先日、鴨川の川床へ行ってきました。川床とは?かわどこ?かわゆか?・・・貴船の「かわどこ」と、高雄そして二条大橋から五条大橋の辺りまで連なる「かわゆか」の違いは床の組み方の違いです。貴船は、川面から低い位置に床が組まれ、床の間のようなところから「かわどこ」と呼ばれ、高雄や鴨川は川面から高い位置に床を組み、高床式なので「かわゆか」と呼ばれるようになったそうです。最近は「納涼床」という言い方もあります。
昭和30年頃には50軒ほどだった鴨川周辺の川床も、現在は約100軒あります。(申請数)以前は、川床=京懐石=高い・・・イメージだったのが、今は、和洋中、居酒屋もあればレストランもあり、値段も幅広く、座敷、椅子席など気軽に楽しめるお店が増えました。今回は、先斗町(ぽんとちょう)にある「佐曽羅 EAST」さんへ入りました。ちなみに「ぽんと」とはポルトガル用語の「先端、突き出す」という意味のカルタ用語で、人々が河原へ突き出た新河原を洒落て呼んだ南蛮語に先斗の文字を当てはめたという説があるそうです。
午後7時ごろでもこの明るさ・・・向う岸の南座【前ぶろぐ】、菊水【前ぶろぐ】などを眺めながら、乾杯!鉄板焼き、ステーキのお店のバーなので、お肉系の料理が多いですが、冷奴や枝豆などもあります。
お値段は、おつまみ皿は1000円前後、カツサンドは2,000円ぐらい~です。他にコース料理もあります。なお、このお店の川床席は席料が別途かかります。(1人1,000円)
鴨川を眺めながらのんびり・・・いつの間にか暗くなって・・・あれ?さっきいたカップル、まだ川岸に座ってる?なお、今回は、蚊に刺されず、一安心。よく刺されるタイプσ(^^;)
佐曽羅イースト(参考サイト) こちら
京都鴨川納涼床協同組合 http://www.kyoto-yuka.com/index.html
鴨川の川床は5月から9月まで。5月と9月のみ昼床【前ぶろぐ】もあります。