まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都祇園祭「山鉾町」ぶらぶら見てきました。2013

2013年07月14日 | 京都の祭

今日は午後から山鉾町をぶらぶらしてきました。午後1:30頃、岩戸山のあたり・・・は、まだ人もまばら。町会所では粽や手ぬぐいなどが売られ、懸装品などが展示され、搭乗できるものもあります。宵山(夜)は人がものすごく多いので、ゆっくり楽しみたい方は、日中の見学がおすすめです。

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↓御神体にお参りの儀式かな? 続いて舩鉾(ふねぼこ)です。↓形が印象的だし、巡行時の辻回しも迫力があって、人気です。昨年の巡行の様子は【前ぶろぐ】にて。

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伯牙山です。・・・ところで、右下写真の看板に注目!「鉾の埒(らち)内」・・・「埒が明かない」の埒です。埒とは馬場に設けられた柵の事、山鉾の周りにある柵も埒というそうです。

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芦刈山です。↓町会所の御神体や懸装品がたくさん展示されています。

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尾形光琳原画の「燕子花(かきつばた)図」の胴懸も間近に見れます。

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行列?実はご朱印(スタンプ)の行列です。志納(100円程度)で自分で押印します。ご朱印帳は町会所などで売られています。私の持っている祇園祭手帳は2009年の初版本です。購入時、はそんな人気でもなかったのに、今年はあちこちで行列ができてました。ご朱印帳もいろんな種類が出ています。

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油天神山です。手ぬぐい(600円)を買いました。地図柄で携帯すると迷子にならずにすむかも。(^m^)便利かも~。

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ぶらぶらしていると、雨雲が広がり、風も吹きはじめ・・・雨がポツポツ・・・そこで、地下道へ下りました。この後、昨日に引き続き、ゲリラ豪雨が。(><)祇園祭の頃はいつもこうですね~。雨は30分程でやみましたが、その後はスッキリしないお天気でした。

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小雨になったのをみて、再び山鉾町をぶらぶら・・・。3時過ぎぐらいから人出が増え始め、一方通行になるところも・・・。雨のためかかっていた提灯などが取り外されています。残念。右下写真:占出山懸装品です。とても見応えがあります。

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182年ぶりに復元新調された一番水引の三十六歌仙がとてもきれいでした。平成19年から作業をはじめ今年披露されます。立体的でとても美しかったです。

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会所で占出山ゆかりの「吉兆あゆ:1,000円」を買ってきました。大極殿さんの若あゆ(中は求肥のみ)が5つ入っています。もちもちでおいしいです。日持ちは5日ほど。

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山伏山です。東北支援のお守りなどが売られています。てるてる坊主のお守りは300円。購入すると抽選で東北グッズももらえます。外れてもバッチがもらえました。

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【おまけ】山鉾町をぶらぶらする楽しみは他にも・・・各所で和装品などのセールがたくさん行われています。浴衣や帯が1000円ぐらいから。小物もたくさんあります。

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和紙のコースター(200円)を買ってきました。定価は300円です。右下写真は、四条通堺町角の野村證券京都支店にある「からくり時計」です。定時になると、祇園祭の長刀鉾と43体の人形が時計の下部から登場し、祇園囃子「九段」の音色を響かせながら、回転します。

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祇園祭 http://www.gionmatsuri.jp

 


京都花景色:宇治「三室戸寺」蓮酒を楽しむ会 2013

2013年07月13日 | 京都府宇治市

昨日、宇治の三室戸寺の「観蓮会:蓮酒を楽しむ会」へ行ってきました。蓮の葉に酒を注ぎ、茎より飲むと、健康・長寿に効ありと伝えられています。15年ほど前から行われています。先月訪ねた紫陽花苑【前ぶろぐ】には、少し花が残っていました。ちなみに、紫陽花の花に見えるところはガクですから、散ることはなく枯れていくというのが正解ですけど・・・。

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宇治の「花の寺」として知られる三室戸寺は、春の桜、つつじ、石楠花、紫陽花・・・と、拝観客でにぎわう季節が終わり、蓮の季節は暑さもあるからか、ちょっと静かです。

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本堂前にはたくさんの蓮の花が咲いていました。珍種の蓮『大洒錦』、古代の大賀ハス、青円寺ハス、陽山紅、ミセススローカムなど約100種250鉢あります。蓮酒を楽しむ人も、いっぱいいました。蓮鉢で囲まれた場所で楽しむ事ができます。(拝観料:500円とは別に蓮酒券:500円が必要です)*開催はこの日のみです。

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観蓮会は9:00開始です。訪ねたのは10時過ぎ、受付には少し行列で20分程待ちました。蓮酒券は先着300名です。朝切った葉が足りなくて、途中で、お世話役の方が蓮の葉を切る姿も・・・ ちなみに、切りたての葉を使う方が、蓮エキス?がたくさん出るそうです。*蓮御飯(550円:15日まで各日100食)もあります。

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葉の真ん中に開けた穴から茎を通ってお酒が流れ、口に入ります。茎をまっすぐにすると流れすぎるようで、ちょっと茎を曲げて、吸って飲むのがコツだそうです。・・・私はドライバーなので形だけ(TmT)*飲まなくても区域内で写真を撮る人も蓮酒券が必要です。なお、蓮の葉は、盃型に持たないとお酒がこぼれますので要注意!

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平日だからか、意外にも女性客が多かったです。蓮の茎を通すと日本酒は少しマイルドになるそうです。お酒はお願いすればお代わりもいただけますが、お寺の境内ですから、酔わない程度に・・・。昨年の蓮酒の様子は【前ぶろぐ】にて。

三室戸寺はよく出かけています。【カテゴリ:京都府宇治市

三室戸寺 http://www.mimurotoji.com/  拝観所要時間約60分

拝観料 大人:500円 小人:300円 駐車場500円

 

 


京都祇園祭「鉾建て」見てきました。2013

2013年07月11日 | 京都市下京区

今日は午後から祇園祭の「鉾建て」を見てきました。各町の収蔵庫から出して組み立てられます。伝統の手法で時間をかけて組み立てられます。「鉾建て」は7月10日~11日、「山建て」は7月12日~14日に行われます。鉾と山のちがい・・・ちょっとややこしいですが、長い鉾(先に飾りがある)が立っているのが鉾、真松や飾りが立ってる(載ってる)のが山・・・例外もあります。(四条傘鉾、綾傘鉾、船鉾、蟷螂山、橋弁慶山、浄妙山)

「菊水鉾」です。↓昭和27年に再興された昭和の鉾として偉容を示しています。唐破風の屋根に特徴がありますが、まだ組立前ですね。(^^;)

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【左下写真】「函谷鉾(かんこぼこ)」です。鉾頭は三日月と山を重ねたもの。前懸は旧約聖書の一場面「イサクに水を供するリベカ」を題材にした16世紀の毛綴(けつづれ)で、重要文化財に指定されています。先日世界記憶遺産として指定された「慶長遣欧使節関係資料」にかかわる仙台藩藩士の支倉常長一行がスペインから持ち帰ったものでは?とも、いわれています。(前懸、胴懸とは山鉾をかざる絨毯や織物)

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【右上写真】巡行の先頭を行く「長刀(なぎなた)鉾」です。今年、胴懸が新調されました。白いクジャクの柄だそうです。組立は釘をつかわずに、縄で美しく丁寧に行われます。私の知人に、毎年鉾建てを手伝う人がいて、期間中は仕事も休まなくてはいけない、当日も鉾に乗り安全を見守るそうです。いろんな人のおかげでお祭りが続いているのですね~。(^^)

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山鉾町には、授与品がいろいろあります。京都駅ビルの祇園祭のパネル展示を見てきました。ちょっとだけご紹介。【右下写真】カマキリのからくりが特徴の「蟷螂(とうろうやま)」の手ぬぐい、ストラップ・・・かわいいかも。(^^)

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【左下写真】「八幡山(はちまんやま)」金ぴかの八幡宮の鳥居に、左甚五郎の作といわれる雌雄一対の鳩が載っています。二羽の鳩は夫婦和合のしるしとして信仰されています。授与品には鳩笛、鳩鈴があります。【右下写真】「月鉾」ちょっとスタイリッシュな感じの授与品がいっぱい。さすが動く美術館!この季節にはうれしいペットボトルケースもあります。

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「長刀鉾」胴懸の獅子の図案の扇子、辻まわしの竹炭は常に一番、くじ(苦路)とらず、すべり止めに御利益があるそうです。(^^;)

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帰りに、大丸京都店の催事で、中村軒さんの上用饅頭(240円)を買いました。長刀鉾の焼印がかわいいです。(^^)餡はゆず風味でサッパリおいしかったです。中村軒さんといえば・・・マンゴーのカキ氷!前ぶろぐ】今年も食べたくなってきた。(><)ちなみに、冷抹茶は、丸久小山園さんの「水点ておうす」です。フリーズドライなのでだまにならず、すごく点てやすいです。

祇園祭 http://www.gionmatsuri.jp/

 


千本釈迦堂「陶器供養会」陶器市行ってきました。

2013年07月10日 | 京都市上京区

今日は、午後から陶器供養会開催中の「千本釈迦堂(せんぼんしゃかどう)」へ行ってきました。陶器供養会は、日常生活に身近な陶器に感謝し、陶器業界の発展を願う会で、期間中は「陶器市」が開催されます。市とはいえ・・・境内の露店は6軒。

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千本釈迦堂は、正しくは「大報恩寺」といい、鎌倉時代初期に釈迦念仏道場として開かれました。国宝の本堂は安貞元年(1227)の創建で、京都最古の木造建造物です。詳細は大根焚きの際にご紹介しています。【前ぶろぐ】 阿亀桜(おかめざくら)には葉がたっぷり茂って、幹の下は涼しそうでしたが立入禁止です。来年もきれいな花を咲かせてくれるでしょう・・・。

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【おまけ】今日は本当に暑い一日でした。37℃・・・私の体温より高い。微熱?(@Д@;)証拠として車のメーターの温度計を載せておきます。(^^;)

大報恩寺(千本釈迦堂) 京都府京都市上京区今出川通七本松上ル溝前町

*北野天満宮から歩いて10分ぐらいです。参拝自由 駐車場有

陶器供養会 7月9日(火)~12日(金) 陶器市は10:00~20:00 19:00頃には店じまいだそうです・・・。ちなみに、京都では8月に「五条坂陶器まつり」が行われます。こちらはたくさんのお店です。【前ぶろぐ


京都の青もみじ「愛宕念仏寺」1200体の羅漢さん(2013/6/27)

2013年07月09日 | 京都市右京区

先日「愛宕念仏寺(おたぎねんぶつでら)」へ出かけました。愛宕山の一の鳥居のその先(徒歩7分)にある小さなお寺です。本堂は鎌倉中期の再建によるもので大正11年に堂宇の保存のため、この地へ移築されました。

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境内にはたくさんの紅葉があり、秋は紅葉の名所として知られています。【こんな感じ

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 寺の復興を祈願して、昭和56年から一般の参拝者の奉納による1200体の羅漢像が個性的で、ユーモラスです。

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緑の季節に見ると、羅漢さんの様子も紅葉の頃とは違って見えます。なんども訪ねているので、なじみの羅漢さんも・・・(勝手になじみと思っているだけなのですけど)

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漱石の本、大事に持ってる↓愛読書?こちらはビーズのネックレス・・・誰かのプレゼント?

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訪ねた日(6/27)は、紫陽花の花がきれいに咲いていました。考えてみればこの頃は涼しかった。京都は、昨日が梅雨明け、ここ数日37℃近い気温です。えなりくん?↓

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愛宕念仏寺 http://www.otagiji.com/ 

拝観料:大人300円 駐車場有 拝観所要時間:約20分~ ご朱印(500円)

【おまけ】愛宕念仏寺から清滝街道を下っていくと・・・清凉寺の近くに「甘春堂」さんの嵯峨店があります。茶房もありお菓子教室(2名より)も行われています。

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京菓匠 甘春堂 http://www.kanshundo.co.jp/


東寺の「ガラクタ市」行ってきました。(2013.7)

2013年07月07日 | 京都市南区

今日は東寺さんの「ガラクタ市」でした。ガラクタ市は、毎月第1日曜日に開催されます。毎月21日に行われる弘法市は衣食住、いろんなお店が並びますが、ガラクタ市は骨董品、古着(着物)、不用品?などに加え、数店の手作り店が並びます。飲食店は数店です。(3軒?)

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昨日は、関東甲信地区が梅雨明け・・・京都はまだですが、なんか梅雨明けしたような暑さと抜けるような青空です。

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余りの暑さに、早じまいするお店もちらほら・・・。

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今日見つけた面白いもの・・・キョロちゃん?ソフトタイプの筆箱・・・ちなみに、まじくんの学校は今でも小学低学年はこのタイプ愛用者が多いです。缶タイプは学校からNGが出ています。落としたらうるさいから?高学年になると、ファスナーのついたのタイプの愛用者が多いみたいです。

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今日は5泊6日の宿泊学習から元気に帰宅したまじくんも同行です。帰りに売店でスポーツ守り(400円)を買ってきました。学業や部活動など学生向けのお守りが多いです。

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蓮池の蓮が咲き始めていました。見頃の花が見つかりませんでしたが・・・明日には咲きそうなつぼみが5~6輪・・・。

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開きすぎたのが数輪。木陰では鴨がお休み中でした。zZZ..... 

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東寺 http://www.toji.or.jp/   参拝:無料  庭園拝観:有料(公開内容によってちがいます) 駐車場:600円(2時間)*ガラクタ市は駐車場が使用できますが、弘法市では駐車場が使用できません。自転車は車の駐車場受付から 入ると案内してくれます。(無料、ただし弘法市の時は利用できません。)


梅小路公園手づくり市(2013.7)

2013年07月06日 | 京都市下京区

今日は第一土曜日開催の「梅小路公園の手づくり市」でした。以前木曜日開催の時はよく訪ねたのですけど・・・今日は久しぶりに覗いてきました。

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梅雨の晴れ間、ものすごーーーく暑くてじめっとしたお天気のせいか、人も少な目(^^;)なんか、活気がなかった気がします・・・。気のせい?お店も気持ち少な目・・・。暑いもんねぇ。ちなみに、関東甲信地区は本日梅雨明けしました。

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手づくり市 http://www.tedukuri-ichi.com/index.html 

京都市内の手づくり市にはよく出かけます。【カテゴリ:手づくり市



東福寺塔頭「天得院」桔梗の花を愛でる特別拝観(2013/7/4)

2013年07月05日 | 京都市東山区

昨日、雨の中、東福寺の塔頭の「天得院」の「桔梗の花を愛でる特別拝観」へ行ってきました。天得院は、南北朝時代、東福寺30世の住持「無夢一清(むむいっせい)」が開創し、荒廃しています。その後、慶長19年(1614)に豊臣秀吉、秀頼の学僧として寵遇東福寺227世「文英清韓(ぶんえいせいかん)」が住持になります。清韓は、豊臣家を滅亡に導いた方広寺の鐘銘「国家安康、君臣豊楽」の撰文をしたとして、家康の怒りを招き、天得院は一度取り壊されています。現在の堂宇は、天明9年(1789)に再建されたものです。

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受付を済ませ、本堂に目をやると・・・雨の影響か参拝客は少な目でした。こじんまりとしたお庭なので、各自、居心地の良い場所を見つけて過ごし方は様々です。軒先に腰をおろしゆっくり桔梗を眺める人、写真を撮るのに夢中な人、おしゃべりする人・・・。説法など宗教行事はありません。

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枯山水庭園に咲く約300本の桔梗の花は、作庭された桃山時代より丹精込めて育てられてきたものだそうです。東西に延びた長方形の地割に石組を配し、美しい杉苔が一面を覆っています。華頭窓(かとうまど)からの眺めも素敵です。

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特別拝観は7月15日(月・祝)まで行われています。日没後はライトアップしてます。寺宝を見たい場合は日中の拝観がおすすめです。桔梗は青紫の花の他に白い花、八重咲もあります。昨日は2輪ほど咲いてましたが・・・あっち向いてる(^^;)↓

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本堂奥で「桔梗膳」を頂きました。(3,000円:事前予約・昼のみ・拝観料別途)和室ですが・・・椅子席です。ドリンク、アルコール類はありません。矢尾冶さんのお料理です。

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桔梗の花(餡入麩)を添えた五種盛は、ゴーヤの和え物、レンコン、さつまいも、スナップえんどうです。胡麻豆腐、キュウリの和え物、利休麩、湯葉、ヨモギ麩、冬瓜・・・

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賀茂ナスの揚げ物、新生姜ご飯、香の物、赤出汁。御馳走様でした。(^人^)

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天得院 http://www.tentokuin.jp/  拝観所要時間:30分~ 

特別拝観は7月15日(月・祝)まで 10:00~20:30(20:00受付) 拝観料:大人500円 中高生300円 小学生以下無料  桔梗膳:3,000円 お抹茶とお菓子:800円

以前の様子は 【2009/6/18】 【2008/6/15】夜間  【2007/11/15】秋 にて。

天得院のある東福寺周辺は【カテゴリ:東福寺周辺】にて。


吉田山山頂:茂庵でランチを頂きました。

2013年07月03日 | グルメ・お土産

先月、茂庵(もあん)でランチを頂きました。吉田山の山頂あたりにあるカフェです。観光ガイドブックなどには必ずといっていいほど載ってる人気のカフェです。山道を登ってたどり着いたらお店があります。(^^;)日頃運動したりウォーキングしてる人から見れば、それほど大変な道のりではないです。

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窓際の席に座ると、愛宕山や左大文字、下鴨の糺の森などが一望できます。

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6月のランチ(1,370円)を頂きました。豚肉のゴマだれ中華麺、グレープフルーツのサラダ、コーンと卵のスープです。中華麺と豚肉の組み合わせ・・・がっつり頂きました。(^^)

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+200円でドリンクが付きます。(コーヒー・紅茶・ゆずジュース)

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茂庵 http://www.mo-an.com/index.html


洛西の古刹:天空の寺「三鈷寺」二大仏七城俯瞰の地

2013年07月01日 | 京都市西京区

先日、紫陽花が見頃の洛西の「善峯寺(よしみねでら)」へ出かけました。詳細は【前ぶろぐ】にて。善峯寺の北門から出てすぐ・・・「三鈷寺(さんこじ)」があります。北門は回転式で、一方通行になっています。原則、門から出たら善峯寺へは戻れません。気をつけましょう。

三鈷寺は、平安時代の承保元年(1074)に善峯寺を開山した源算上人が草庵を結んで北尾往生院と号したのが始まりです。二祖の観性法橋は、応保二年(1162)自ら浄布を織り佛眼曼荼羅を画いて本尊とされたそうです。三祖は百人一首にも歌を残された慈鎮和尚(慈円)で、四祖の西山上人は浄土宗西山派の派祖です。

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西山上人は、ここを不断如法念仏道場とされるとともに、背後の山が仏器の三鈷杵に似ている事から寺名を「三鈷寺」と改められました。昭和26年(1951)、五十二世台龍上人の徳望により四宗兼学(天台、真言、律、浄土)の西山宗本山として独立しました。その後、平成大修理が平成14年春に完了し、現在に至っています。

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門を入って境内に入り参拝するのは自由なのですが、本堂・客殿の拝観は有料です。本堂の中央には金色不動尊が安置されています。もともとは、二祖が描かれた「佛眼曼荼羅」が本尊として安置されており、その御前立が不動尊だったためだそうです。現在、佛眼曼荼羅は国立博物館で保存されています。また同じくご本尊の「抱止阿(だきとめ)弥陀如来像」が、とても印象的です。1メートルほどの小さなお姿ですが、修復を終えたばかりで目がパッチリ、忘れられないお顔です。他にも、秘仏の大聖歓喜天尊、西山上人の御廟などがあります。

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本堂を拝観した後は、客殿にて眺めを楽しみます。江戸時代に書かれた「都名所図会」「二大仏七城俯瞰(ふかん)の地」と記され、比叡山を始めとする東山三十六峯、宇治、木津方面と京都盆地を一望できる天空の寺です。二大仏とは?東山七条の方広寺【前ぶろぐ】の大仏と、東大寺の大仏【前ぶろぐ】です。え、奈良の大仏が見えた?(@Д@)・・・夜景もいいし、送り火も花火も楽しめるのだそうです。*予約制で夜間拝観もあります。

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眺めを楽しみながらお抹茶を頂きました。(500円:コーヒーもあります)この日のお菓子は鶴屋吉信さんの氷梅でした。モチモチでおいしかったです。(日によって違うそうです)

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三鈷寺の参道は・・・ちょっと険しい道が続きます。バス駐車場から登ると大変です。でも、がんばって登る価値は絶対あります。先に善峯寺を参拝してから三鈷寺を訪ねると参道を下るのがお勧めです。(同じ坂道でも善峯寺の参道の方が楽です)

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三鈷寺 http://sankoji.com/index.php  参拝自由

本堂・客殿拝観:500円 拝観所要時間:30分~60分