ピアノの先生という仕事をし始めてから、30年来のファンである白川雅樹先生の
「伴奏つきソルフェージュ」ずっと使い続けていたのですが、10年ぐらい前だったでしょうか、
注文したところ、発行元である龍吟社/リズムエコーズが倒産して、入荷できませんとの回答が、
楽器店からありました。
えぇーショック!!
あんなに素晴らしいソルフェージュの本がもう手に入らないなんて!!
本当にいい曲ばかりなんです。
どんなに短くても、美しい、楽しい・・・
これで育って、声楽の方に言った子もいるんですよ。
ある日歌いながら涙を流してるから、「どうしたの?」と聞くと、
「いい曲だから感動しました」と言うんです。
そのくらいいいんです。
途中、龍吟社からリュウギンシャと変わったものの、表紙も内容も全く同じでした。
1冊目の本なんか、バラバラになるまで(ぼろぼろ?)使ったので、2冊目も購入したぐらいなのです。
そのうちヤマハから、「きれいに歌いましょうソルフェージュ」というのがでて、曲は古今東西の名曲でしたが、
伴奏部分は白川先生・・・
これも結構使いましたが、やはり先生ご自身の曲が好きでした。
そしたら、最近違う出版社から出たというではありませんか!
オンキョウパブリッシュと言う出版社。
知らないところだけど、ヨカッタ!
これでまた、コンコーネまでの入門として、小学生からでも使えます。
メロディーもハーモニーもとても素敵。
これからまた、みんなに歌ってもらう機会増えると思います。
是非お勧めです。
ちなみに昨日ご紹介した、大慈彌先生も使ってらっしゃるみたいですよ。
いいものは生き残るんですね。