黒ラブ ロックが行く

生まれつき肝臓が普通の犬の4分の1しかない、小さい黒ラブと、家族のお話です。

オーストリアへ行ってきたVol 4

2008年04月25日 | 旅行


朝、美味しい朝食をたらふく食べて、いざ出発と思ったらこんなところに、こんなワンちゃんが。
毎朝このホテルの中にある事務所に出勤してるらしい。
ノーリードでズーットいたんさ。
ロックにはできないなこんなこと。と、
又、夫が言い放つ。
そりゃそうだけど。
          

まずは”U”で、シェーンブルン宮殿。
     
時期ではないけれど、キレイに手入れの行き届いたお花畑があり、早朝なのに沢山の観光客がいたり、市井の市民がマラソンしていたりと、気取っていないんだな。

入り口で昔のような洋服を着たお兄さんが、日本語で

”モーツアルトのコンサートありますよ。”

なんて商売していた。
まあ、いろんな場所でいろんなコンサートをやっているみたい。
特に、観光客目当てのが沢山あるらしい。

     
宮殿のバルコニーからグロリエッテを眺むれば、いまだチューリップもちょぼちょぼ咲き。

     
ウン十年前のグロリエッテ。
美女と野獣が、、、。
野獣の方はいまや某銀行のうんとお偉いさんで、奥様は有名な女優さん。

     
グロリエッテからウイーン市内を眺むれば、、、、。


行きは良い良い帰りは怖いと申しますが、ガイドブックにも乗ってるし、帰りは違うコースで帰ろうかと言うことになり、10番の路面電車に乗ったのが間違いの始まり。
いったいどこへ行くんだろう。
ドイツ語全然読めないし。
なんだか山のほうへ登っていくし、

ええい!ままよ!行き着くところまで行っちゃえ!!

なにかわからないところが終点で、どうやら乗り換えの場所らしい。
とにかく地図を広げてこの電車はどうなっているかとか調べたら、どうやら市内へも入っているらしい。

不安な気持ちで眺めていたらかの写真が。
     
ワンコ、OK。
そしてDASH村のアヒル隊長は、どうやら製薬会社のキャラクターらしいことが判明した。

電車の広告に薬らしきものと一緒に写っていたから。

隣に座ってきた妙齢の伯母様に、このバスはここへ行きますかと、身振り手振り地図見せてたずねると、どうやら大丈夫らしいと言っているらしかった。


その間こ一時間迷いまくって、ようやくウイーン大学の横へと出てきた。
見覚えのある建物が、、、、。
     
どきどきモンだった午前中、一時はどうなることかと思ったけれど、無事にリンク内に帰ってこれたので次はお昼。
ここが良かろうと思って入ったレストランは、なんとガイドブックにも乗っていたラントマン。(これも後でわかった。)
ガイドブック持っていてもあまり見ないので、フラットはいってこうなることもある。
ドイツ語のメニューは読めないが、値段だけはわかる。
何とかパスタとか言うのと、アスパラガスとか言うのを、とりあえずビールとともに頼んでみた。

値段も良かったけれど、美味しかった。トイレはもちろん有料。

国会議事堂には外回りの警備もいなくて、みんな自然に石階段に座り込み、肩抱いたりハグしたりキスしたりしていた。
     


巨大なマリアテレジアの像。オーストリアの象徴だね。
     


ハプスブルク家の王宮。
この中にあるマリア・シュトランスキーで、昔買ったプチポアンをクリーニングしてもらおうと言うのがこの旅行の最大の目的だったのですが、あいにく私のはここのではなく、そのお店は20年位前に倒産したとのこと。
でも、10分位待てばキレイにしてあげると言って、みがいてくれた。

バッグはJALパックで行った時に買ったので、まがい物とは思わないけれど、当時でも10万円以上したからネエ。
つぶれたことを首に手を当てて、kill、killと言ってたのが印象的なお姉さんでした。
     
やっぱり馬車で馬糞臭いの。



ここでもやっぱり放し飼いのワンコたち。
ロックも放し飼いにしてもいいところで遊ばせてやりたいなあ。と、のたまう夫。
     


カラスなんだけれど、黒、ねずみ色、白なんだよ。
かなりビックリ。
     


花でト音記号を描く庭園とモーツアルト像と、おっさん。
     

トイレがねミーンナほとんど有料なので、近場にあるホテルへせっせ、せっせと帰ってました。
     

ケルントナー通りを通ってシュテファン寺院へ。
     
昔の格好をして空き缶を前に置いた若者が沢山いた。
そしてモーツアルトのコンサートありますと、あちこちで誘われた。

さて夕食はとガイドブックを眺め、ツム・クックークへ行と決めた。
その前にオトイレ。
昨日から気になっていたホテルの傍の市場らしきもの、ちょっとみてみることに。
          

市場ジャン。
市場終わりだけどみんなお食事してるじゃん。
ここが有名な市場なんて全然知らなくて、(次の日知った)通ってみると、いろんな食べ物やさんが並んでる。
日本語で書いてある店から”ニイハオ”なんて声が。
     

ここでもビールを飲んでいる人たちの足元にはノーリードのワンがじっとうずくまっていた。
     

市場は端から端まで100m以上はあると思われ途中まで行って引き返してきた。
ここまで来て中国語の飛び交う日本料理の店に入る気もせず、一番手前の店がガラス張りで、おばさんも人がよさそうだったので、入ることにした。


STRANDHAUS Fisch genieBen!
メニューはもちろんちんぷんかんぷん。
おばさんはガラス張りのショーウインドウへ私達を連れて行き、ここから好きなものを選べと言う。(らしい)見知らぬ魚や、得体の知れない何かが並んでいるうちから、まずはオードブル。
     
あれと、それと、これとを、littleと言いながら、手前の箒の柄のような、多分きのこだと思浮けど、ちょっと口に入れるのに勇気が必要だった。
でも、まずくは無い。美味しくも無い。味がしなかった。


私はサーモンをメインに頼み、
     

夫はツナを頼んだ。
     
美味しかったけれど、しょうゆがあったらもっと美味いなあと、のたまっていた。
後はグリーンサラダと、ビールとワイン。
合計58.30ユーロ。
昼食よりズーット安かったよ。



朝お土産のチョコを買いにスーパーへ。朝は、7時30分からやっている。
そしてインペリアルトルテも買いに。
ザッハトルテは昨日かってある。
娘の命令なので高くても買わざるを得ない。(ロックの子守を立てに、バイト代も払っているのに、さらに命令される親)
     
オペラ座をバックに写真を取ってると、日本語のガイドブックを持った青年が何かを探している。
3日いただけでウイーン通になったような気がした私(通称おせっかいとも言う)息子と同じ年くらいなのでちょっとだけ
”どこ探してるの?”
彼”市場へ行きたいんですけれど””ナッシュマルクト”
まさに昨日行った市場”すぐそこよ。一緒に行きましょう。”

話を聞くと学会で来ているとか、行きの飛行機の中でも隣に座ったお嬢さんが、学会でウイーンに行くと言っていた。同じ学会とのこと。
狭いなあ。世界は。(?)
市場にお連れしてお別れ。


夫は迎えが欲しいとか、送りが欲しいとか、文句ばかり言うけれど、私は自力で行くのがワクワクするし、ドキドキもするので、なるべく自力を選ぶ。
で、CATに乗った。
荷物もシティ・エアー・ターミナルで、チェックインできるので手ぶらだったし。
     

こうして今回も無事に帰ってくることができた。
あっという間の6日間の旅。
もう少し夫の休みが取れたらいいのに。
時期的にoffだったのでどこも空いていた。
飛行機も帰りは空いていたのであいてる席に移動してのびのびと過ごした。

次はどこに行こうかな。



最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
すごい! (あるべる)
2008-04-26 16:26:55
思い立ってオーストリアに行っちゃうんだ

こう見えても臆病な私はできないかも・・
オットも頼りにならんし・・

でも、行ってみたいなぁ・・・どこか遠くへ。
返信する
あるべるさん (majo)
2008-04-26 23:19:45
ある程度年を取ると、何でもできるようになるんですよ。

今、我が家のネックと言えば次男をどうするか?ということです。

幸い今は長女がプーなので、何とかなりますがね。

思い立ったが吉日です。 はい!
返信する
すごいわー (如月)
2008-04-27 18:21:20
行動範囲がわしとはちがうー。
とおいー。
んで、旦那さんと二人で旅行はいやだーw
手がかかってやすめないーw
返信する
如月さん (majo)
2008-04-28 09:51:34
生意気と思われるかもしれないけれど、若い時から日本中全部回りましてん。
日本一周というのだけでも3回やりましてん。
で、残ってるとこというか、もう一度行きたかったとこへいってますねん。

旦那さんは、海外行くと従順でっせ。一人で何もできないから、、、。
で、置いてくよ!!といつも言ってやります。
返信する

コメントを投稿