堂参拝も行列待ちです。境内には、山鉾の蔵庫もあります。
フリータイムの後は、二条城前にある京都国際ホテルにチェックインし、その後、祇園祭宵々山を自由見学です。とりあえず、ご希望のお客様を室町御池あたりまでご案内し、山鉾の立ち並ぶ室町通を南下しました。
5時過ぎで、この人出↑ 日が暮れ駒形提灯に火が灯る頃には、歩行者天国も始まり、歩けなくくらいかもしれないですね・・・。とりあえず、明るいうち、雨の降らないうちにご案内できてよかったです。(^^)
帰り道、函谷鉾を見ると大行列。↓(^^;)函谷鉾の前懸は旧約聖書の一場面「イサクに水を供するリベカ」を題材にした16世紀の毛綴(けつづれ)で、重要文化財に指定されています。先日世界記憶遺産として指定された「慶長遣欧使節関係資料」にかかわる仙台藩藩士の支倉常長一行がスペインから持ち帰ったものでは?とも、いわれています。(前懸、胴懸とは山鉾をかざる絨毯や織物)普段も人気ですが今年はさらに人気なのかも?
おまけ:本日のツアーのお弁当です。おいしく頂きました。ごちそうさまでした。(^人^)明日は、午前中に苔寺参拝【前ぶろぐ】をして、お昼は高雄で川床ランチです。ちなみに私は乗務員用ランチのはず…お仕事ですから。お客様が楽しんで頂ければ・・・。(^^;)