魔女のひとりごと

★ 魔女になろう!

京都の花見5 無鄰庵

2015-04-13 | 旅・レジャー・アウトドア
南禅寺舟溜りから徒歩5分未満のところに、無鄰庵(むりんあん)がある。
とても素晴らしい庭園であることは、何十年も前から知っていた。

何十回とすぐ隣の道を通ったにもかかわらず、
見学したことがなかった無鄰庵。「今日こそは!」と入園。

1941(昭和16)年に京都市に寄贈されて以来、京都市が管理しいてる。
入園料は410円とお手頃。
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この庭園も、ここに書いた洛翠や、対龍山荘、平安神宮をはじめとする
数々の有名な庭園を残した、七代目小川治兵衛(通称 植治)の庭。

東山を借景とした雄大で静寂な庭は、
人と車が慌ただしく動いている世界から、
一瞬で別世界に移動した気分にさせてくれる。
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  家屋もきれいに保存されている。
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          この庭には桜はないが、
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       真っ赤なツツジがもう咲いている。

      三つ葉ツツジや、アセビもすくすくと育っている。
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数々の苔類も見事に手入れされている。きっとフワフワ、触ってみたい。

    琵琶湖疏水の水を引き入れた「三段の滝」
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滝・池・芝生や苔を配した「植治の庭」の特徴を備えた池泉回遊式庭園



洋館も残っていて ⇒ 
そこに、かつての主だった、山県有朋の写真が掲示されている。   

我々庶民がこんな贅沢な空間に入れるなんて、
京都市に寄贈されるまではなかったはず。有難いことや。

この南禅寺界隈には、対龍山荘をはじめとする、
非公開の名建築・名庭園を有する別荘が立ち並んでいる。

ところが、対龍山荘を調べてみたら、現在は
「㈱ニトリの保養所・宿泊施設となっている」とのこと。

これはこれで驚き \(◎o◎)/!
大金持ちや政治家などでないと、入れなかったところなのにね~。

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