まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都「みやこみち」で朝ごはん&イオンモールKYOTO

2010年07月14日 | グルメ・お土産

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先日、京都駅八条側にあるイオンモールKYOTOで、9:30開始の映画を予約したので、たまには外でゆっくり朝ごはん食べようと思って出かけました。

みやこみちにある「コーヒ&パスタ アミーチ」さんへ入りました。朝6:00からオープンしています。京都駅の八条口は、観光バスの発着地になっているので、みやこみちで朝ご飯を頂く人も多いようです。

「トーストセット(450円)」「ミックスサンドセット(530円)」「うどんセット(680円)」を頂きました。すべてにコーヒーやジュースなどの飲み物が1杯ついています。ホカホカの卵を挟んだミックスサンドがとってもおいしかったです。*これらは、3人で食べたものです。念のため。(^^;)

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モーニングの種類がたくさんあります。最初、トーストセットでなく、コーヒーを単品でたのんでたんですが、コーヒー単品で400円だったんで、それならセットにしようと途中からトーストセットに変更しました。最近、アジアの観光客も多いからか「広東がゆ・白がゆ」もあります。そういえば、アルバイトの店員さんも、かわいい中国人?の女性がいらっしゃいました。(通訳できるので助かりますね)*メニュークリックで写真拡大できます。ロイヤルブレックファースト?→ホットケーキのセットでした。(^^;)

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このお店、確か経営が大阪のお店だよとパパに話すと・・・「やっぱり、メニューの内容とか、モーニングビールとか、京都のお店ではありえへんわ・・・。」だ、そうです。なんか、京都人らしい反応です。(^m^;)私は大阪でも京都でも、おいしければ歓迎です。

アミーチさんは、以前ランチをご紹介しています。前ぶろぐ

みやこみち http://www.gnavi.co.jp/kinmei/

おまけ:イオンモールKYOTOの映画館で、この日見たのは「トイストーリー3」の3Dです。お絵かきぶろぐ】子供用の3Dメガネ使用で、画像もそれほどハードな立体じゃないですが、上映の前の予告編が子供向けじゃない映画もあったので、その時点でかなり目が疲れたようです。予告編はメガネはずさせておいたほうが無難ですね。なお、ここの映画館からは、タッチパネルで、その場で撮った自分の写真をメール送信できます。けっこう楽しいです。

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また、イオンモールKYOTOの4階にある「遊キッズ愛ランド」は500円で1時間遊べます。雨の日や暑い日でも、室内でいっきり遊べて便利です。(小学2年生まで、保護者同伴が条件、保護者は遊具使用不可)なお、以前、ゲームセンターもご紹介しています。【前ぶろぐ

イオンモールKYOTO http://kyoto-aeonmall.com/index.jsp

イオンモールKYOTOは、映画を見た人は駐車場(1200台収容)が3時間無料です。それ以外に駐車場を利用するときは、2,000円お買い上げで1時間無料、それ以上は駐車料金(30分:250円)がかかってしまいます。電車や公共交通機関がおススメです。駐輪場は無料です。

京都駅周辺のご案内は【京都駅周辺:カテゴリ


宇治:三室戸寺「蓮園」(2010/7/11)

2010年07月13日 | 京都府宇治市

日曜日、本堂前の蓮園が見頃の、宇治の「三室戸寺」へ行ってきました。ちょうど、巡礼団体さんが参拝中で、静かな山寺に読経の声が響いていました。三室戸寺は、西国観音霊場十番の札所で、約1200年前、光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥、岩淵より出現された千手観音菩薩を御本尊として創建されました。

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蓮園と聞くと池?と思いますが、実は大きな水鉢が本堂前に並べられています。蓮の種類は100種250鉢もあります。いろんな種類の花が次々と咲き、この季節は訪ねるたびに違った花を見つけることができます。左下の写真の花は、まるで牡丹の様です。

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境内は、蓮の背丈がぐーっと伸び、先月【前ぶろぐ】とは少し違った景色です。三室戸寺では、先週「ハス酒を楽しむ会」が行われました。ハス酒は、中国の三国時代(3世紀)に始まったといわれています。大きなハスの葉に日本酒を注ぎ、茎から吸って飲みます。ハスの茎の樹液には、ミネラル分が含まれており、健康長寿の御利益があるそうです。一度参加してみたいと思いつつも、飲酒後の車の運転はNGなので、なかなかチャンスがありません。しかも、吸って飲むのは、酔いが回るのは早そうですね。

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いつも、三室戸寺を訪ねるたびに楽しみにしている灯篭の中の小さなお地蔵さん・・・あれ?台座の葉を残して行方不明???と、思ったら反対側の灯籠にいらっしゃいました。(@Д@;)い、いったい何があったのでしょう?何はともあれ、ご無事でよかったです。あ・・・も、もしかして・・・空中浮遊した?(^m^;)

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今年の天候不順のせいか、アジサイ園は、まだ花がたくさん残っていました。先月ご紹介しています。【前ぶろぐ

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三室戸寺 http://www.mimurotoji.com/

拝観料大人500円 小人300円 駐車場500円

宇治のご案内は【京都府(京都市以外):カテゴリ】にて。 

 


東山「長楽館」でランチ

2010年07月12日 | グルメ・お土産

一昨日、第35回京の夏の旅、文化財特別公開の「大雲院(だいうんいん)」へ行ってきました。詳細は前日ぶろぐにて。その後、円山公園方面へ歩いて、長楽館(ちょうらくかん)へ行きました。

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長楽館は、明治時代の実業家で「煙草王」と称された村井吉兵衛の京都別邸として、明治42年(1909)に建設されました。京都の迎賓館として華やかな集いの場となっていた長楽館ですが、その名の由来は、伊藤博文が 木戸孝允のお墓参りの際、完成したばかりの長楽館に滞在し、窓からの眺望に感銘、遍額に「長楽館」と記したことに由来しています。現在は、ホテル、カフェ、レストラン(フレンチ・イタリアン)などがあります。以前ホテルは女性専用でしたが、現在は男性客もOKです。ちなみにお値段は1泊2食45,000円からです。(^^;)

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リストランテ コラール(イタリアン)で、ランチを頂いてきました。ランチはコース料理のみです。Aコースを頂きました。前菜は「都ポークの自家製ロースハムと焼茄子のタップナードソースととれたて大原野菜」塩気の利いた肉厚のハムと焼きナスがさっぱりしておいしかったです。選べるパスタは「オレッキエッテ 車エビと三度豆、ジャガイモのジェノベーゼソース」を選びました。歯ごたえのあるオレッキエッテ(耳たぶの形のパスタ)がおいしかったです。

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メインはお魚とお肉を選べます。ナイフを使いたい!とのまじくんの要望で、1,000円プラスで「北海道牛の直火焼き」を選びました。お肉は歯ごたえがあって「肉食べたー!」って感じでした。まじくんには少し硬かったようです。パン、デザート(この日はアイスクリーム)と飲み物が付きます。

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まじくんは、子供メニュー「ボロネーゼ」「ぶどうジュース」を頂きました。ナイフとフォークでAコースメニューのお肉を上手に切るつもりが・・・切ったお肉がお皿から飛び出し、白いテーブルクロスを汚してしまいました。(^^;)本人は怒られちゃうかも?と、ドキドキだったようですが、その後フロアスタッフが帰られたお客さんのクロスを取替えているのを見て、こそっと「おかーさん、あっちのお客さんも汚さはったんかな?」と囁きました。こういうレストランではお客さん毎に取替えることを教えると「洗濯たいへんやな・・・」でした。(^m^)なお、子供メニューは、スープ、パスタ(ボロネーゼ)、デザートのコースもあります。*パスタは1人前出てくるので量があります。

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この日、私たちは浴衣・下駄ばきでした。「浴衣=おしゃれ」に感じますが、実は浴衣では入れない場所、ふさわしくない場所もあります。冷静に考えると「浴衣=くつろぎ着」ですから・・・。長楽館では、ランチタイムは、カフェ、レストランともに浴衣、下駄ばきでもOKですが、ディナータイムは、「フレンチレストラン ルシェーヌ」は浴衣・下駄ばきはNGです。(落ち着いた着こなしならOKの場合もあり)

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レストランはお値段設定も高めなので、子供連れの場合少し敷居が高い気がします。でも、入ってみるとフロアスタッフの方がとても暖かかったです。ただし、料理がコースで出てくるので時間がかかります。ある程度、聞き分けができる年齢じゃないと難しいかも?もうひと組、まじくんより小さなお子さん連れのご夫婦がおられましたが、デザートからはテラス席に移っておられたようです。なお、気になるお支払いは、ランチAコース2,800円+肉料理プラス1,000円+子供パスタ1,000円+ぶどうジュース700円+サービス料(10%)550円=6,050円でした。クレジットOKです。

長楽館 http://www.chourakukan.co.jp/ 

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長楽館を出ると、円山公園、八坂神社です。食事を楽しんだ後は、鳩にえさ(100円)をやって楽しみました。ここの鳩は、人慣れしています。えさを手にのせると、たくさんの鳩が手に乗ってえさを食べます。ちょっと痛いですけど・・・。(><)すぐそばに祇園祭の山鉾館(倉庫)があります。ちょうど芦刈山が作業をしていました。

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八坂神社の境内では今年も祇園祭クイズが行われています。【前ぶろぐ】楼門の手前に、祇園祭の最後の締めくくり「夏越祭」が行われる摂社の疫神社があります。【前ぶろぐ

八坂神社 http://web.kyoto-inet.or.jp/org/yasaka/index.html 


第35回京の夏の旅「大雲院 祇園閣」上ってきました!

2010年07月11日 | 京都市東山区

昨日、第35回京の夏の旅、文化財特別公開の「大雲院(だいうんいん)」へ行ってきました。東山の高台寺から円山公園へ抜ける途中にあり、高台寺門前のねねの道からは、大雲院の背後に建つ祇園閣の屋根の部分が見えます。この辺りは京都らしい景色が続きます。この日は、まじくんと2人で浴衣で出かけました。

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大雲院は、天正15年(1587)、正親町天皇の勅命により織田信長、信忠親子の菩提を弔うために創建されました創建当時は、烏丸二条南あたりにあり、その後、寺町四条へ移転したものの、周辺が商業繁華の中心となったため、現在の場所へ昭和48年に移転されました。

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受付を済ませ、まずは大雲院を拝観します。本堂には阿弥陀に如来座像が安置されています。本堂内部では、ガイドさんによる説明を聞くことができます。(約5分)美しい羅漢像や寺宝も見ることができます。

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その後、本堂の背後に建つ、祇園祭の鉾をかたどった造りの祇園閣へ上ります。祇園閣は、昭和3年に大倉財閥の創始者、大倉喜八郎氏が建立したものです。大倉喜八郎氏は、新潟県新発田出身、鉄砲商から身を立て、貿易会社、建設業など、近代産業の礎になる企業を数多く興し大倉財閥を築き上げました。近代戦争によって大儲けし、その一方で、慈善事業などに巨額の費用を寄付しています。例えば、札幌の大倉山シャンツェなども秩父宮の要請で建造費を出しています。

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また、喜八郎氏は、美術、芝居、書道、邦楽など多趣味で「鶴彦」の号を持つ狂歌は素人離れしていました。祇園閣の上には、号に因んでが羽ばたいています。なお、余談ですが、喜八郎氏は82歳の時に二男を授かっています。(@Д@;)

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高さ36メートルの閣上からは、東山連峰や京都市内を一望できます。左下写真には、霊山観音や護国神社の墓地などが見えます。護国神社は以前ご紹介しています。【前ぶろぐ

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楼上へあがる階段は90段(たぶん・・・)、一部急な階段もあります。内部は、敦煌壁画の模写で鮮やかに彩られ、エキゾチックな世界です。途中、まじくんが「グリコの看板?」と思った壁画も・・・撮影禁止なので、頂いた資料を撮ってみました。↓クリック拡大、探してみてください。バチ当たるかな。(^^;)*まじくん、祇園閣のスケッチをしました。【お絵かきぶろぐ

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第35回京の夏の旅 http://www.kyokanko.or.jp/natsu2010/index.html

期間:7月10日~9月30日まで 10:00~16:00

大雲院・祇園閣 拝観料:大人600円 小学生300円 所要時間:30分

駐車場はありません。周辺の駐車場(円山公園や高台寺)をご利用ください。

この後は、近くのおいしいランチをご紹介します。次のぶろぐにて。 


東山、祇園閣に上っています。

2010年07月10日 | 京都市東山区

京都、祇園閣に登っています

第35回京の夏の旅「文化財特別公開」

大雲院の祇園閣(ぎおんかく)に上っています。

京都、祇園閣に登っています

高さ36メートルの閣上から京都市内がよく見えます。

あ、龍馬のお墓【前ぶろぐ】、発見!

以上、携帯よりお伝えしました。

詳細は後ほど。

*祇園閣(ぎおんかく)は、高台寺から見える

祇園祭の鉾の形をした建物です。【前ぶろぐ


「街かど古典カフェ」夏季講座へ行ってきました!(2)

2010年07月09日 | 京都市上京区

Imgp0721_2昨日、街かど古典カフェ夏季講座の第2回目へ行ってきました。街かど古典カフェは、講師の方を囲み、京町家やカフェなどくつろいだ雰囲気の中で、古典に親しみ、学び、こころ豊かな時間を過ごすというものです。

京まちや平安宮で行われる、同志社女子大学名誉教授の朧谷壽(おぼろや ひさし)先生の講座に参加させていただいております。テーマは「平安京と祭礼」祇園祭にスポットを当て、京の祭礼を紐解くというものです。

会場の京まちや平安宮は七夕のしつらえがされていました。織姫にちなんだ生糸がつやつやとして美しかったです。

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2回目の講座は「祇園祭」についてです。祇園祭は、古くは、祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)と呼ばれ、清和天皇の代、貞観11年(869)、日本全国に疫病が流行した際に、その退散を祈願して行われました。鉾を当時の国数にちなんで66本を作り、疫病神の牛頭天王(ごずてんのう:スサノオノミコトの事)を祀って、神泉苑に送ったことに始まります。66本の鉾は長さ2丈(6m)と記されていますが、鉾とは、現在の祇園祭の鉾ではなく、槍のような形・・・以前、京都御所の一般公開の際に、即位式の威儀物として展示されていたような形です。写真を撮っています。【前ぶろぐ

過去の祇園祭の様子は、いくつかの絵巻物や記録にでてきますが、鉾が現在の形になったのがいつ頃のことか?はっきりわからないそうです。三条公忠の書いた「後愚昧記」の永和2年(1376)の日記には、祇園祭で大きな鉾が倒れて、老尼が下敷きになって亡くなったと記されていますから、その頃にはすでになんらかの変化があったのでしょうね。また、1550年代に、信長が上杉謙信に贈ったとされる狩野永徳筆の洛中洛外図には現在と同じような鉾の形が描かれています。それより古い時代に描かれたとされる町田家本(歴博甲本)にも、現在の山鉾と同じような形が描かれます。国立歴史民俗博物館のサイトの館蔵資料の紹介(webギャラリー)、洛中洛外図屏風(歴博甲本)右隻で、詳細な絵を見ることができます。現在の長刀鉾の様な鉾も描かれていますが、曳いているのは5人ほど・・・現在より小さなサイズのようですが、人物は省略して描かれているのか?昔の人は力持ちだったのか?あれこれ考えてると面白いです。(^^)ぜひ、サイトを覗いてくださいね。↓

国立歴史民俗博物館 http://www.rekihaku.ac.jp/index.html

Imgp0728_2 さて、朧谷先生の講義とともに楽しみにしているお菓子、今回は祇園祭に因んだものです。菊水鉾の茶席のお菓子として知られる「したたり」、八坂神社の紋が入ったうちわと鮎の形の琥珀です。「したたり」は、亀廣永さんのお菓子で、寒天にざらめ、水飴、黒砂糖を加えて煮詰め、棹に流して固めたお菓子です。したたりという名前は、鉾の伝説で、菊からしたたるつゆを飲み長寿を保ったといわれる菊慈童にちなんでいるそうです。

昨日の気温は、約34℃!今回もがんばって着物で参加しました前回、正座で足袋の履口が痛かった(足首が太いから?)ので、今回はコハゼ(留め具)のない伸びる足袋にしました。お蔭さまで痺れはしなかったですが、やっぱり、がんばって、コハゼのついた木綿の足袋を履かなくちゃ。粋=やせ我慢と、誰かか言ってたなぁ・・・。(^^;)

Imgp0718_2ところで、私が、初めて祇園祭に行ったのは京都へ嫁いでからです。宵山へ行った時は、なんの知識もなかったので、単なる大規模な夜店?ちょうちん山?すごい人!みたいな感想でしたが・・・その後、山鉾巡行を見てからは見方が変わりました。絢爛豪華な造り、不思議な衣装、長い歴史・・・京都に嫁いで10年、ようやく祇園囃子を聞くとワクワクするようになりました。来週末は、いよいよ山鉾巡行!ぜーんぶ見たいけど、土曜日なんですよね。すごい人でしょうね。恐ろしや。(><)

古典の日 http://www.kotennohi.jp/index.html

古典カフェ夏季講座のご報告は・・・ (1) (2) (3) (4)

 


京都:祇園祭のおススメのお土産(2)「ぽりぽり」

2010年07月07日 | グルメ・お土産

今日は、午後3時ごろ、すごーい雨が降りました。道=川?と思うくらいの雨です。ちょうどまじくんの下校時間で、傘をさしていても全身びしょ濡れで帰ってきました。降っていたのは1時間程、これがゲリラ豪雨っていう雨ですね・・・。(@Д@;)

さて、京都では、連日ニュースで、祇園祭の話題が取り上げられています。祇園祭は7月1日の吉符入りから31日の夏越祭【前ぶろぐ】まで行われる、歴史も長いですが、開催日程も長ーいお祭りなんです。昨年は、宵々山【前ぶろぐ】や山鉾巡行【前ぶろぐ】、花傘【前ぶろぐ】を楽しみました。

今日ご紹介するお菓子は、北尾商事の「黒豆ものがたり」です。北尾さんは文久2年(1862)創業のお豆屋さんです。「黒豆ものがたり」は、丹波産の黒豆を使用した豆菓子で、京の四季を描いたかわいい小箱に入っています。祇園祭の絵柄は「宵山:ぽりぽり:368円」「山鉾巡行:黒豆サラダ:420円」の2つです。

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豆菓子がいろんな種類がありますが、その中でも私のお勧めは、宵山の箱入りの「ぽりぽり」です。あられに黒豆きなこがかかっていて、おいしくて、気がつけば、つい“ぽりぽり”食べています。箱サイズ宵山105ミリ角、山鉾巡行は118ミリ角です。日持ちもします。

北尾 http://www.kitaoshoji.co.jp/

*京都駅ならみやこみち CUBEなどで買うことができます。


京都:祇園祭のおススメのお土産(1)「祇園ちご餅」

2010年07月06日 | グルメ・お土産

昨日、祇園祭の長刀鉾の吉符(きっぷ)入りが行われました。吉符入りとは、神事始めの意味で、祭り期間中の無事を祈ります。神事の後、四条通に面した長刀鉾の会所2階から稚児が「太平の舞」を披露します。現在は長刀鉾のみに生稚児(生身の男の子)が乗っていて、その他、函谷鉾などには稚児人形が乗っています。昨年は、山鉾巡行の際の長刀鉾の稚児のしめ縄切りの様子をご報告しています。【前ぶろぐ

P1150506今日は、稚児に因んだお菓子をご紹介します。三條若狭屋さんの「祇園ちご餅:315円」です

昔、祇園祭には、6月1日に社参という稚児の「御位貰い儀」の行列があり、八坂神社の帰り楼門の茶店で、稚児が一同に味噌だれをつけた餅と飲み物を振舞ったそうです。その餅が厄を除き福を招くと伝われ洛中の評判になっていたそうです。大正初期、お稚児さんのお世話をしていた、三條若狭屋さんの二代目が忘れられていた餅の事を知り、祇園ちご餅を創作したそうです。

ちまきのように竹の皮風の紙で包み、三色の短冊が飾られています。お餅は、白味噌を甘く炊いたものを求肥で包み、氷餅をまぶし竹串にさしてあります。白味噌が甘しょっぱくておいしいです。串のサイズは12センチほどのかわいいお菓子で、1人で3本ペロッと食べれます。(^^)お値段も手ごろで、ちょこっと配るお土産にもいいですね。日持ちは7日、箱入りもあります。1年中販売されていますが、祇園祭のお土産におススメです。

P1150507現在でも、日程や形式はちがいますが「お位もらい」が行われています。稚児が八坂神社に参拝し、正式な「神の使い」となります。その際に、稚児餅がふるまわれているそうです。(たぶん、このお餅ではありません)

なお、祇園祭では、山鉾で「厄除けちまき」を売っています。これは玄関に飾る御守りで、食べれません。なぜ?ちまきなのかというと・・・蘇民将来、茅の輪くぐりと同じ由来です。詳細は【前ぶろぐ】にて。*黒主山には食べれる「ちまき麩」があります。、

三條若狭屋 http://www.wakasaya.jp/

*京都駅ならキューブポルタみやこみちで買うことができます。


京都全日空ホテルでディナーバイキング

2010年07月05日 | グルメ・お土産

一昨日(3日)、京都全日空ホテルへ行ってきました。パパの仕事関係の会議&宴会があり、車で送りがてら、まじくんと2人で食事してきました。この日は、朝からずーっと雨、屋上のビアガーデンも雨のため営業中止でした。ま、営業してても、運転手なんで飲めませんけどね。(^^;)ここのビアガーデンは二条城のライトアップを見ながら、大型スクリーンでスポーツ観戦もできるそうです。サッカー観戦などは盛り上がりそうです!いつか行ってみよう・・・。

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ロビーはしっとりとしたやさしい色合いで、ロビースタッフは和服を着ておられます。和服を着たまま、荷物カートを押してお部屋まで案内する姿・・・なんか不思議な感じがしましたが、考えてみれば温泉の仲居さんもそうですもんね。(^^;)

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1階のカフェレストラン「コージー」グルメディナーバイキングを頂きました。ここは窓越しで滝を見ながら、お食事を頂けます。

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和洋中70種類の料理がずらーっと並んでいます。料金は大人4,500円、シニア(65歳以上)4,000円、小学生2,000円、幼児:無料です。幼児無料は嬉しいですね。料金にはソフトドリンクも含まれています

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シェフのコーナー料理で、オマール海老のポワレサーロインステーキフィレステーキを頂きました。その場で調理してテーブルまで運んでくれます。ステーキとってもおいしかったです。和風ソースをかけていただきます。まじくんは、フィレステーキおかわりしていました。(@Д@)

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海老チリも海老たっぷりで、どんぶり1杯分食べた?くらい食べました。

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デザートも、フルーツやケーキ、自分で作れるソフトクリームもあります。京都らしく抹茶ソフトもありました。もちろん、子供が大好きビーフカレーもパスタもあります。ステーキ2枚にビーフカレー・・・普段食べれないおいしいお肉をたっぷり食べて、まじくんは終始ご機嫌でした。

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地階には、お土産コーナーがあります。ちょっとしたお土産なら十分なくらい揃っていました。なんと、プールもあります。お得なプールプラン、食事とプ―ル&サウナがついて4,000円!これいいですねぇ。また、希望すればジョギングマップももらえます。ここから二条城をぐるっと走って2キロ、京都御所をぐるっと走って6.4キロです。

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ここの駐車場は、お食事2,000円で4時間無料なので、食事と周辺観光にも便利です。

京都全日空ホテル http://www.ana-hkyoto.com/

   


東寺「ガラクタ市」へ行ってきました。(2010.7)

2010年07月04日 | 京都市南区

今日は、東寺のガラクタ市へ行ってきました。毎月第一日曜日に東寺境内で行われます。東寺で毎月21日日行われる弘法市は、いろんな露店が出ていますが、ガラクタ市は、食品や飲食露店は1~2店で、骨董品、古着、最近は手づくり品の露店が並んでいます。弘法市に比べて、お店が少ない分、のんびりゆったり見ることができます。今日は、雨を警戒してか、店の数も少なめで、こじんまりと陳列しているお店も多かったです。今日の午前中は風が吹いて涼しかったけど、午後からはじとーっと、暑くなりました。結局雨は降りませんでした。

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今日は、外人さんの団体をよく見かけました。今頃が旅行シーズンなのかな?祇園祭のころは外人さんが増えてるように感じます。露店では、着物を見ている外人さんが多いです。この季節は浴衣も出ているので、気軽に試着できます。そういえば、帯締めばかりを沢山買いもとめているイスラム系の女性を見かけました。何に使うのでしょう?現地での女性は、黒い服の下は思いのほか鮮やかだと聞きますから、ベルトがわりに腰につけるのかな?

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春から修理のためシートがかかっていた金堂が綺麗になっていました。先日の弘法市はシートがかかっていたんで、つい最近終了したようです。屋根の上の鬼瓦(龍)?よくみるとなんだかユーモラスな顔しています。以前もあったんですが、こんな顔だったかな?(写真クリックで拡大)う、うなぎ犬みたいな顔?・・・失礼(^m^)そういえば、鬼瓦職人は鬼師って呼ばれるそうです、なんか怖そうだけどかっこいいかも?ちなみに、鬼じゃなくても、瓦の飾りは鬼瓦といいます。弘法市の時は金堂が開かれ近くに寄れますので、もっとしっかり撮ってきます。

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蓮池の様子は、つぼみはたくさん上がっていましたが、今日は残念ながら咲いている花はありませんでした。来週はいっぱい咲きそうです。(^^)ここの蓮の花は、背は低いものの八重咲きで、とってもきれいです。【前ぶろぐ

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東寺はよく出かけています。先月もガラクタ市を紹介しています。【前ぶろぐ】弘法市はできるだけ毎月出かけています。【東寺周辺・弘法市:カテゴリ

東寺 http://www.toji.or.jp/  参拝:無料  駐車場:600円(2時間)*ガラクタ市は駐車場が使用できますが、弘法市では駐車場が使用できません。


町家ショップ&カフェ「綾綺殿」でランチ

2010年07月02日 | グルメ・お土産

Imgp0620昨日、古典の日のイベント「街かど古典カフェ」の夏季講座へ行ってきました。。【前ぶろぐ】会場は上京区にある京まちや平安宮で、辺りは、平安時代、平安京内裏のあった場所です。

その近くに「町家ショップ&カフェ 綾綺殿」さんがあります。講座の前にランチを食べてきました。

綾綺殿(りょうきでん)は、女楽人が琵琶や筝などを演奏し、唐装束をまとった妓女が舞う舞台となったところで、天皇の居所であった内裏の中心的な存在である紫宸殿の東北に位置していました。*現在の京都御所では紫宸殿はありますが、綾綺殿は再現されていません。【前ぶろぐ

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ショップには有機栽培のマーマレードやイタリア野菜のオイル漬け、オリーブオイルなどが売られています。カフェで、パニーニ(650円)とハーブティ(530円)を頂きました。パニーニとは、イタリアのホットサンドで、焼きたてのカリカリのパンに、ショップにも置かれているドライトマトやナス、ハムなどが挟んでありました。添えられたサラダのドレッシングもさっぱりしておいしかったです。

町家ショップ&カフェ 綾綺殿 http://www.ryokiden.com/

周辺には、平安宮にまつわる石碑がたくさんあります。散策するのも楽しいです。【前ぶろぐ参考


「街かど古典カフェ」夏季講座へ行ってきました!(1)

2010年07月01日 | 京都市上京区

Imgp0622_2今日は、街かど古典カフェの夏季講座へ行ってきました。街かど古典カフェは、講師の方を囲み、京町家やカフェなどくつろいだ雰囲気の中で、古典に親しみ、学び、こころ豊かな時間を過ごすというものです。

今回も、昨年に引き続き、京まちや平安宮で行われる、同志社女子大学名誉教授の朧谷壽(おぼろや ひさし)先生の講座に参加させていただきました。テーマは「平安京と祭礼」祇園祭にスポットを当て、京の祭礼を紐解くというものです。

第1回目は、平安京の成立についてです。平城京から長岡京、そして平安京の街の移り変わり、当時の住宅事情などわかりやすく楽しいお話です。なお、祇園祭は、昨年は、宵々山【前ぶろぐ】や山鉾巡行【前ぶろぐ】、花傘【前ぶろぐ】を楽しみました。宵山は単純に祇園囃子や夜店を楽しんでますが、山鉾、花傘は見るたびに不思議なことがいっぱいです。なぜ、この街にこの名称の山鉾なのか?奇妙な装束?風習・・・知れば知るほど不思議です。この先の講義が楽しみです。

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会場の京まちや平安宮は、築80年を超える京町家です。エアコンがないと事前に分かっていたんですが・・・前回講座に引き続き、今回も着物で参加し、夏の京町家を体感しようと申込時に、心に決めていました。しかし、私は今年の桜の季節以来の着物で、帯を締めるのも一苦労(^^;)マメに着ないと帯結びも身体が覚えてなくて悪戦苦闘(><)クーラーをガンガンかけた自宅部屋でなんとか帯を結び、気温33℃の街へ覚悟して出かけました。着物も着てしまえば、案外涼しく、歩いている間は、時折裾から風が入り快適です。ひとたび立ち止まると結構暑いけど・・・市バスはクーラーが利いているし、外出は思ったほど大変ではありません。

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それでも、受付を済ませ、選んだ席は、扇風機のそばでした。腰をおろして“あ、夏の京町家を楽しむんだった、扇風機のそばはズルイ?”と思いましたが、まずは第1回めだし、お許しを。(^人^;)・・・で、結果は、扇風機効果と、町家の夏仕様のしつらえ、時折通り抜ける風のおかげで、暑さは苦ではありませんでした。それより正座のほうが辛かった。時間がたつと足がむくみ、足首太いからか?足袋が痛い。(T0T)まぁ、正座の辛さは前回の講座に参加したときに体験済みなので、仕方ないですね。*希望すればイス席もあります。

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古典カフェでは、毎回、趣向を凝らしたお菓子も楽しみの一つです。今回は「露の白玉」です。蓮の花に見たてたお菓子で、露に囲まれた真ん中の小豆は蓮の実、、中身のピンク色は蓮の花を表しています。

古典の日 http://www.kotennohi.jp/

古典カフェ夏季講座のご報告は・・・ (1) (2) (3) (4)

昨年の様子は「街かど古典カフェ」 (1)(2)(3)(4) にて。

この後は、近くのおいしいランチをご紹介します。次のぶろぐにて。